OpenRoaming対応無線LANの実動検証を開始
APRESIA Systems株式会社(本社 東京都中央区、代表取締役社長 末永 正彦)は、Edgecore Networks Corporation(台湾、社長 Heimdall Siao、以下、Edgecore)が提供する無線LANアクセスポイント「EAP101」「EAP102」によるOpenRoamingの実動検証を開始しました。
OpenRoamingとは公衆Wi-Fiサービス関連事業者の業界団体であるWireless Broadband Alliance(WBA)による国際的なWi-Fi相互接続基盤であり、Passpointと呼ばれる無線LANアクセスポイントを自動で探知して認証させる技術を用いて実現いたします。
公衆無線LANのアクセスポイントは、主に人の多く集まる商業施設・公共交通機関・公共施設・教育機関・宿泊施設等に設置され、今後利用者が増えていくと予想されています。便利にインターネットに接続できる一方で、通信傍受・なりすましなどの危険性も高く、セキュリティ対策が課題と言われてきました。
「EAP101」「EAP102」はOpenRoamingに対応し、強固な認証に加え無線通信区間を暗号化することで上述の危険を防止することができます。そして同時に、モバイル端末で一度設定さえすれば、面倒なID・パスワードの入力不要で公衆無線LANに自動で接続することができるという、利便性も提供いたします。
「EAP101」「EAP102」を用いた当社の検証環境では、東京都が提供するTOKYO FREE Wi-Fiのソフトウェアの検証成功をはじめ、様々なOpenRoaming環境に繋げる検証を開始しています。なお認証検証においては、cityroamの参加企業である株式会社Local24と連携いたしました。
今後さらにOpenRoaming環境を活用したサービスの推進がされていく中で、「EAP101」「EAP102」はより安全で便利な公衆無線LANの拡充に貢献いたします。
Edgecore製無線LANアクセスポイント 「EAP101」「EAP102」について
5年間の無償保守(+3年の有償保守可)付でライセンス料金が不要なコストパフォーマンスに優れたWi-Fi6無線LANアクセスポイント。下記特徴を有しています。
・Cat5e配線を最大限活用する802.3at PoE対応2.5GBASE-T UpLinkポート×1搭載
・より高度なセキュリティ確保のためのWPA3対応
・スタンドアロン、無線LANコントローラー「EWSシリーズ」、クラウドコントローラー「ecCLOUD」と柔軟な管理方式
・1台あたり32個のESSIDをサポート
主な仕様
本表は、当社サイトのプレスリリースからも参照いただけます。
https://apresia.jp/news/2023073101.html
関連リンク
Edgecore Wi-Fi 6 対応製品紹介ページ
https://www.apresia.jp/products/wireless/
APRESIA Systems株式会社
APRESIA Systems株式会社は、国内に本社を持つ、L2/L3スイッチ「APRESIAシリーズ」を中心とした情報ネットワーク機器を製造・販売するメーカーです。長年培った技術に磨きをかけ、高度化する通信技術に対応しつつ、情報システムという社会に必要不可欠なインフラへ更なる付加価値を提供することで、お客様の発展を支えてまいります。
※APRESIAは、APRESIA Systems株式会社の登録商標です。
※「Wi-Fi」「Passpoint」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。
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