新製品「デジタル証明書」の販売開始と日本システム技術・セイコーソリューションズとの業務提携のお知らせ

日本システム技術株式会社

2024年9月30日 16時08分

当社は、戦略的大学経営システム「GAKUENシリーズ」において、新製品となる「デジタル証明書」プロダクト（以下「本製品」）を開発し、2024 年９月１日より販売を開始したことをお知らせいたします。

なお、本製品の開発に伴い当社とセイコーソリューションズ株式会社（代表取締役社長：関根淳、本社：千葉県千葉市、以下「セイコーソリューションズ」）は、高等教育機関の学生向け証明書発行業務において、両社が提供するシステムを連携させたデジタル証明書の発行のために2024年９月に業務協定を締結したことを合わせてお知らせいたします。

■背景

当社は大学教務システムとそれに連携した自動証明書発行機を販売していますが、文部科学省による大学の学修歴証明デジタル化に関する調査やオンライン就活のためのペーパレス対応、グローバルスタンダード適応等のニーズを受け、セイコーソリューションズの電子署名サービスを組み込んだデジタル証明書の発行機能を開発しました。なお、本製品は国立大学法人三重大学に採用され2024年10月よりサービスを開始します。

■本製品の概要

当社が提供する戦略的大学経営システム「GAKUEN シリーズ」と、セイコーソリューションズが提供するPDFファイルに電子署名及びタイムスタンプを付与することができる「eviDaemon for PadES」（※１）との連携により、学生がWebサービスシステム「UNIVERSAL PASSPORT」から真正性を担保したデジタル証明書をワンストップで申請・発行可能となります。

今後は、証明書発行手数料の電子決済対応や大学向けアルムナイサービス「ALUPA（アルパ）」（※２）でのデジタル証明書機能の追加も予定しています。

■本製品の特徴

(１) 学生の証明書発行申請を簡素化

　　学生は自身のスマートフォンから各種証明書の発行申請を行うだけで真正性を担保した

　　デジタル証明書をダウンロードできます。

(２) 職員の業務効率化

　　学生からの証明書発行申請に対する受付や発行業務が自動化されるため、証明書発行業務を

　　削減できます。

(３) 短期間でのデジタル証明書発行システムの導入

　　GAKUENシステム導入済大学は、システムで設定済の証明書レイアウトを流用しデジタル証明書

　　として発行できるため、準備の手間をかけずにシステム導入が可能です。

<システム概要>