病理研究の細胞観察や製造現場での品質管理において活躍 4K解像度で忠実な色味を再現した、顕微鏡用デジタルカメラを発売
遠隔でのライブ映像共有を可能とし、業務効率の向上に貢献
※1 顕微鏡用デジタルカメラ「DP27」
※2 顕微鏡用デジタルカメラ「DP22」
※3 イントラネットを構築している環境下に限る
▪発売の概要
製品名 | 発売予定日 |
顕微鏡用デジタルカメラ「DP28」「DP23」 | 2021年4月6日 |
▪主な特長
1. 高画質化と目視観察の色味の忠実な再現により、高精細な観察を可能に
2. ノイズを自動的に低減させる画像平均機能など新たな機能を搭載し、作業効率を向上
3. 遠隔でのライブ映像共有が可能となり、リモートでのディスカッションなどさまざまなケースに柔軟に対応
▪主な特長の詳細
1.高画質化と目視観察の色味の忠実な再現により、高精細な観察を可能に
「DP28」は、890万画素のCMOSイメージセンサーを搭載し、4K解像度での観察が可能です。また4K解像度において32fps(※4)、フルHD映像において64fpsの表示速度を実現しました。「DP23」は、640万画素のCMOSイメージセンサーを搭載し、前機種比2.1倍となる60fpsの表示速度を実現しました。またいずれも目視観察の色味を忠実に再現することで、より目視に近い高精細な観察ができ、病理研究分野では、染色した病変の進行具合を観察しやすくなります。
※4 動画において1秒あたりに処理させる静止画像数
2.ノイズを自動的に低減させる画像平均機能など新たな機能を搭載し、作業効率を向上
画像平均機能やフォーカスピーキング機能などの新たな機能を搭載し、作業効率向上を図りました。画像平均機能は、当社独自技術により、リアルタイムでノイズを低減できる機能です。これにより、作業者が調整することなく、自動的にノイズが低減された画像を表示できます。フォーカスピーキング機能は、ライブ観察時に焦点の合った領域を強調表示する機能です。厚さのある標本や透明な検体など、ピントの合わせづらい観察対象においても、効率よくピント調整が可能です。また前機種の視野数(※5)18㎜に対し、本製品は25㎜に拡大させました。これにより、製造現場での品質管理において、部品を一度に広範囲で観察することができ、検査時間の短縮に繋がります。
※5 観察できる視野の広さを表す直径の数値(㎜)
3.遠隔でのライブ映像共有が可能となり、リモートでのディスカッションなどさまざまなケースに柔軟に対応
専用機器(※6)を使用することで、イントラネットを構築している環境下であれば、施設内外問わず遠隔でライブ映 像を共有することが可能です。コロナ禍で導入が進む在宅ワーク環境下や拠点間におけるリモートでのディスカッ ション、また製造現場の品質検査を行うクリーンルームなどの入室制限がある場所と観察結果を共有する際など、 さまざまなケースに柔軟に対応します。
※6 DP2-AOU
本リリースに掲載されている社名及び製品名は各社の商標または登録商標です。
オリンパスの科学事業について
オリンパスの科学事業は、ライフサイエンス分野、産業分野においてお客さまの様々なニーズに応える製品・ソリューションを提供しています。ライフサイエンス分野では、顕微鏡システムで最先端の研究を支えています。また、産業分野では、工業用顕微鏡や工業用内視鏡に始まり、非破壊検査機器やX線分析装置に至るまで、多岐にわたる産業関連機器をラインアップしています。詳しくは、www.olympus.co.jp/をご覧ください。
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