大通西4南地区第一種市街地再開発事業 ホテルブランドをハイアットの最高級ブランド『パーク ハイアット』に決定
各位
平和不動産株式会社(本店:東京都中央区、代表執行役社長:土本 清幸、以下「当社」)は、この度ハイアット ホテルズ コーポレーション(本社:米国イリノイ州シカゴ、社長兼最高経営責任者:マーク・ホプラメジアン、以下「ハイアット」)の関連会社との間でホテルマネジメント契約を締結致しました。札幌都心を象徴する大通公園とビジネス・行政機能が集積する駅前通の交点に位置する「大通西4南地区第一種市街地再開発事業※1」において、ハイアットが展開する「タイムレス・コレクション」における最高級ブランド『パーク ハイアット』の開業を、2029年に予定しております。
当社はグループ長期ビジョン「WAY 2040」において、成長戦略の一つとして「再開発事業の拡大 ~人々を惹きつける場づくりの全国展開~」を掲げ、札幌再開発を推進しております。また、中期経営計画「WAY 2040 Stage 1」の重点戦略において、長期ビジョンのスローガンとして掲げる「非連続な成長」を遂げるため、ホテル事業の強化に取り組んでおります。本ホテルの開業は、これらの長期ビジョンの成長戦略および中期経営計画の重点戦略に寄与するものであります。
※1 当社は地権者および保留床を取得する参加組合員として当事業に参画しており、ホテル部分は当社が取得する予定です。
■パーク ハイアット 札幌について
国際観光都市札幌の競争力向上への寄与および今後のホテルマーケットを牽引するに相応しい、ラグジュアリーホテルを誘致すべきと考え、ハイアットのブランド、パーク ハイアットを選定しました。パーク ハイアットは、人びとが憩う公園(パーク)や自然をホテル環境に取り入れ、オアシスのような安らぎを与えるホテルを目指して名付けられたハイアットの歴史ある最高級ブランドであり、札幌のまちの特徴である大通公園の魅力をより際立たせるホテルになると確信しています。
『パーク ハイアット 札幌』は、現在当社が権利者の方々とともに進めております「大通西4南地区第一種市街地再開発事業」において計画中の複合ビルの高層部に位置し、札幌市の誕生の歩みとともに歴史を重ねてきた大通公園を望み、都会の喧噪を離れ自然を感じられる洗練された空間と素晴らしい眺望が確保されています。
■札幌でのホテル開発について
本ホテルを整備することにより、国内外からの宿泊者に対してのみならず、札幌に拠点をおく人々に対しても、洗練されたラグジュアリーな空間でのダイニング体験など特別な「場」を提供するほか、新たな観光客層の獲得によって札幌の観光業全体の活性化に寄与し、本ホテル以外においてもこれまでにない観光体験が出来る「場」が生まれていくことを期待しています。
当社はグループパーパスとして「人々を惹きつける場づくりで、未来に豊かさをもたらす」を掲げております。「人々を惹きつける場づくり」が連続していくことで札幌という街の更なる発展につながり、札幌が日本のリーディングシティとなっていくこと、また本ホテルの開発がその一翼を担っていくことを目指してまいります。
■パーク ハイアットについて
パーク ハイアットは、世界中の旅慣れたお客様が、旅先でも洗練されたご自宅のようにくつろぐことができるホテルです。あくまでクオリティーにこだわるパーソナライズなおもてなしをお届けし、世界中の主要都市やリゾート地で、上質でさりげない洗練されたそれぞれのデスティネーションにふさわしいインテリアデザインでも表現しています。パーク ハイアットの珠玉の空間では、ブランドの代名詞といえるアートコレクションやデザイン、設備の整ったくつろぎの客室、名シェフたちが生み出す美食の数々を世界中でご堪能いただいています。
■平和不動産株式会社 代表執行役社長 土本清幸のコメント
本ホテルが位置する場所は、札幌市の象徴的な場所である大通公園に広く面し、札幌駅から伸びる駅前通との交差点に位置しており、札幌において非常に重要な場所であると考えております。
札幌の要所に最高級のラグジュアリーホテルを誘致することで、本ホテルの素晴らしいサービスによってもたらされる新しい体験の「場」や、本ホテルに訪れるお客様と札幌の魅力的な観光資源の出会いの「場」というこれまで札幌に無かった新たな「場」を創出し、札幌が日本のリーディングシティとなっていくことに貢献してまいります。また、「大通西4南地区第一種市街地再開発事業」は当社が新たに掲げる成長戦略のスタートダッシュとなる重要なプロジェクトであり、本ホテルはその核の一つであると捉えています。
ハイアットとは『キャプション by Hyatt 兜町 東京』に続き2軒目となるホテルの運営委託であり、今回も素晴らしいコラボレーションとなることを確信しています。
■ハイアット アジア太平洋地域グループプレジデント デービッド・ユデルのコメント
平和不動産とは、来年同社のお膝元で『キャプション by Hyatt 兜町 東京』を開業する予定であり、今回の『パーク ハイアット 札幌』は2軒目のホテルマネジメント契約となります。同社の信頼に心より感謝し、今般の案件により札幌というダイナミックな都市でラグジュアリー体験をさらなる高みへ導けます事は大変光栄です。私どもはワールド オブ ハイアット会員様をはじめとする世界中の目の肥えたレジャーやビジネス目的の旅行者が北海道を目指して旅をして、札幌市の継続的な変革と発展に参加できます事を嬉しく思います。
■ハイアット ホテルズ コーポレーションについて
ハイアット ホテルズ コーポレーション(本社:米国イリノイ州シカゴ)は、私たちの存在意義を「人をケアすると、人は最高の状態になれる (We care for people so they can be their best.)」と定める世界有数のホスピタリティー企業です。2024年6月30日現在、世界6大陸の78カ国で1350軒以上のホテルやオールインクルーシブ施設を展開しています。ハイアットが展開するブランドには、タイムレス・コレクションとして「Park Hyatt®」「Grand Hyatt®」「Hyatt Regency®」「Hyatt®」「Hyatt Vacation Club®」「Hyatt Place®」「Hyatt House®」「Hyatt Studios」「UrCove」、バウンドレス・コレクションとして「Miraval®」「Alila®」「Andaz®」「Thompson Hotels®」「Dream® Hotels」「Hyatt Centric®」「Caption by Hyatt®」、インディペンデント・コレクションとして「The Unbound Collection by Hyatt®」「Destination by Hyatt®」「JdV by Hyatt®」、インクルーシブ・コレクションとして「Impression by Secrets」「Hyatt Ziva®」「Hyatt Zilara®」「Zoëtry® Wellness & Spa Resorts」「Secrets® Resorts & Spas」「Breathless Resorts & Spas®」「Dreams® Resorts & Spas」「Hyatt Vivid Hotels & Resorts」「Alua Hotels & Resorts®」「Sunscape® Resorts & Spas」があります。また関連会社では、ロイヤルティプログラム「World of Hyatt®」のほか「ALG Vacations®」「Mr & Mrs Smith™」「Unlimited Vacation Club®」「Amstar DMC」「Trisept Solutions®」を運営しています。詳しくは www.hyatt.com をご覧ください。
●計画概要(予定)
ホテル名称:パーク ハイアット 札幌
所在地:北海道札幌市中央区大通西4丁目1番1ほか
敷地面積:約5,030㎡
延床面積:約99,600㎡
階数:地上36階、地下3階(最高高さ:約185m)
ホテル階数:4階、27階~35階(予定)
客室:157室(予定)
ホテル施設:飲料施設、宴会場、スパ、屋内プール(予定)
開業:2029年(予定)
※記載の情報は現時点の計画案であり、今後の詳細検討により変更の可能性があります。
■札幌再開発事業
当社は、グループ長期ビジョン「WAY 2040」において、成長戦略の一つとして「再開発事業の拡大 ~人々を惹きつける場づくりの全国展開~」を掲げ、札幌再開発を推進しております。当社史上最大規模の再開発プロジェクトとなる「大通西4南地区第一種市街地再開発事業」の推進をはじめとし、札幌においても人々を惹きつける場づくりを展開することにより、札幌の都市競争力の強化に貢献します。
■会社概要
当社は、我が国の金融マーケットの中枢的機能・役割を担う東京、大阪、名古屋、福岡等の証券取引所ビルのオーナーとして、1947年に設立され、場づくりを積み重ねることで街を彩ってきました。平和不動産グループの仕事に共通する根源的な価値は、さまざまな場づくりを通して、人々を惹きつけ未来に豊かさをもたらすこと。私たちはグループ一丸となって、魅力的な場づくりを展開します。
会社名:平和不動産株式会社
設立日:1947年7月
代表者:代表執行役社長 土本 清幸
本社所在地:東京都中央区日本橋兜町1番10号
会社HP:https://www.heiwa-net.co.jp/
本件に関するお問い合わせ先
平和不動産株式会社
総務部 広報・ブランディング推進室
経営企画部 IR室
TEL:03-3666-0182
すべての画像