SkyDrive、製造子会社設立、スズキの工場(磐田市)を活用し年間最大100機の製造が可能に
~JAPAN MOBILITY SHOW スズキブースにも出展~
■製造子会社設立と工場に関して
当社は「SKYDRIVE(SD-05型)」製造のため、2023年9月1日に製造子会社を設立しました。本子会社は、スズキの協力の下、スズキグループの工場を活用し、最大年間100機の空飛ぶクルマの製造が可能となります。2024年春頃に製造開始を目指します。
・会社名:株式会社Sky Works
・製造拠点:静岡県磐田市
・代表者:代表取締役社長 岸 信夫
・資本金:100万円
・設立日:2023年9月1日
■インドでの事業開発
当社は、空飛ぶクルマの事業化を目指し、2022年3月にスズキと連携協定を締結して以降(※2)、機体開発や要素技術の研究開発、製造・量産体制の計画推進の他、インドを中心とした海外市場開拓の連携を行ってきました。
インドの市場開拓に関しては、特に観光客が集まる、川沿いや海沿いの歴史的建造物があるエリアや、インドの宗教巡礼者の山間部への移動等ユースケース適合度について、連携して検証を進めています。
また、CO2排出に伴う空気汚染や都市渋滞等の深刻な社会的課題について、スズキがインドで培ってきた日本に対する技術信頼や実績と空飛ぶクルマが目指すモビリティ革命で貢献すべく、現地関係者との協議を進めてまいります。
Veena Nair / Moment Unreleased : ゲッティイメージズ提供
■ JAPAN MOBILITY SHOW2023の展示について
ジャパンモビリティショー2023(※3)、スズキブースにおいて、空飛ぶクルマ「SKYDRIVE(SD-05型)」の1/5スケール模型を展示します。
また、主催者プログラムである「Tokyo Future Tour(東京フューチャーツアー)」内にも、モビリティが変える未来のコンテンツとして2020年に初飛行をした有人試験機「SD-03」のフルサイズ模型を展示します。
・期間:2023年10月28日(土)~11月5日(日)
・会場:東京ビッグサイト
・URL:https://www.japan-mobility-show.com/
※1 空飛ぶクルマとは:電動化、自動化といった航空技術や垂直離着陸などの運航形態によって実現される、利用しやすく持続可能な次世代の空の移動手段です。諸外国では、Advanced Air Mobility(AAM)や Urban Air Mobility(UAM)と呼ばれています。
引用元:国土交通省(令和5年3月付) https://www.mlit.go.jp/common/001598463.pdf
※2 スズキ株式会社との連携協定について https://skydrive2020.com/archives/13733
スズキ株式会社との基本合意について https://skydrive2020.com/archives/37769
※3 プレスデー:10月25日~26日、一般公開日:10月28日~11月5日
≪株式会社SkyDrive 概要≫
設立:2018年7月
代表者:代表取締役CEO 福澤知浩
所在地:豊田本社:愛知県豊田市挙母町2-1-1
豊田開発センター:愛知県豊田市西中山町山ノ田20-2
豊田テストフィールド:愛知県豊田市足助地区
名古屋オフィス:名古屋市中村区名駅3-28-12 大名古屋ビルヂング11F
東京オフィス:東京都港区港南2-16-1 品川イーストワンタワー7F SPACES品川内
大阪オフィス:大阪府大阪市北区梅田1-3-1-800 大阪駅前第一ビル8F
アメリカオフィス:500 Carteret Street, Suite D, Beaufort, SC 29902
事業内容:「100年に一度のモビリティ革命を牽引する」をミッションに、「日常の移動に空を活用する」未来を実現するべく、2018年7月に設立、豊田市を主拠点に「空飛ぶクルマ」及び「物流ドローン」を開発しています。「空飛ぶクルマ」の開発においては、2020年に日本で初めて公開有人飛行試験に成功し、官民協議会の構成員として制度設計にも関与しております。「空飛ぶクルマ」は、現在3人乗りの機体を開発中、2025年に大阪・関西万博での運航開始を目指しております。30kgの荷物を運搬可能な「物流ドローン」は、山間部を中心とした作業現場で活用いただいています。
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