ハイジュエリーコレクション「ラ・ジョイア」
日の出から日の入りまで、自然を感じながら歩いて
ポメラートは、ハイジュエリー「ラ・ジョイア」コレクション第3弾「A Walk in Nature, from sunrise to darkness」を発表しました。
今回発表となる新作コレクションは、自然が呼び起こす空想の風景を決して静的でも装飾的でもなく表し、日の入りの光から夜がもたらす神秘までをポメラートの自由なスタイルで巧みに描いています。今回登場する33ものジュエリーは、ミラネーゼジュエラーならではのクラフツマンシップによって表現された7つのテーマに分かれ、ライト、ムード、センセーションを表現しています。
異なる視点
ポメラートは常に独創的で決して後追いすることなく、独自の方法で自然に親しみながら道を切り開いています。1967年の創業以来、メゾンの先駆的なデザインは伝統的なジュエリーのルールを破り、プレタポルテファッションの持つエネルギーと情熱を兼ね備えたスタイルを作り上げてきました。ポメラート CEOのサビーナ・ベッリは、次のように述べています。「我々の考えるファインジュエリーは実にユニークです。ポメラートの特徴とも言える自由な表現やとどまることない創造性は、『ラ・ジョイア』で最大限に発揮され、ジュエリーは気軽に楽しく身に着けられるべきという私たちの考えを実現しています。イタリア人にとって、美というのは日常的な体験しているもの。特に文化とデザインの地ミラノでは、1960年代に20世紀を代表する芸術的トレンドが数多く生まれました。ポメラートは、このようなクリエイティブな雰囲気に包まれ誕生したのです」。
クリエイティブな発想
クリエイティブディレクターのヴィンチェンツォ・カスタルドはこう語ります。「花びらの質感、荒れ模様の空の色、燃えるような夕焼けの美しさなど、自然の中を散策しているときに受ける感覚、言葉について考えました。 『ラ・ジョイア』には、ストーン、ゴールド、カラー、光で自身を彩り、体の動きに合わせてジュエリーが肌の上で 花が開いたかのような感情を生み出してほしいと思いました。自然は一日を通して刻々と変化する表情を捉え、私たちの深くに根付いたアイデンティティとアイコニックなポメラートのスタイルに調和したダイナミックな対話を生み出します」
他のジュエリーと同様、最初の工程であるデザインから最終段階のストーンセッティングまで、ミラノにある本社カーサ・ポメラートで制作されています。現代的なデザインと伝統的な金細工技術を併せ持つ本コレクションは、すべて手作業で生み出されています。
1. Secrets of the Rising Sun
バロックシェイプのストーンが、水面を照らす太陽の光のように肌の上を転がる、壮大なリビエールスタイルのネックレス2種の登場です。ポメラートは、柔らかなエッジの効いたフォルムのバロックシェイプのストーンを 初めて採用しました。150カラットを超える5つの淡いブルーアクアマリンが、最初のネックレスを飾ります。一つひとつのアクアマリンは、ダイヤモンドがセッティングされたゴールドのワイヤーでネックレスにゆるやかに固定されているようなデザインです。二つ目のネックレスは100カラットを超えるブルーのムーンストーンと、ブルーサファイヤのパヴェが特徴です。どちらのネックレスも、中央のストーンは「イコニカ」チェーンから吊り下げられたデザインです。
まるで波間から飛び出したかのような、オーシャンブルーの色彩を放つ107.8カラットのアクアマリンが、ダイヤモンドをセットしたゴールドワイヤーに吊り下げられ、ドラマチックなアシンメトリーネックレスになっています。イレギュラーサイズのローズゴールドとホワイトゴールドのリンクは、この海にインスピレーションを受けた作品の流れるようなハーモニーを映し出しています。
2. Summer Storm
夏に轟く雷雨を無限に広がるグレーの陰影で表現した5つのジュエリーが登場しました。ホワイトの南洋パールとグレーのタヒチ産パールの色調と大きさは、青みがかったグレースピネル、サファイヤ、ホワイトダイヤモンドの煌めきと共鳴し、この繊細で洗練されたジュエリーのリンクの両脇にセットされています。大きな2つのリンクが特徴的なネックレスは後方がチェーンになっているため、様々な着け方が可能です。
イヤリングは、44.5カラットのクッションカットされた24ものグレースピネルが、耳たぶからまるで美しく落ちる 滝のようにダークパープルからディープブルーブラックへのグラデーションで配されています。隠されたチタンフレームと雨粒のように煌めくダイヤモンドが、パレットをより鮮やかに彩ります。
もう一つは、雨粒のように神秘的な美しさを表現するイヤリングです。スレートグレースピネルとサファイヤをセッティングした2つの円から始まり、ブルーグレースピネルを裏打ちした繊細なローズカットダイヤモンドが一列に下がり、ティアドロップ型のタヒチ産パールで締めくくられています。ブルーグレースピネル、サファイヤ、ホワイトダイヤモンドで覆われたローズゴールドのリングは、迫力に満ちた雨雲を思わせるフォルムを完璧に 表現しています。このリングは、メゾンの中でも広く知られるグルメリンクの進化形と言えます。
3. Shades of the Rainbow
嵐が去った後、空に輝く虹。ポメラートは、2,500以上のカラーストーンをあしらったブレスレットで、自然からの贈り物を讃えています。この眩いばかりの作品は、ドーム型のローズゴールドリンクに24種類ものカラーの異なるストーンを使用しています。ポメラートの色彩へ捧げる情熱が、世界中から選び抜かれた輝きあふれるストーンを採用したピースに表れています。このマスターピースにおいて、ポメラートは改めて独創的なデザインとカラーグラデーションで遊び心を見せています。インパクトあるグリーンのエメラルドとツァボライトのミントのような色調がマッチする逸品です。ブルーパレットでは、サファイヤのオーシャンカラーがタンザナイト、アクアマリン、パライバトルマリンなどのパープルやターコイズの色合いに変化しています。ルビー、スピネル、ピンクサファイヤは、華やかなレッドなトーンを表現しています。
4. Midday Gold
メゾンを象徴する3つのデザインで真昼の光の力強さを捉えた非常に現代的なプリンセススタイルのネックレスです。楕円形ゴールドリンクの幾何学的な形と、ホワイトダイヤモンドが敷き詰められたホワイトゴールドのグルメリンクにしなやかさが組み合わされ、さらに明るく輝くセンターストーンの存在によって、素材の鮮やかなコントラストを作り出しています。
ローズゴールドのケーブルリンクにつながるダイヤモンドがあしらわれたカーブチェーンには、目を見張るようなストーンが吊られています。それぞれのストーンには複雑なファセットがほどこされ、ボリュームがあり周りは ホワイトダイヤモンドが取り囲み、力強い印象を与えます。
最初のネックレスには、珍しいラグーングリーンの17.9カラットのパライバトルマリンが、二つ目のネックレスには牡丹の花びらを思わせる18.55カラットのソフトピンクのモルガナイトを、三つ目は、15.65カラットのシーブルーアクアマリンをセッティングしています。ネックレスには、7つの個性的なストーンのリングが加わりました。チェーンリンクのリングはローズゴールドのオーバーサイズのベゼルにそれぞれのストーンがあしらわれ、その美しさが際立っています。300〜400以上のダイヤモンドが煌めき、センターストーンはそれぞれが約25カラットです。ダイヤモンドが眩いラウンドクラスプがついたローズゴールドのダブルチェーンブレスレットがこのコレクションを完璧なものにしています。
5. Into the Sunset
ポメラートは、夕陽の輝きを2つのネックレスで表しました。一つは、サントドミンゴ産の赤褐色のアンバービーズと、約63カラットの極めて希少なメロパールを2連にしたものです。炎のようなオレンジと磁器のような輝きで高い人気を誇るメロパールは、日本からのインスピレーションを受けた透かし模様の葉が描かれたローズゴールドメダルの中央に配されています。マンダリンサファイヤとブラウンダイヤモンドが、磨き上げられたブロンズの色調に華を添えています。
肌触りがよく、温かみのあるアンバーはネックレスにも使用され、ワインレッドカラーのメキシコ産のイレギュラーシェイプのアンバービーズが採用されています。ローズゴールドのメダル4つに、ブラウンとホワイトのダイヤモンドをあしらった笹の葉の透かし模様が施されたY字型チェーンネックレスが登場しました。笹の葉の透かし模様が、マッチングイヤリングにもほどこされています。リングは、46.9カラットのマンダリンガーネットのカボションとブラウンダイヤモンドとオレンジサファイヤのパヴェセッティングによって、沈むことなく激しく燃える夕陽のようです。
6. Evening Shadows
3つの傑出したソトワールは、消えゆく日の光の繊細な揺らめきを思わせます。ポメラートは、ロッククリスタル、ゴールドチェーン、パールという3つの異なる素材を用いて、この短い黄昏の瞬間を形にしました。
ホワイトゴールドのロングネックレスには、人気のスクエアカットの「ヌード」クレシドラのロッククリスタルが散りばめられ、ダイヤモンドをあしらったラウンドリンクが散りばめられています。モノクロームな色調は、昇る月の淡い光に照らされ霧がかったような風景を思わせます。デザインの一部を構成するクラスプによって、ロング ネックレス、チョーカー、ビブネックレスとして着用することができます。
二つ目のネックレスは、ローズゴールド、イエローゴールド、ホワイトゴールドのチェーン7本にブラウンダイヤモンドのパヴェをあしらい、まるで夕陽のような輝きを放ちます。ブラウンダイヤモンドのパヴェで飾られたゴールドワイヤーの満開の花も、ダイヤモンド数は2,786にもおよびます。この花の姿は、自然を理想的に解釈していると言えるでしょう。
ローズゴールドのメッシュリボンと3列のホワイトアコヤパールを組み合わせたソトワールネックレスは、昼から夜への変化を雄弁に物語るジュエリーです。ゴールドの温かみのあるカラーは、昼と夜のように簡単にパールの柔らかな輝きへと変化します。4本のゴールドバーには、2つにホワイトダイヤモンド、他にはブラウンダイヤモンドが煌めき、エレガントなジュエリーに華やかさを添えています。バーがクラスプになっているため、ネックレスを取り外してさまざまな方法で着用することができます。
このテーマを完成させるピースは、壮大な想像上のアクアティックフラワーリングです。揺らぐ花びらにはブルーグレースピネル、サファイヤ、ダイヤモンドが、一日の終わりに現れる繊細な陰影がグラデーションで配されています。
7. Discoveries in the Darkness
光と闇が織りなすコントラストが、チョーカーとロングチェーンイヤリングに表現されています。広く知られるグルメチェーンには、アシンメトリーに配置されたリンク全体に1,400以上のホワイトダイヤモンドとブラックダイヤモンドのパヴェがほどこされ、新たな表情を魅せています。マッチングするイヤリングにも、960ものダイヤモンドが輝きます。ブラックとホワイトのコントラストが美しいブレスレットも同様に、その対比が美しいデザインとなっています。ドーム構造は、レインボーセッティングのブレスレットと同じく、センシュアルに丸みを帯びています。
古代の木の化石から生まれた鉱石であるジェットは、その着け心地と神秘的な性質から、本社カーサ・ポメラートでは以前より好んで採用されてきました。オリエンタルな雰囲気のY字チェーンネックレスは、透かし彫りのジェットメダル、ファセットをほどこしたジェットビーズ、ブラックダイヤモンドで構成されています。ネックレスの先端には、ジェットメダル同様にデザインパターンがほどこされたティアドロップ型のゴールドが配されています。
ポメラートは、メッシュチェーンの多様性を追求し、職人技が光るゴールドコードとジェットのネックレスを生み出しました。ダブルのコードはしなやかに首に沿う、メゾンのチェーンづくりのノウハウが詰まった逸品です。ダイヤモンドがあしらわれたホワイトゴールドとガーネットのカボションで飾られた2つのジェットのペンダントが、コードから下がるインパクトあるデザインです。1940年代のジュエリーを現代的に解釈したこのピースは、フェミニンで大胆な素材の組み合わせが特徴です。
「ラ・ジョイア:A Walk in Nature, from sunrise to darkness」は、日の出から夜の暗闇まで、ポメラート独自の解釈で自然を表現しています。儚く過ぎ去るひととき、魅惑的な光の戯れ、興味をそそられる影、今にも弾けそうな鮮やかな色彩など、不可能を可能にするコレクションです。
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