「hitoe®暑さ対策サービス for Cloud」新バージョン提供開始
~改正労働安全衛生規則に対応した機能拡充で、熱中症対策を支援~
NTTテクノクロス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡敦子、以下「NTTテクノクロス」)は、装着したウェアラブルセンサー「hitoe®」とスマートフォンアプリを連携して取得した生体・環境・運動情報をもとに、暑熱環境下における作業者の体調不良に関するリスク管理を実現する「hitoe®暑さ対策サービス for Cloud」の新バージョンを2026年4月下旬より提供開始します。

■ 背景
2025年6月1日より職場の熱中症対策強化を目的とした、改正労働安全衛生規則が施行されました。WBGT(*1)28度以上、または気温31度以上の環境で、連続1時間以上または1日4時間を超える作業において、熱中症リスクのある労働者を早期に見つけ、迅速かつ適切に対処して重篤化を防止するため、「体制整備」「手順作成」「関係者への周知」が事業者に義務付けられています。
熱中症の重篤化は、初期症状の放置や対応の遅れが主な原因とされ、現場では「見つける」「判断する」「対処する」という基本的な対応を素早く実施することが重要です。そのため、職場巡視やバディ制の採用、ウェアラブルデバイスの活用などが推奨されています。
当社はこれまで、胸部に取り付けるウェアラブルセンサー「hitoe®」とスマートフォンアプリを連携して作業者の体調変化を早期に検知・管理する「hitoe®暑さ対策サービス for Cloud」を提供してきました。本サービスは、管理者がウェブシステムの画面から遠隔地にいる作業者も含む複数の作業者の状況を一括で監視できる管理者用機能と、作業者個々人がスマートフォンアプリで自身の体調を確認できる仕組みで構成されています。新バージョンでは、改正労働安全衛生規則に対応する機能追加により、管理者並びに作業者が規則に即した対応をより簡易に実施できるよう強化しました。これにより、遠隔地を含む複数の作業者の体調不良に関するリスクの予兆を早期に発見し、適切な対応を行うことで、労務管理の改善に貢献します。

■ 新機能の特長(事業者の義務と新機能の対応付け)
(1) 異常発見のための職場巡視・連絡手段の強化(体制整備の支援機能)
管理者は、作業者の心拍などに加えて温度や湿度などの情報をリアルタイムに視認し、作業者の体調不良に関するリスクを早期に発見できます(*2)。これにより、管理者は効率的に職場の健康状態を把握し、迅速な対応を可能とする体制整備を支援します。

<管理者向け:ウェブ画面>
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心拍や温度、湿度などの情報およびWBGT値を表示し、作業環境や作業者の状態をリアルタイム(*3)に把握
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管理者により作業者に休憩を促すアラート通知機能
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作業者を自由にグループ分け(作業現場や部署・チームなど)する機能
<作業者向け:スマートフォン>
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緊急時の対応方法や連絡先をまとめた「緊急時の処置手順ページ」を提供
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登録した緊急連絡先へワンタップで即時連絡が可能な機能
(2) 緊急時の処置や判断のフローの検討、策定(手順作成の支援機能)
緊急時の適切な判断と対応を現場で実践するため、アラートの通知条件をカスタマイズして設定可能とし、事業者が策定すべき対応手順の実効性向上を支援します。

<管理者向け:ウェブ画面>
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状況に応じて作業者へ発信するアラートの通知条件(体内温度の変化や高心拍数、本人からの体調不良申告など複数の指標を総合的に判断した基準)を、各社の判断基準に合わせて自由に設定可能
(3) 社内周知支援・熱中症予防および発症時対応の教育(関係者への周知支援機能)
作業者の健康状態の把握と分析を通じて、スマートフォンへ休憩や水分補給のリマインド実施や、教育コンテンツの提供により、熱中症予防の知識浸透と対応力向上を図り、事業者の関係者への周知義務の履行を支援します。

<管理者向け:ウェブ画面>
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作業者の健康状態を示す総合判定結果や心拍数などのセンサー情報をCSVデータで一括出力可能な機能
<作業者向け:スマートフォン>
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スマートフォンアプリから休憩や水分・塩分補給に関するリマインド機能
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緊急時の処置手順や熱中症予防に関する教育コンテンツを提供
■ 今後の展開
「hitoe®暑さ対策サービス for Cloud」は、多様な現場の課題に対応するための継続的な機能拡充により、暑熱環境で働くすべての人が健康に配慮し安心できる環境で働ける社会の実現に寄与してまいります。
■ 価格(税別)
「hitoe®暑さ対策サービス for Cloud」は月額のサブスクリプション形式で提供しています。詳細な料金プランや導入支援についてはお問い合わせください。
□ 「hitoe®暑さ対策サービス for Cloud」とは
hitoe®暑さ対策サービス for Cloudは、ウェアラブルセンサーhitoe®で取得した生体・環境・運動データをリアルタイムで可視化し、暑熱環境下での作業者の体調管理とリスク軽減を支援するサービスです。作業者はスマートフォンアプリで自身の体調を確認でき、管理者は複数の作業者の状況を一括監視できます。ウェアラブルセンサーは胸部装着のため、リストバンド型に比べて取得する生体データの精度が高く、手元で邪魔になりません。NTTの体内温度変動推定技術を使い、体調不良のリスクを早期に発見、適切なタイミングで休憩や療養などの対策に繋げることが可能です。
(https://www.ntt-tx.co.jp/products/hpa/)
□ 用語解説・注釈
*1: 暑さ指数(WBGT)は人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい ①湿度、 ②日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、 ③気温の3つを取り入れた指標です。(環境省:https://www.wbgt.env.go.jp/wbgt.php)
*2:アイコン等の表示はあくまで作業者の状況を表すものであり、何らかの判断を確定させるものではありません。
*3:通信遅延や電波状況により、情報の反映に時間がかかる場合があります。
*「hitoe®」は東レ株式会社とNTT株式会社の登録商標です。
* 本サービスで使用する「hitoe®」は医療機器ではありません。
* 記載されている商品名・会社名などの固有名詞は一般に該当する会社もしくは組織の商標または登録商標です。
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