現役SEO担当者132人が明かす『社内SEOチームの編成&役割分担』(2025年:SEO会社ランクエスト調べ)

https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/ 【SEO対策】で検索順位No1を獲得したランクエスト(注1)が『社内SEOチームの編成&役割分担』を調査

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社内SEOチームの編成や役割分担は、いったいどのように行われているのでしょうか?

今回、「SEO対策」というキーワードで検索順位No.1(注1)を獲得したランクエスト(https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/ )は、2025年3月14日~3月17日にわたり、SEO業務に携わる現役担当者132名を対象に「社内SEOチームの編成&役割分担」に関する独自アンケート調査を実施しました。

今回の調査結果から、社内SEOチームの実態と担当者が抱える課題が鮮明に浮かび上がりました。これらのデータをもとに、効果的なチーム編成や役割分担のポイントを整理し、悩みや課題の解決につながる具体的なヒントをお伝えします。


(注1)2025年1月9日に東京都新宿区で、PCブラウザーからGoogle検索を行い、その結果を測定しました。検索キーワードは「SEO対策」で、クッキーや履歴を削除した上で計測しています。なお、他の地域やデバイス、検索タイミング、検索エンジンのアルゴリズムの変更などによって、順位が変動する場合があります。

調査結果①:現在のSEOチームの規模はどれくらいですか?

最も多かった回答は「4~5名の中規模チーム」で、全体の29.6%(39名)を占めています。次いで「2~3名の少数チーム」が26.5%(35名)、「6名以上の専任チーム」が23.5%(31名)と続き、1名のみ(兼任含む)のケースは15.2%(20名)、不明・特になしが5.2%(7名)となりました。

この結果から、多くの企業でSEOに取り組む際には4~5名ほどの中規模体制を敷いていることがわかります。一方で、2~3名の少人数チームや6名以上の大きなチームもそれぞれ2割以上の割合を占めており、企業ごとにチームの編成規模が多様化している点が特徴的です。

また、「1名体制」や「不明・特になし」という回答も見られることから、SEO施策の重要度や社内のリソース状況によって、専任のチーム編成が必ずしも一般化しているわけではないことが考えられます。

今後、SEOがマーケティング戦略上ますます重要になる中で、組織体制をどのように整えて成果を最大化するかは、多くの企業にとって継続的な課題であると言えるでしょう。

調査結果➁:具体的にどのような役割や担当業務がありますか?※複数選択可(注2)

(注2)本設問は複数選択可能ですが、回答を3つまでに制限しています。これにより、より明確にどのような役割や担当業務があるかを把握することを意図しています。

最も多かった回答は「外部パートナー(代理店・ライター等)の管理担当」で、全体の49.2%(65名)に上りました。

次いで「解析・レポート作成担当」が43.9%(58名)、「コンテンツライティング・編集担当」が43.2%(57名)とほぼ同水準で続き、「SEOディレクション(全体統括・戦略立案)」は31.8%(42名)でした。また、「特に分担はなく進めている」は6.1%(8名)と少数にとどまっています。

外部パートナーへの業務委託や管理に関する担当が最多となっていることから、社内のみで完結せず、代理店や外部ライターを活用する企業が多い傾向がうかがえます。

また、同時に「解析・レポート作成担当」や「コンテンツライティング・編集担当」も4割超と高い数値を示しており、SEOの成果測定やコンテンツ制作を社内で担うケースも少なくないことがわかります。

さらに、「SEOディレクション」として戦略立案や全体統括を担う人材が3割程度存在する点は、より専門的な知見を用いて企画段階から取り組む企業も一定数あることを示しています。

一方で、チーム内で明確に役割を分担するケースが多い反面、「特に分担はなく進めている」企業も一定数存在します。社内リソースや組織体制の違いなどから、どのように分担・連携を行うかは各社で大きく異なると考えられます。

いずれにしても、外部パートナーとの協業や専門的な分析・コンテンツ制作を含め、複数の視点から柔軟に役割を設定することがSEOの成果向上に重要なポイントとなりそうです。

調査結果➂:SEO業務における外注の状況を教えてください

最も多かった回答は「一部業務(ライティングやテクニカル対策のみ)を外注」で、全体の48.5%(64名)を占めました。

次いで「大半の業務を外注し、社内では最終チェックのみ」が26.5%(35名)、「外注はしていない(完全内製)」が15.9%(21名)という順になり、「ほぼ全面的に代理店・コンサルタントへ委託」6.8%(9名)、「よくわからない・検討中」2.3%(3名)と続きます。

多くの企業が特定の専門領域やリソース不足を補う目的で、ライティングやテクニカル対策などの一部業務を外部に依頼している様子がうかがえます。

また「大半の業務を外注し、社内では最終チェックのみ」というケースも2割以上あることから、自社での工数削減や専門知識を活用するために、外部パートナーとの連携を重視している企業が多いようです。

一方で「外注はしていない(完全内製)」と回答した企業も1割超あり、外注コストやクオリティ管理などを考慮して、全工程を社内で完結させる体制を整えている例も一定数見られます。どの程度外部リソースを活用するかは、社内の人材や予算、求める専門性の水準などに応じて柔軟に選択されていると言えるでしょう。

調査結果④:チーム運営上の課題として大きいものは何ですか?※複数選択可(注3)

(注3)本設問は複数選択可能ですが、回答を3つまでに制限しています。これにより、より明確にチーム運営上の課題を把握することを意図しています。

最も多かった回答は「社内理解・予算確保の難しさ」で、全体の47.0%(62名)を占めました。続いて「人員不足(兼任が多く、専任リソースが足りない)」が41.7%(55名)、「ノウハウ不足・教育体制の不備」が37.1%(49名)と続き、4番目に「役割重複やコミュニケーションロス」13.6%(18名)となっています。

上位回答を見ても、まず社内的な理解や予算獲得が難しいという組織面の課題が大きく挙げられており、SEO活動自体の必要性やROIを経営層・他部署に十分に理解してもらえないまま予算を組みにくい、という企業の実情が透けて見えます。

加えて、人員不足やノウハウ不足も4割前後と高い水準であることから、専門性の高いSEOを実践・継続するためのリソース確保が課題となっていることがうかがえます。

また、役割重複やコミュニケーションロスを指摘するケースも一定数あることから、チーム内での連携や役割分担が明確化されていないことも業務効率を下げる一因となっているようです。

これらの課題を解決するには、SEOの重要性を周囲に理解してもらうための成果指標や費用対効果の見える化、社内外での教育体制の充実化、そして組織内の連携や役割分担を再整理するための仕組みづくりなど、複合的なアプローチが必要となるでしょう。

まとめ:社内SEOの現状と課題

今回のアンケート調査では、現役SEO担当者132名の声をもとに、社内SEOチームの編成、役割分担、外注実態、そして直面する課題について多角的に検証しました。

最も多かったのは「4~5名の中規模チーム」であり、外部パートナーの管理、解析、コンテンツ制作などがバランスよく担われている一方、一部業務の外注が広く活用されている現状が浮かび上がりました。また、社内理解・予算確保の難しさや人員・ノウハウ不足といった共通の課題が、今後のSEO戦略における組織体制の再構築やリソース最適化の必要性を示しています。

急速に変化するSEO環境においては、データに基づく戦略立案と柔軟な体制運営が重要です。社内外のリソースを最大限に活用し、日々の改善と学びを積み重ねることで、未来の成長を切り拓く鍵となるでしょう。

調査概要

調査日: 2025年3月14日~3月17日

調査対象地域: 全国

調査機関: Freeasy

調査方法: オンラインアンケート調査

調査人数: 132名

調査対象: 現在、SEO業務の実務に携わっている人

<<調査結果の利用条件>>

  1. 情報の出典元として「4,300社以上のSEO支援実績を誇るランクエスト」を明記してください。

  2. ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。

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ランクエストについて

ランクエストでは、「徹底的にSEOで集客するプロ集団」というコンセプトのもと、4,300社を超える企業様にサービスを提供してまいりました。

自社に最適なSEO施策が全くわからない方のために、コンテンツ制作や内部対策の実施など幅広い施策を提案できる専属のSEOコンサルタントがサポートします。

社内リソースが厳しくSEO対策を丸投げしたい方は、ぜひご相談ください。

Point①自社リソースを改善できる『ランクエストの丸投げSEO』

多くのSEO業者は施策の提案までが役務範囲で、施策の実行はクライアント任せか追加費用がなければ対応してもらえない、ということも珍しくありません。しかしランクエストでは、徹底的に考え抜かれたSEO計画を、施策の実行まで追加費用無しで対応させていただいております。

Point➁正社員のライターチームによる品質担保

コンテンツを高品質に維持するために、全ての記事構成を内製で対応しています。毎週更新される100以上の厳格なコンテンツ制作ルールを遵守しつつ、必ず編集長がチェックする徹底的な品質維持体制をとっています。さらに、SEO効果の高いオリジナルコンテンツの制作も対応可能です。

Point③SEO対策に留まらない全方位のWebマーケティング事業

SEOに限らずリスティング広告や、SNSの運用など、多岐にわたる施策をご案内しています。施策単体の効果にとらわれない複合的なプランニングで、マーケティングのトータルコンサルティングを提供し、クライアントの期待に最大限に応えます。

ランクエスト 概要

商号  :株式会社eclore

代表者 :宮島 隆

所在地 :東京都新宿区新宿2丁目8-6 KDX新宿286ビル4階

HP    :https://rank-quest.jp/

事業内容:主にSEOコンサルティングと記事制作に関する事業

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業種
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代表者名
宮島 隆
上場
未上場
資本金
5000万円
設立
2008年01月