マテハン世界大手の株式会社ダイフクがShippioの「Any Cargo」を導入
貿易業務の進化を。クラウドサービスを初採用した貿易DXに挑む

「理想の物流体験を社会に実装する」をミッションに国際物流DXを推進する株式会社Shippio(本社:東京都港区、代表取締役:佐藤 孝徳、以下Shippio)は、株式会社ダイフク(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:下代 博、以下ダイフク)が、Shippioの提供する荷主企業向け貿易業務管理SaaS「Any Cargo」を導入したことをお知らせいたします。この発表に伴い、導入事例インタビュー記事も公開しました。
https://service.shippio.io/case/daifuku
背景と課題
ダイフクは1937年の創業以来、モノを動かす“マテリアルハンドリング”の世界トップメーカーとして、半導体生産・自動車生産をはじめとする様々な分野で、保管、搬送、仕分け・ピッキング、情報システムなど多様な要素を組み合わせたソリューションを提供しています。
今回Shippioの貿易業務SaaS「Any Cargo」を導入したオートモーティブ事業部は、主に自動車生産ライン向けのシステムを提供しており、貿易業務としては世界各地の顧客への設備やパーツの輸送、および海外生産拠点からの輸入を担当しています。
ダイフクでは、新型コロナ感染症の影響や昨今の世界情勢による物流遅延に関する問い合わせ増加に加え、メールによる属人的な情報共有により、業務担当者の負荷が非常に高い状態でした。この状況を改善し、業務担当者がより本質的な業務改善や新たな取り組みに注力し、物流部門を強化することを目指していました。
そこで、「Any Cargo」が貿易業務全体を包括的に管理できる点、社内外の関係者が個別に連絡を取らなくても最新状況を同時に把握できる点に魅力を感じ、導入に至りました。ダイフク社内でも初となるクラウドサービス導入による、貿易業務DXへの挑戦が始まりました。
導入の成果
「Any Cargo」導入後、案件ごとの情報が一元管理され、煩雑だったメールのやり取りが大幅に削減され、業務負担が軽減しました。現地法人や他部署の利用も進み、問い合わせ件数も削減されたほか、多くのパートナー企業が活用するようになり、スケジュール調整もより円滑に進むようになりました。情報の統一によって関係者間の認識のずれが解消され、業務精度も向上しました。
ダイフク、貿易DX推進者のコメント
「Any Cargoの導入により、煩雑だった海上輸送業務の可視化が実現し、サプライチェーン全体の最適化に向けたデータ活用基盤が構築でき、現地法人含め社内での利用が広まっています。貿易における一番のリスクは認識の不一致ですが、「Any Cargo」への情報集約により、業務工数のみならず心理的な負担も大幅に軽減しました。
さらに、専門知識の多い業務における人材育成や組織体制変更においても、システム化により育成が標準化・短縮できるため、新担当者もすぐに業務に対応できるようになりました。今後はデータ活用をさらに進め、精度の高い貿易業務管理を目指し、物流DXの最前線で変革に挑んでいきたいと思っています。」
▼ダイフク「Any Cargo」導入インタビュー記事
2人で進めたダイフクの貿易DX 業務進捗状況の可視化で、確認業務の大幅な短縮と属人化解消に
Shippioについて
Shippioは「理想の物流体験を社会に実装する」をミッションに掲げ、国際物流プラットフォームを構築し、国際物流領域のDXを推進しています。
Shippioの提供するクラウド上では、本船動静の自動更新や見積もり・発注、貿易書類や請求書の一元管理・関係者への各種情報の共有等が可能となり、デジタルを活用したビジネスプロセスの構築とオペレーションの提供を通じて、顧客企業の国際物流DXを実現します。
https://www.shippio.io/
Shippio会社概要
会社名 :株式会社Shippio (英語名: Shippio, Inc.)
所在地 :東京都港区芝浦1-1-1 浜松町ビルディング15階
代表者 :代表取締役 佐藤 孝徳
設立 :2016年6月
事業内容:国際物流プラットフォームの企画・開発・運営
URL :https://www.shippio.io/corp/
取得ライセンス等:第一種 貨物利用運送事業者(関自貨第1714号)、第二種 貨物利用運送事業者(国総国物第107号)、第二種 貨物利用運送事業者(国自貨第386号)、IATA公認代理店認可取得
一般社団法人 国際フレイトフォワーダーズ協会(JIFFA)正会員、国際複合一貫輸送約款(2013)、WAYBILL約款(2013)(国総国物第107号の2)
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