北海道エネルギーとOpenStreet、国内最大級のシェアサイクルサービス「HELLO CYCLING」を北広島市6カ所で開始
〜 北海道エネルギーがシェアサイクルの運営事業者に参画! 〜
北海道エネルギー株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役社長:木村 信広、以下「北海道エネルギー」)とOpenStreet株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:工藤 智彰、以下「OpenStreet」)は、国内最大級のシェアサイクルプラットフォーム「HELLO CYCLING」を活用したシェアサイクルサービスを、2024年5月1日から北広島市内で開始したことをお知らせします。
北海道エネルギーは、全道でのENEOSサービスステーション運営を中心に、これまで時代のニーズに沿った代替エネルギーの提供、快適なカーライフのお手伝いをしてまいりました。またグループ各社と連携し、離島を含む全道各地への燃料配送や、災害時には緊急発電機用燃料の配送など、北海道に暮らす全ての人々の安心・安全をお支えし、全道のSSネットワークを活かした北海道の魅力発信、ドライブ観光促進などに取り組んでいます。
OpenStreetが提供する「HELLO CYCLING」は、どこでも借りられて好きな場所で返せる電動アシスト自転車のシェアリングサービスです。ファースト、ラストワンマイルの移動手段として、通勤や通学、買い物やお出かけなど幅広い場面で約320万人のお客さまにご利用いただいています。全国約8,000カ所以上にステーションを設置し、車両台数は3万5,000台です。2016年のサービス開始以来、「HELLO CYCLING」のプラットフォームを提供し、全国各地のパートナー企業が、それぞれの地域でシェアサイクル事業を運営するビジネスモデルを展開しています。1つの「HELLO CYCLING」アカウントで、さまざまなパートナー企業の自転車や貸出返却拠点であるステーションをシームレスに利用でき、これまでの限定的な利用や、複数の会員登録のわずらわしさを解消してきました。
この度、北海道エネルギーとOpenStreetは、多様な移動手段を確保しての利便性向上や、健康増進や環境負荷の低減、北広島市への地域貢献などを目的に「HELLO CYCLING」のプラットフォームを活用したシェアサイクル事業を、北広島市内で開始します。
北広島市は、札幌市と新千歳空港の中間に位置しており、自然豊かな街並みと、整備された交通網など自然と都市機能が調和したベッドタウンとして発展してきました。観光においては、国指定史跡の旧島松駅逓所といった歴史的資産の他、大型商業施設、道内有数のゴルフ場、札幌市延線の自転車道など多様な観光資源を有しています。また、2023年3月には北海道ボールパークFビレッジが開業し、北海道内外のみならず、国外からも多くの方々が北広島市を訪れていることから、Fビレッジを基点に地域経済へ効果を波及するため、北広島市では周遊を促す仕組みづくりを模索していました。今回開始するシェアサイクル事業によって北広島市の経済発展が期待されるということで、公有地の提供などの部分で北広島市にご協力いただくこととなりました。
開始当初は、北広島市内の公有地6カ所にステーションを設置し、電動アシスト自転車(シティサイクルタイプ/スポーツタイプ)100台を投入します。北広島駅と交通量の多い北海道ボールパークFビレッジ周辺にステーションを設置することで、観光や日常でスムーズな移動が可能です。また、シェアサイクルをご利用いただける期間は毎年4月下旬〜10月までとし、11月から4月上旬は冬季休業予定です。
今後は、北広島市内の移動課題解決の支援や、公共交通機関の機能補完、脱炭素社会の形成並びに地域住民の生活利便性の向上のため、自転車の増車、ステーションの増設を含め多くの方にご利用いただけるようなシェアサイクル事業を運営して参ります。
ステーション設置場所
ステーション名 |
住所 |
駐輪可能台数 |
北広島駅東口 |
北海道北広島市中央5丁目 |
40台 |
北広島駅西口 |
北海道北広島市中央5丁目 |
12台 |
Bicycle Lot B(Fビレッジ外周駐輪場) |
北海道北広島市共栄315-2 |
80台 |
総合体育館駐車場 |
北海道北広島市共栄315-2 |
20台 |
北広島駅東口駐輪場 |
北海道北広島市中央5丁目3-9 |
22台 |
星槎道都大学前 |
北海道北広島市中の沢149 |
20台 |
※星槎道都大学前は5月6日にオープン
利用可能な電動アシスト自転車/ご利用料金
シティサイクルタイプ:利⽤開始30分130円、延⻑100円/15分、1,800円/12時間
スポーツタイプ :利⽤開始30分300円、延⻑100円/15分、3,000円/12時間
北海道エネルギーオリジナルドレスガード
利用イメージ
「HELLO CYCLING」ご利用方法
ご利用にあたっては、「HELLO CYCLING」アプリのダウンロードが必要です。アプリで無料会員登録後、ステーションの検索や、自転車の予約から決済までを簡単に行うことができます。また、アプリの地図上に表示されているステーション(全国約8,000カ所、2024年4月時点)であれば、全国どこでも貸し出し・返却が可能で、使いたいときに、使いたいだけ、便利に利用することができます。
HELLO CYCLINGホームページ:https://www.hellocycling.jp/
HELLO CYCLINGアプリダウンロード:https://www.hellocycling.jp/app/openapp
シェアサイクル事業開始のセレモニーを開催
2024年5月1日(月)に、エルフィンパークにてシェアサイクル事業開始のセレモニーと試乗会を行い、北広島市の上野市長、北海道エネルギー専務取締役 勝木氏、OpenStreet代表取締役社長 工藤氏が出席しました。
北広島市の上野市長は、「シェアサイクルは新たな可能性が広がる取り組みであり、脱炭素や環境に配慮したまちづくりの一環として、シェアサイクル事業に賛同して全面的に協力していきたい。利便性の高い乗り物として北広島市を訪れた方や市民の日常生活で多くの方々にご利用いただきたい」とシェアサイクルへの期待をコメントしました。
北海道エネルギー 専務取締役 勝木氏は、「北海道各地の交通課題を解決し、観光客にとっても新たな移動手段を提供したいということに加え、石油製品を取り扱っている企業だからこそ脱炭素について真剣に向き合っていかなければならないと考え、シェアサイクル事業に取り組むことにした。脱炭素に向けたMaaS戦略の中で、行政や地域の方々と連携しながらサービスを盛り上げていきたい」とサービス開始にあたり意気込みを述べました。
OpenStreet代表取締役社長 工藤氏は、「サービス開始当初から駅前に大きなステーションをオープンできたことで、観光客だけでなく市民の日常利用でもご利用いただき、利便性の向上が期待できる。自転車は3種類あるので、体格や年齢に合わせて選んでいただきたい。北海道エネルギー、北広島市と連携して、地域に根ざすサービスにしていきたい」とサービス開始にあたり意気込みを述べました。
北海道エネルギーについて
北海道エネルギーは、これまで全道179カ所のサービスステーション運営をコアビジネスとして、グループ全体でカーライフと暮らしをサポートしてきましたが、次世代に向け社員一丸となり『未来のためにできることを考える』を目的に「未来プロジェクト」が2023年度からスタートしました。取り組みテーマごとにいくつかのプロジェクトチームを立ち上げ、その中でMaaS戦略チームでは移り行く時代に対応すべく“モビリティライフサポート”というキーワードを掲げ、北海道に暮らす皆さまの交通課題解消、二次交通の創造、モビリティによる観光価値の向上および魅力発掘など、さまざまなチャレンジを検討していく中で、この度、「HELLO CYCLING」の運営事業者として、プラットフォームを活用したシェアサイクル事業を北広島市で展開していくに至りました。今後も北海道内の課題解決、観光価値向上のため、全道各地でのチャレンジを検討して参ります。
OpenStreetについて
OpenStreetは、自転車活用推進法の後押しやユニークな水平分業型の地域パートナーモデルにより国内最大級のシェアサイクルプラットフォームである「HELLO CYCLING」および、スクーターや超小型EVのシェアモビリティプラットフォーム「HELLO MOBILITY」の展開を通じてラストワンマイルにおける多様な移動手段を提供し、MaaS促進を目指します。
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