リカバリー(休養・抗疲労)行動トレンド2026“なんとなくの休息”は終 焉!「着る・遮断する・没頭する」脳と感覚をオフにする“没入コンディショニング”の新時代
~「リカバリー(休養・抗疲労)白書2026レポート」 Vol.6~
一般社団法人日本リカバリー協会(事務局:神奈川県厚木市、代表理事:片野秀樹)は、一般社団法人日本疲労学会、株式会社ベネクスと共同で、2017年から全国10万人(20~79歳、男女各5万人)に対して行っている健康及び生活状況に関するインターネット大規模調査「ココロの体力測定」を、2026年5月に実施。その結果から「休養・抗疲労(疲労解消)行動の実施率」を2025年、2024年、2023年と比較分析し、最新トレンドをまとめました。2026年は、昨年見られた「アクティブな気分転換」から一転。「着るだけ回復」のリカバリーウェアやアイマスク等による「DMN(脳疲労)遮断」といった高効率なアプローチに加え、仮眠など静的な「おうち休息」がV字回復しました。さらに、手先を動かして無になる没頭体験や、温かい飲料で胃腸を休める内面ケア、小空間での科学的アプローチなど、身体と脳の思考をオフにして整える「高効率&没入コンディショニング」へのシフトが明確となりました。
図表1:リカバリー(休養・抗疲労)行動トレンド2026 15のTOPICS

※リカバリー(休養・抗疲労)行動トレンド2026 15のTOPICSは、本リリースのデータと2025年12月に発表のリカバリー市場規模2025の動向、最新の市場動向を基に、一般社団法人日本リカバリー協会が独自選定をしています。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000085.000085299.html
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リカバリー(休養・抗疲労)行動トレンド2026 15のTOPICSの解説
【休息タイプ】脳・感覚のオフと本質的休息への回帰
■DMN(デフォルトモードネットワーク)リセット: アイマスク(1.15倍)や耳栓(1.09倍)を用いて視覚・聴覚を意図的に遮断し、情報過多による「脳疲労(DMNの暴走)」を予防・リセットする動きが拡大しています。
■『着るだけ回復』の爆発的ブーム: リカバリーウェアは2025年比2.27倍、2023年比3.41倍と急伸。努力を要さず着るだけで疲労回復を図るソリューションが、一過性のトレンドを超えて定着しました。
■『パワーナップ(仮眠)』の完全復活: 2025年に低迷していた「仮眠をとる」(1.16倍)や「リラックス姿勢」(1.10倍)がV字回復。自宅やスキマ時間で身体を休める静的リカバリーへ回帰しています。
【運動タイプ】スキマ時間の身体ケアと気候適応
■オフィス・マイクロワークアウト: 働く環境の整備に伴い、勤務時間や作業の合間に短時間で身体をほぐす「オフィスリカバリー」が新たなコンディショニング手法として定着しつつあります。
■温冷コンディショニング: 冷感グッズ(1.85倍)と温感グッズ(1.32倍)の双方を活用し、極端な気候変化や寒暖差による自律神経の乱れを通年でケアする意識が高まっています。
【栄養タイプ】温かい飲料と胃腸を整える内面ケア
■温かい飲料と胃腸の休息: 休憩時間等に温かい飲料を飲み、消化器官への負担を減らして胃腸を優しく休めるなど、身体の内面からコンディショニングを図るアプローチが注目されています。
■水分&コンディショニング飲料: 水を飲む行動(1.08倍)や栄養ドリンク・サプリの併用により、身体のベースコンディションを日頃から均一に整える習慣が定着しています。
【親交タイプ】環境の変化と自然との触れ合い
■リカバリー・ツーリズム: 単なる観光にとどまらず、日常のストレス空間から離れて心身を再起動(リセット)させることを目的とした「目的型トリップ」が定着しています。
■ボタニカル・リカバリー: ガーデニング(2.32倍)や家庭菜園(2.07倍)など、土や植物に触れることで心身を整える「自然派ケア」が元気な人を中心に支持を集めています。
【娯楽タイプ】感情のデトックスと知的なリフレッシュ
■感情デトックス(涙活): あえて泣くことで自律神経をリセットする「涙活」(1.35倍)が、ストレス解消や感情のデトックス手段として若い層を中心に定着しています。
■脳トレ&知的リフレッシュ: 脳トレ(1.93倍)やパズル(1.92倍)など、あえて適度な集中を必要とする知的刺激を通じて、日常の悩みから意識を逸らすリフレッシュ法が好まれています。
【造形・想像タイプ】手先を使う没入体験と隙間リフレッシュ
■手先の没頭&ちょこっと休息: 編み物やDIY(1.66倍)など手先を動かす没頭体験で余計な思考を止め、「無」になるマインドフルネスな時間を創出。さらにオフィスや日常の隙間に「給湯室での雑談」「手湯」「短時間のちょこっと休憩」といった、若い女性の疲れを優しく解きほぐす手軽な休息ソリューションが注目されています。
【転換タイプ】テクノロジー活用と環境の最適化
■AIにおまかせ自動休養: AI搭載家電(15.79倍)や家事代行などを活用し、家事負担をテクノロジーや外部サービスへ委ねることで、物理的な「休養時間」を創出しています。
■科学×小空間リカバリー: 医学的・解剖学的根拠に基づくコンディショニングツールやノウハウを、自室の一角やオフィスの個室ブースなどの「小空間」に凝縮。場所を選ばず再現性の高い高効率な休養環境を自前で構築する意識が高まっています。
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■ 「仮眠」や「リラックス姿勢」が急上昇!静かな「おうち休息」へ回帰する兆し
2026年の休養・抗疲労行動の実施率調査では、1位「入浴する」(45.6%)、2位「寝る」(42.9%)、3位「コーヒーを飲む」(37.4%)となり、上位は日常的な定番行動が占めました。一方、2025年からの変化を見ると、「仮眠をとる」(1.16倍)や「動画サービスを見る」(1.12倍)、「寝転んだり、リラックスした姿勢をとる」(1.10倍)が大きく上昇しました。2025年は「笑う」「旅行」「外食」といったアクティブな気分転換や外出行動が伸び、静的な休養(仮眠やリラックス姿勢)は減少傾向にありました。しかし2026年は一転し、旅行や外食などの外出系・アクティブ系行動の上昇率が1倍を下回る(減少)一方で、自宅で身体を休める静的・本質的なリカバリー行動へと関心が戻っていることが分かります。
図表2:リカバリー(休養・抗疲労)行動の実施率 単位:%、倍

■ 「リカバリーウェア」が2.27倍と急伸!効率的な「脳・感覚の休息」や「機能的ケア」へシフト
2025年と比較した2026年の休養・抗疲労行動の上昇率を見ると、1位は「リカバリーウェア(疲労回復)を着る」(2.27倍)と圧倒的な伸びを記録しました。次いで2位「異性の友人と外出(買い物、イベントなど)」(1.24倍)、3位「脳を休めるように、一息つく」(1.22倍)、4位「仮眠をとる」(1.16倍)、5位「アイマスクをして視覚を遮断する」(1.15倍)が続きました。昨年の結果では、「ヘアケア」や「メイク直し」といった美容・自分磨き、あるいは「推し活」「テーマパーク」といったアクティブなエンタメ消費が上昇率上位を占めていました。しかし2026年は一転し、着るだけのリカバリーウェアやアイマスク・耳栓(1.09倍)によるデジタルデトックス・感覚遮断、脳の急速オフなど、「身体機能の効率的な回復」や「脳・感覚の休養」を重視するトレンドへ大きく変化しています。
図表3:リカバリー(休養・抗疲労)行動の実施上昇率上位20位(2024年比較)単位:%、倍

■ 2023年からは「リカバリーウェア」が3.41倍と驚異の急拡大!生活に浸透する機能的ソリューションとメンタルケア
2023年からの3年間(2026年比較)における休養・抗疲労行動の上昇率を見ると、1位は「リカバリーウェア(疲労回復)を着る」(3.41倍)となり、前回の比較からさらに加速して首位へ躍進しました。以下、2位「冷感グッズを利用する」(1.85倍)、3位「推し活(アーティスト、アイドル、声優の応援)」(1.62倍)、4位「家族や友人とビデオ会話」(1.51倍)、5位「ヘアケア(頭皮ケア)をする」(1.48倍)が続いています。今回の結果では、気候変動への対応策である「冷感グッズ」の定着に加え、高効率な着るだけの疲労回復「リカバリーウェア」が一時的なトレンドを超えて中長期的な生活習慣へと定着したことが伺えます。また、「涙活」(1.35倍)や「家事代行などを頼む」(1.34倍)、「温感グッズを利用する」(1.32倍)といった、感情のデトックス、家事負担の軽減、温熱ケアなど、多様なアプローチで疲労を解消するソリューションが上昇上位に顔を揃えました。
図表4:リカバリー(休養・抗疲労)行動の実施上昇率上位20位(2023年比較)単位:%、倍

■ 元気な人は「自然・植物との触れ合い」と「能動的な運動」を重視!自然派リカバリーが上位へ
元気な人の、疲れている人(高頻度)と比較した休養・抗疲労行動の実施倍率(上昇率)TOP5を見ると、1位「ガーデニング」(2.32倍)、2位「家庭菜園」(2.07倍)、3位「脳トレをする」(1.93倍)、4位「クロスワードパズル・ナンプレなど」(1.92倍)、5位「スポーツ・運動で汗をかく」(1.89倍)という結果になりました。また実施率に着目すると、「ウォーキング、ジョギングをする」(26.7%)や「旅行に行く」(24.7%)が依然として高い水準を誇っています。元気な人は単に身体を休めるだけでなく、植物を育てる、汗を流す、旅行でリフレッシュするなど、目的を持って活動的にアプローチするリカバリー法を日常的に実践していることが伺えます。
図表5:リカバリー(休養・抗疲労)行動の実施上昇率上位20位(疲労度合別)単位:%、倍

■ ヘルスケアイノベーターは「AI家電」や「専門成分の摂取」へと高度化!先端テクノロジーと身体ケアの融合へ
ヘルスケアイノベーター(健康投資をする人)とラガードのリカバリー行動の実施率を比較した上昇率(倍率)TOP5を見ると、1位「AI搭載の家電を使用する」(15.79倍)、2位「コラーゲン系の食品(サプリメント含む)を摂る」(13.01倍)、3位「ホットヨガ」(12.07倍)、4位「アミノ酸系の飲料や食品(サプリメント含む)を摂る」(11.55倍)、5位「水素水を飲む」(11.51倍)という結果になりました。健康への投資意識が高い層は、最先端のテクノロジーや特定の成分・栄養素を取り入れた、より効果的で根拠のある休養・抗疲労行動をいち早く実践する傾向が顕著です。
図表6:リカバリー(休養・抗疲労)行動の実施上昇率上位20位(健康投資別)単位:%、倍

【ココロの体力測定 2026調査概要】
調査名: 「ココロの体力測定 2026」
期間: 2026年5月
SCR調査対象: 全国の20~79歳の10万人(男女各5万人)
方法: インターネット調査
SCR調査項目: 10問
※疲労度合項目:厚生労働省「ストレスチェック」B項目を基に独自加工して、点数化
※サンプル数は男女各5万人で、各都道府県500サンプル以上を確保し、その後人口比率(都道府県、年代、有職割合)でウエイト修正した。
【一般社団法人日本リカバリー協会 概要】
所在地:神奈川県厚木市中町4-4-13 浅岡ビル4階
会 長:渡辺恭良(神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科特命教授、理化学研究所名誉研究員、大阪公立大学健康科学イノベーションセンター顧問、大阪市立大学名誉教授、一般社団法人日本疲労学会 理事長、一般社団法人脳体力振興協会理事長、Integrated Health Science株式会社 代表取締役CEO)
副会長:水野敬(神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科 特命教授、大阪公立大学健康科学イノベーションセンター 特任教授/副所長、一般社団法人日本疲労学会 理事/事務局長)
顧 問:大谷泰夫(神奈川県立保健福祉大学 理事長、元内閣官房参与)
松木秀明(東海大学 名誉教授、健康評価施設査定機構 理事)
田爪正気(東海大学 健康科学部元教授)
代表理事:片野秀樹 博士(医学)(博慈会老人病研究所客員研究員、Genki Vital Academy 顧問)
提携:ゲンキ・バイタルアカデミー(ドイツ)
URL:https://www.recovery.or.jp/
【リカバリーの定義】
心身の活動能力の減退した機能を回復し、休養をもって生理的・心理的資本である活力を蓄えて次に備えることである。
<報道関係者お問い合わせ先>
一般社団法人日本リカバリー協会 広報事務局
メール:info@recovery.or.jp
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