Molteni&C、ジオ・ポンティのオブジェコレクション「GIO PONTI OBJECTS」を日本発売
建築家ジオ・ポンティの思想を宿すオブジェを復刻。2026年4月より日本展開

アルフレックスジャパン(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:保科卓)は2026年4月1日(水)より、総合インテリアブランドMolteni&C(モルテーニ)によるオブジェコレクション「GIO PONTI OBJECTS」を日本で発売します。
本コレクションは、20世紀を代表する建築家ジオ・ポンティの膨大なアーカイブに含まれる、250点を超えるデザインオブジェの中から選び抜かれた8点で構成され、その思想と美学を現代に継承するものです。「建築とは人生の解釈である」と語ったポンティにとって、建築、家具、オブジェはいずれも、人の暮らしをかたちづくる創造の一部でした。
彫刻のような存在感をもつものから、日常の中で使えるものまで。それぞれの作品には、幾何学的なかたちを軸に空間を捉え直す、ポンティのデザイン思想が息づいています。時代を超えて愛される美しいオブジェが、住まいに自由で軽やかな余白をもたらします。
ジオ・ポンティ・アーカイヴスのキュレーターであり、ポンティの孫でもあるサルヴァトーレ・リチトラは、本コレクションについて次のように語っています。
「そこにあるのは、単なる装飾品ではありません。新しい生き方を促し、空間と時間を越えて想像力の舞台を整える、鮮やかな“家庭を見守る存在”であり、常に手元に置くべき道具です。それらは美しく、どこか“不可能性”を帯びたオブジェ。過去を呼び起こし、その役割を自由に捉え直す力――それは、装飾から建築、インテリア、陶磁器、ガラス作品、さらには舞台衣装に至るまで、ジオ・ポンティの仕事に通底する本質的な特徴です。」(ジオ・ポンティ・アーカイヴス キュレーター サルヴァトーレ・リチトラ)


GIO PONTI(ジオ・ポンティ)
1891-1979
1891年 ミラノ生まれ。
1921年 ミラノ工科大学卒業後、建築設計事務所を設立。
1923年 磁器メーカー<リチャード・ジノリ>(当時)のアートディレクターに就任。
1928年 建築誌 <domus>を創刊。
以降、建築、デザイン、編集、舞台美術など、多岐にわたる 分野で数多くの作品を手がける。
代表作に<ピレリ高層ビル>、<スーパーレジェーラ>など。近年、再評価が進み複数のメーカーから家具、プロダクトの復刻が進められている。
GIO PONTI OBJECTS コレクション
ー 建築思想から生まれた8つのオブジェ

本コレクションは、ステンレススチール、木、セラミックの3素材に適した製作技法を通して、ジオ・ポンティの探究的かつ実験的なデザインアプローチを表現しています。その背景にあるのは、銀細工師リノ・サバッティーニや構造エンジニアのピエル・ルイジ・ネルヴィら、卓越した職人や専門家との協働です。こうした出会いこそがポンティの創造性の源泉でした。
GIO PONTI OBJECTSは、その精神を受け継ぎ、ポンティの多面的なデザインアプローチを現代の暮らしの中に蘇らせています。
■LA MANO(ラ・マーノ)

イタリア語で“手”を意味する LA MANO は、ジオ・ポンティと銀細工師リノ・サバッティーニとの遊び心ある対話から誕生しました。湾曲させた一枚の金属板から、6本の予期せぬ、どこか可笑しみを帯びた指が立ち上がる大胆なデザインが際立ちます。現在はステンレススチールで復刻され、空間を彩るオブジェとしてはもちろん、ジュエリースタンドとしても機能します。
■POMPEI (ポンペイ)

アイコニックで多機能なオブジェである POMPEI は、キャンドルホルダーとして、あるいは花器として、テーブルのセンターピースやさまざまな住空間に美しく佇みます。わずか3点で支えられたその姿は、大胆な建築構造を想起させます。エレガンスと用途の広さを兼ね備えた、象徴的な作品です。
■CAVALLO(カヴァッロ)

CAVALLO(馬)は、一枚の金属板をシンプルに折り曲げることで生まれた、折り紙のような造形のオブジェです。魔法のように命を吹き込まれたそのフォルムは、平らな素材を芸術へと昇華させるジオ・ポンティの卓越した才能を象徴しています。現在はステンレススチールで復刻されており、光沢のある質感が動物の躍動感を鮮やかに描き出します。
■BUCCHERO(ブッケロ)

古代エトルリアの技法を蘇らせた BUCCHERO は、酸素を遮断して焼き上げることで生まれる唯一無二の深い黒が特徴です。現在では希少な技法として、ブッケリ・アントニオ・ロッシ工房のみがこの伝統を継承しています。古代の技法を現代のデザインへと解き放つアプローチには、過去を再解釈し、新たな調和を見出すジオ・ポンティの創作哲学が凝縮されています。
■COLOMBO(コロンボ)

“鳩”をモチーフにした COLOMBO は、折り紙を思わせる造形で、生き生きとした鳥の魂を表現しています。金属板を用いた洗練されたシルエットには、ジオ・ポンティ特有の純粋な遊び心が宿っています。かつては席札立てとしても愛用されたこの造形は、本コレクションでは彫像として再解釈され、大小2つのサイズで、時代を超えたモダンな輝きを放ちます。
■BOTTIGLIE(ボッティリエ)

高貴で多様な表情をもつ “木”を用いた BOTTIGLIE は、3本のボトルから成る木製オブジェのセットです。アッシュ(タモ)とロビニア(ニセアカシア)という2つの異なる素材、そして対照的な仕上げを施した2種類のアッシュ材を組み合わせることで、素材同士の鮮やかなコントラストと視覚的調和を生み出しています。「住まいを日常の舞台」と捉えるジオ・ポンティの哲学を体現し、それぞれのボトルが独自の個性を放ちながら空間を優雅に彩ります。
■7 TUBI(セッテ・テゥービ)

直径を揃えた7本の金属チューブを異なる高さで束ねた 7 TUBI は、大胆でタイムレスな構造体です。花器やキャンドルホルダー、あるいは純粋な彫像として、住空間に優雅に溶け込む高い汎用性を備えています。シンプルながらも物語性を感じさせるその姿は、時代を超えて未来を見据える、ジオ・ポンティの洗練された美学を象徴しています。
■ARCHITETTURA(アルキテットゥーラ)

イタリア語で“建築”を意味する ARCHITETTURA は、ジオ・ポンティが長年探究してきた"六角形"の取っ手を持たないトレイです。そのフォルムは代表作「ピレリ・タワー」の平面図を想起させ、都市計画から家具までを一貫した建築的視座で捉えたポンティの思想を体現しています。無駄を削ぎ落とした潔い美しさと構造的ダイナミズムを兼ね備えた象徴的な建築作品へのオマージュとなっています。
Molteni&Cと「ジオ・ポンティ・コレクション」の取り組みについて
Molteni&Cは2012年、ジオ・ポンティの相続人との正式な合意のもと、他社にライセンスされている製品を除き、ポンティが手がけた家具を世界で独占的に復刻・展開する「ジオ・ポンティ・コレクション」を開始しました。このプロジェクトは、建築、デザイン、応用美術、出版に至るまで、50年以上にわたるポンティの創作活動に、あらためて光を当て、そのデザイン遺産を現代に継承する取り組みです。今回の「GIO PONTI OBJECTS」は、その取り組みの延長線上に生まれたコレクション。ジオ・ポンティ・アーカイヴスとの協働、Studio Cerri & Associatiによるアートディレクションのもとで開発され、建築とは異なるスケールのオブジェを通して、ポンティのデザイン思想を再解釈しています。



GIO PONTI OBJECTSの販売について
GIO PONTI OBJECTSは、2025年10月14日より、世界各地のフラッグシップストア(※一部店舗)で発売中です。日本では、2026年4月1日よりパラッツォ・モルテーニ東京のみで販売します。
なお、すべての製品には、真正性を証明する鑑定書とシリアルナンバーが付されます。
店舗情報
パラッツォ・モルテーニ東京
■所在地:東京都港区南青山5-16-10
■TEL: 03-3400-3322
■営業時間:11:00-18:00
■定休日:水曜、祝日 <予約制>
■website :https://www.molteni.it/store/tokyo-flagship-store/jp/
※本ショールームは予約制です。ご来店の際は事前にお電話でご予約をお願いします。


1934年にイタリアで創業したモルテー二は、収納を中心とした最高峰の技術を誇るイタリア屈指の総合インテリアブランドです。ベルギー人建築家ヴィンセント・ヴァン・ドゥイセンによるクリエイティブディレクションで、素材の美しさを際立たせた演出性の高い屋内外家具と収納、キッチンのあるハイエンド空間を提供しています。
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