国際会計基準IFRS16号対応機能でシンガポール本社との連結決算を効率化 ホテルマネージメントジャパン、国内19拠点にmultibookリース資産管理採用
〜今後のリース資産増を見据え、Excel管理脱却、人的ミス減、業務標準化を実現〜
◾️背景
HMJは全国にて「オリエンタルホテル」、「ヒルトン」、「ホリデイ・イン」など、国内外のブランドをはじめ東京ディズニーリゾート(R)・パートナーホテルなど多種多様なホテル経営および運営を行っています。ホテルを運営する連結子会社は、海外の親会社に対してIFRS16号に対応した連結決算報告をする必要があります。また、親会社および各子会社でリース資産を保有し、また、今後も保有するリース資産が増加することが見込まれています。HMJはリース資産のExcelでの管理から、より効率化されたシステムの導入を検討しており、multibookリース資産管理機能の採用が決定されました。当社はHMJの国内19拠点へmultibookリース資産管理機能を提案・導入し、HMJは以下のような成果を目指します。
１、 連結修正仕訳、注記情報などを自動生成し、決算業務効率化
IFRS16号に対応した連結修正仕訳、連結注記情報をシステムにて自動計算・自動生成することで、手作業を削減し、決算業務の効率化を実現します。
２、 前払や再測定など煩雑な計算をシステム化し業務を効率化
multibook上でIFRS16号に対応した連結修正仕訳、連結注記情報を出力し、また前払や再測定などにも対応しているため、煩雑な計算や複雑な仕訳にも対応します。
３、 脱Excelにより業務標準化を実現
脱Excel・システム化によって誰が担当者となっても同様のアウトプットを出力、業務標準化を実現します。
当社は今後も、顧客のニーズに応える優れたソリューションの提供を通じて、ビジネスの成果最大化と持続的な成長を支援してまいります。
■multibook リース資産管理モジュール 機能紹介
「multibook」リース資産管理モジュールでは少額、短期、資産計上を自動判定。使用権資産当初計上額、リース負債当初計上額、毎月のリース負債返済額、支払利息、減価償却費も自動計算することができます。また、 ローカル基準、IFRS基準、両基準の情報を保持し、連結修正仕訳情報、連結注記情報を自動出力します。複数月前払、フリーレント、契約期間開始後の条件変更など複雑な取引にも対応し、利子込法での計算にも対応しています。
※国際会計基準IFRS16号とは
IFRSとは、IASB（国際会計基準審議会）が制定した国際財務報告基準の略称です。その最新基準であるIFRS16号は、2019年1月1日以降に始まる会計年度から適用となったリースの新しい基準です。
※企業会計基準委員会（ASBJ）による「改正リース会計基準」とは
日本では、日本の会計基準を作る企業会計基準委員会（ASBJ）がIFRS16号と同様の改正リース会計基準の草案を公表しており、2026年4月以降に始まる会計年度より適用が義務付けられる可能性があります。このためリース資産を持つ多くの企業で対応が迫られています。
■クラウド型会計・ERP「multibook」概要
海外拠点管理に最適なクラウド型会計・ERPサービスです。12言語※・複数帳簿に対応し、各言語・通貨での会計業務や為替の換算が可能で、複数拠点を本社で一元管理できます。
製造・商社・飲食・建設など多業種にわたり、上場企業から非上場企業まで、31ヵ国・400社への導入実績があります。
サービス名：multibook（マルチブック）
主な機能：12言語対応※、各言語・通貨による会計、固定資産管理、在庫管理、経費精算、連結会計連携、リース資産管理等
※12の対応言語：
日本語、英語、タイ語、ベトナム語、韓国語、ミャンマー語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語（繁体字・簡体字）、インドネシア語
■株式会社ホテルマネージメントジャパン 会社概要
会社名：株式会社ホテルマネージメントジャパン
代表者：荒木 潤一
設立：2005年8月
本社：東京都渋谷区恵比寿 4-1-18 恵比寿ネオナート 4階
事業内容：ホテル経営 および 運営
URL： https://www.oriental-hotels.com/
■株式会社マルチブック 会社概要
会社名：株式会社マルチブック
代表者：代表取締役CEO渡部学
設立：2000年9月
本社：東京都品川区西五反田1-1-8 NMF五反田駅前ビル5階
海外拠点：シンガポール ・タイ ・香港 ・ オランダ
事業内容：
・海外拠点向けクラウド会計・ERPサービスの開発・提供
・海外拠点の経理業務・給与計算業務などバックオフィス業務をサポートする業務代行サービス（BPO）の提供
すべての画像
