GaiXer、金融機関での業務効率化支援を開始 三十三銀行と協働し、面談記録の作成時間を大幅短縮
面談記録は、金融機関の営業店行員が金融商品販売時等に作成する文書であり、正確性と迅速性が求められます。従来、この作業には1件あたり約20分を要していましたが、GaiXerの導入により、作成時間を約5分へ短縮できる見込みです。これにより、行員の業務効率が向上し、より質の高い顧客サービスの提供が可能となります。
■概要
1.目的
行員が手作業で行っていた面談記録作成業務にGaiXerを活用することで、作成時間を短縮し、業務効率化を実現する
2.期待される効果
・お客さまとの面談内容メモ書き作業の負担軽減(注)
・面談記録作成時間の削減
・面談内容の正確な記録
・面談記録の品質向上や均質化、およびお客さま本位の提案力向上
3.試行期間
2024年12月~2025年1月
4.試行店舗
三重県内の数店舗
(注)事前に三十三銀行職員がお客さまに説明のうえ、お客さまの同意を得たうえで行います。
■活用イメージ
株式会社FIXERと三十三銀行は、今後も生成AIを活用したさまざまな業務の効率化に取り組んでまいります。
■エンタープライズ向け生成AIサービス 「GaiXer (ガイザー)」について
GaiXerはChatGPT等に代表される生成AI技術を活用した行政・企業向けサービスです。日々進化する大規模言語モデル(LLM)をメニューから選択して実行、結果を比較することで最適なモデルを選択できることが特徴で、Azure OpenAI Serviceを軸に開発し、データ保護機能、アクセス制御機能を通じ安全にご利用いただけるセキュリティを備えています。
業種別のテンプレートを活用したプロンプト作成支援や、ファイル、Webサイト、社内マニュアルの学習に基づく高品質な回答生成が可能で、対話形式でプロンプトが生成できるテンプレート機能もあり、利用初日から高い生成品質を得ることが可能です。加えて、クラウド上の様々なサービスと結合することで、カスタマーサポート支援や文書作成業務の効率化など、さまざまな分野での活用を可能としています。
GaiXer公式サイト: https://www.gaixer.com/
■株式会社FIXERについて
FIXERはクラウド黎明期に創業したクラウドネイティブカンパニーです。
当社はクラウド基盤である「Microsoft Azure」が本格的にサービスを開始する前の2009年に創業。2010年の正式サービス開始と同時にエンタープライズシステムのクラウド化をプライムとして引き受け、日本におけるクラウドの黎明期からAzure普及の一翼を担ってきました。政府がクラウドを行政システムの第1選択とする「クラウド・バイ・デフォルト原則」を示した2018年以降、エンタープライズシステムのクラウド環境へのリフト(移行)&シフト(進化)のニーズは、ますます高まっています。こうした中、FIXERがこれまで培ってきたクラウドネイティブなテクノロジーで日本のDXを加速させることが、我々のミッションであると考えています。
会社名:株式会社FIXER
代表者:代表取締役社長 松岡 清一
所在地:東京都港区芝浦1-2-3 シーバンスS館 最上階
Webサイト:https://www.fixer.co.jp/
※Microsoft、Azure、Azure OpenAI Service、Wordは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
※その他記載の会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
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