ファミリーマート&むすびえ「2025年度 こども食堂スタート応援助成プログラム」夏期スタートプラン公募のお知らせ
こども食堂を新たに立ち上げるための費用を助成します

こども食堂の支援を通じて、誰も取りこぼさない社会の実現を目指して活動する「認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ(以下、むすびえ)」(事業所:東京都渋谷区、理事長:三島理恵)は、「株式会社ファミリーマート(以下、ファミリーマート)」(本社:東京都港区、代表取締役社長:細見研介)と協働で、ファミリーマート&むすびえ「2025年度 こども食堂スタート応援助成プログラム」を昨年度に引き続き実施いたします。
「こども食堂スタート応援助成プログラム」は、ファミリーマートの店頭募金「ファミリーマート夢の掛け橋募金」をお預かりして、こども食堂を新たに立ち上げる際に必要な費用を助成するプログラムです。
こども食堂は、47都道府県に広がり、全国で10,867箇所(2024年度の箇所数:むすびえ、および地域ネットワーク団体調べ)まで増加し、自発的で多様な市民活動として広がりを見せています。しかし、歩いていけるエリアにまだこども食堂が一つもない地域も多くあります。
むすびえでは、望めば誰でもこども食堂にアクセスできる環境を目指し、子どもが一人でも歩いて行ける距離の目安として、各小学校区に一つ以上のこども食堂がある状態を当面の目標とし、支援を続けています。
本プログラムは、その一助になればと願い、ファミリーマートとむすびえが協働で立ち上げた「ファミリーマート むすぶ、つながるこども食堂応援プロジェクト」にて実施するものです。
2023年度に開始した本プログラムは、これまで全国各地で451箇所のこども食堂の新規開設に活用いただきました。
プログラムが進む中で、こども食堂の誕生が地域をつなぎ、そこに希望が生まれていくエピソードをたくさん伺うことができました。その一助になれたことを大変嬉しく思っています。
【株式会社ファミリーマートからのメッセージ】
ファミリーマートは、「あなたと、コンビに、ファミリーマート」のコーポレートメッセージのもと、未来を担うこどもたちを支援するさまざまな取り組みを進めています。
その中の重要な活動の一つとして、2025年度もむすびえ様と協力し、『こども食堂スタート応援助成プログラム』を開催します。本プログラムを通じて、新たにこども食堂を立ち上げる団体の皆さまの挑戦を力強く後押しするとともに、地域のつながりを深める活動を応援したいと考えています。
これからも、皆さまからの店頭募金を活用し、むすびえ様とともに「こども食堂」の継続助成等、地域活性化につながる取り組みを実施してまいります。
2025年度こども食堂スタート応援助成プログラム 夏期スタートプラン
●概要
<助成金額・採択団体数>
助成金額:50,000円 /1団体
採択団体数:250団体(上限:夏期スタートプランと冬期スタートプランを合わせて)
※採択団体数は変動する場合がございます。
<助成対象期間>
2025年7月1日(火)~2025年11月30日(日)
・上記の対象期間中において「1回目のこども食堂」を開催する場合に限ります。
<助成対象団体>
・日本国内において、これからこども食堂を開設する団体(法人格の有無は問わない)
・団体名義の口座をすでに持っている、または開設する団体
※これまでこども食堂が存在しなかった地域での立ち上げを計画されている団体については、優先的に助成対象とさせていただく場合があります。
<申請受付期間>
2025年7月1日(火)11:00 ~2025年8月29日(金)15時 ※必着
<本助成プログラムに関するオンライン説明会>
本助成プログラムの趣旨、応募書類の書き方、助成プログラム実施の際の注意点、選考基準などをお伝えする説明会をオンラインで開催します。
●オンライン公募説明会
<開催日時>
2025年 7月1日 (火)10:00~11:00 / 17:00~18:00
開催場所:(Zoom)
予約は不要です。以下のリンクからご入室頂けます
zoom03.musubie.net
●詳細はこちら
むすびえHP: https://musubie.org/news/12095/
「2024年度こども食堂スタート応援助成プログラム」採択団体の声
「2024年度に実施した「こども食堂スタート応援助成プログラム」の助成を受けた団体に、「初めてこども食堂を開催したときの様子」や、「実際に開催してみた感想」を聞かせていただきました。
千葉県・みんな食堂かけわたし の声
「『みんな食堂』では、初めは、お互いに名前も知らない多世代のボランティアスタッフの方や利用者として来てくださった方が、調理をする、参加したこどもと一緒にご飯を食べる、そして一緒に遊ぶことを通じて、お互いに交流する姿を目にすることが出来ました。この関係性は、今後『みんな食堂』を継続していくことで、一過性の関わりではなく、日々の生活の中で、少し困ったことがあった時にお互いに助け合えるような、誰しもをとりこぼさない地域や社会を創ることにもつながると感じています。」
京都府・ごはんベース MOGUMOGU の声
「ボランティアスタッフとして参加してくださった地域の方が通学路での見守りをされている方で、いつもは挨拶をしても下を向いて歩いている子が『MOGUMOGU におったおばちゃんや』と声をかけてくれたそうです。またこども食堂では普段通学路や学校では見られない子どもたちの姿があったと言われていました。こども食堂で出会った子がスタッフを見かけた際に『次の MOGUMOGU いく!』と声をかけてくれたりと、少しずつつながりが出来たように感じます。口コミで知って参加してくださる方がいたり、『今度はいつしますか?』『次はあの人に声をかけてみようと思う』と行政や社協から声をかけてもらえたりと認知が広がってきているように感じています。」
福岡県・こども食堂 かあさん家 の声
「私たちの活動の場所は、商店街の一角にある食堂です。 そのため、普段から利用する地域の人や、お店を営む人も多く、こども食堂の時間になるとやってくる子どもたちに「お帰り〜」とか「今日はどうだった?」など、声をかけていただいています。 商店街に子どもたちの元気な声が響くのは、地域の人にとって嬉しいことで、笑顔が連鎖していると感じます。 また、親子で利用する人も多く、お母さんが食事を作らなくてもいいので、「ゆっくり夕食を一緒に食べられる」と喜んでもらっています。 普段は一緒に食卓を囲むことがない家庭もありますが、ここで大家族のようにみんなで食事してもらえることが私たちにとっても喜びになっています。」
2024年こども食堂スタート応援助成プログラム採択団体の開催の様子


多くの素敵な開催報告をいただきました。
今年度もさらにたくさんの地域にこども食堂が新たに生まれるきっかけの一つになれば幸いです。
【こども食堂とは】
地域食堂、みんなの家などという名称にかかわらず、子どもが一人でも安心して来られる無料または低額の食堂。各地で自発的に、多くはボランティアによって営まれ、子どもを中心に幅広い世代の人たちが食を通じて交流する「みんなの居場所」となっています。地域のにぎわいづくりや高齢者の生きがいづくり、孤独孤立や貧困などの課題の改善にも寄与しています。制度の裏付けはありませんが、箇所数は10,867(2024年度確定値)あることが明らかになっています(参考:全国の小学校は約2万校、中学校は約1万校、児童館は4,000箇所)。
「こども食堂が大事にしていること/これからも大事にしていきたいこと」https://musubie.org/precious/
【認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ】
代表者 : 理事長 三島理恵
所在地 : 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-5 リンクスクエア新宿16F
設立 : 2018年12月(2021年5月認定NPO法人取得)
むすびえは、ビジョンである「こども食堂の支援を通じて、誰も取りこぼさない社会をつくる。」を実現するために、こども食堂が全国のどこにでもあり、みんなが安心して行ける場所となるよう環境を整え、こども食堂を通じて、多くの人たちが未来をつくる社会活動に参加できるように活動しています。
具体的には、こども食堂の実態を明らかにし普及・啓発する調査研究、各地域のこども食堂ネットワークを支援する地域ネットワーク支援事業、企業・団体とこども食堂支援を行う企業・団体との連携事業を行っています。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像