Relicが提供する不動産投資型クラウドファンディングサイト構築サービス「ENjiNE」をMyアセットが採用。クラウドファンディング1号目となる「空家ファンド3号」の募集を開始。

「ENjiNE」活用による不動産投資型クラウドファンディング事業参入により、コロナ禍における不動産取引の非体面化を実現。顧客満足度向上と更なる不動産DX推進を目指す。

日本企業の新規事業開発やイノベーション創出を支援する事業共創カンパニーである株式会社Relic（本社：東京都渋谷区、代表取締役CEO：北嶋貴朗、以下、Relic）が提供する、国内シェアNo.1のSaaS型クラウドファンディング構築プラットフォーム「CROWDFUNDING NETWORK Powered by ENjiNE」(以下、本サービス)の不動産投資型を活用し、株式会社Myアセット（本社：千葉県松戸市、代表取締役 土肥 伸一郎、以下「Myアセット」）が不動産投資型クラウドファンディング「Myファンド クラウドファンディング」を2022年3月1日に開設したことをお知らせいたします。

Myアセットは「頭のやわらかい不動産会社」として1都4県にて収益不動産から土地活用までをトータル的にサポートしております。徹底した顧客本位の姿勢、時代を先取りするサービスの開発を行い、不動産会社の理想像をバージョンアップしながら、持続的な不動産ソリューションサービスを提供しています。

 

▼「不動産投資型クラウドファンディング Powered by ENjiNE」についてはこちら
https://relic.co.jp/services/enjine/real_estate/

■Myファンドクラウドファンディング立ち上げ経緯について
　新型コロナウイルス「オミクロン株」の感染症拡大に伴い、引き続き多くの事業やサービスの運営において非対面化やデジタル化/オンライン化を前提に、リモートワークなどの働き方改革やビジネスモデル/企業の在り方そのものの変革を迫られています。そのため、「デジタルトランスフォーメーション（DX：Digital Transformation）」の重要性が益々高まり、デジタルを活用した新規事業創出や既存事業の変革/改善があらゆる産業で不可欠になる中で、不動産業界でも多くの企業が不動産DXの取り組みを加速させています。

　これにより不動産投資領域においてもデジタルを活用した事業やサービスが強力に推進・提供される中で、その事業やサービスを利用するユーザーも急速に拡大しており、これまで普及していなかったユーザー層や、利用されてこなかった用途や場面においても普及が進んでいます。特に一般投資家がインターネット経由で一口1万円程の小口から不動産に出資ができる不動産投資型クラウドファンディングサイトは、現在までに50社以上の宅建事業者が不動産投資型クラウドファンディング事業に参入し、国内の市場は急成長している状況です。

　一方で、昨今の新型コロナウイルス等の影響で、「将来への不安」「老後資金の備え」等の一般投資家の投資に対する関心意欲の高まりが加速してることから、個人投資家の投資をしたいニーズに対して、まだまだ投資対象である不動産ファンドの数が足りていない＝不動産事業者の数が足りていないというのが実情です。そこで、Myアセットが投資家へ新たな投資機会創出をするべく、Relicの不動産投資型クラウドファンディング構築サービス「ENjiNE」を採用し「Myファンド クラウドファンディング」を公開。さらに、Myアセットのような中小規模の不動産事業者がプラットフォーム運営を体現・事例を作っていくことで、不動産投資型クラウドファンディング事業へ参入する中小規模の不動産事業者数増加の後押しをし、さらなる業界活性化を目指します。

【株式会社Myアセット 代表取締役 土肥 伸一郎氏からのコメント】
　当社では、設立以来およそ30年以上、中古の区分マンションをはじめ、中古の賃貸マンションや中古ビルのリフォーム、流動化（販売）事業を行っております。そのノウハウを生かし、昨今、社会問題化しつつある「放置空き家問題」を地域の皆様の力を借りて魅力ある不動産に仕上げ、収益を皆様に還元できればと考えております。また、『不動産投資には興味があるけれど、長期間の資金拘束や大きい金額を投資するのはちょっと怖い・・・』という方向けに少額・短期間で投資できる不動産小口化商品の募集も企画していきたいと考えております。更には、『いまだ普及が進まない小規模不動産特定共同事業のクラウドファンディングのサービスを中小企業でも提供できるんだ』ということを同業者の皆様方にもぜひ知っていただき、特に地方都市での小規模不動産特定事業の普及と更なる投資機会の増加に少しでも貢献できれば幸いです。

■サイト開設時に掲載されるプロジェクト
　クラウドファンディング1号目は、千葉県松戸市河原塚にある区分所有マンションの1室を再生させるプロジェクトにて募集を開始いたします。今回のプロジェクトでは、当社とインテリアコーディネータである荒井詩万先生がタッグを組み『海外ドラマのようなおしゃれな家』をコンセプトにリノベーションを行います。本物件は閑静な住宅街に位置し、周辺には大型スーパーなど商業施設も充実しており、荒井詩万先生デザインにより生まれ変わることで、本物件は室内空間にこだわる子育て世代の新たな生活の場として最適な物件となります。なお、分配金の原資は主として物件の売却により得られた売却益となります。

 

 

■サービス概要
サービス名称：Myファンド クラウドファンディング
サービス内容：不動産投資型クラウドファンディング
サービス運営：株式会社Myアセット
開始時期：2022年3月1日
サイトURL：https://my-fund1.com/

■「不動産投資型クラウドファンディング Powered by ENjiNE」とは
　本サービスは、不動産事業者が不動産投資型クラウドファンディング事業に参入する際に懸念となる、システム構築、保守・運用などのコスト、構築までに掛かる時間を最小限に抑えつつ、スピーディーに事業を展開することを実現した、SaaS型の不動産投資型クラウドファンディング構築サービスです。

　平成29年に不動産特定共同事業法の一部が改正され、インターネット上での契約締結を必要とする電子取引業務に関わる規定が整備されたことで、インターネットで幅広く資金を募ることが可能となりました。それに伴い、国内でも複数の事業者が不動産投資型クラウドファンディング事業への参入を表明・開始しておりますが、併せて下記のような課題も頻出するようになりました。
 

• 社内にIT部門が無く、何から検討すれば良いのか分からない
• 不動産特定共同事業の許認可申請で止まってしまっている
• システム導入で開発会社へ相談をしたが、費用が高額で納期も長かった
• 事業計画、収支計画の策定方法がわからない
• 事業開始後に本当にお金が集まるか不安

　本サービスは不動産特定共同事業の許認可申請からシステムの導入、実務設計のサポート、サイト公開後の投資家集客までを一気通貫でサポートし、上記のような課題を包括的に解決できるサービスとなっています。現在は大手不動産企業、金融系企業を中心に30社以上の導入実績があり（※サイト公開前含む）、いずれのサイトでもファンドの募集開始後はわずか数分で募集金額を達成しました。

　今後は更なる市場の流通活性化に向け、不動産出資持分をトークン化するプラットフォームを構築していき、投資家同士が出資持分の権利移転を容易にできるようになることを目指します。不動産特定共同事業法などの法令のもと、個人投資家がいつでも好きなタイミングで不動産出資持分を売買し、不動産投資型クラウドファンディング事業者の柔軟かつスピーディーな資金調達を可能とするマーケットプレイスの構築に向けた検討をしていき、不動産特定共同事業の普及とさらなる発展を目指します。

■株式会社Relicについて
Relicは、日本企業の新規事業開発やイノベーション創出を支援する「事業共創カンパニー」です。2,000社以上が利用する国内シェアNo.1のSaaS型イノベーションマネジメント・プラットフォーム「Throttle」や、国内シェアNo.1のSaaS型クラウドファンディングプラットフォーム「ENjiNE」、顧客のロイヤリティを向上し、事業のグロースをマネジメントする次世代型マーケティングオートメーション/CRM「Booster」等の「インキュベーションテック事業」に加え、新規事業開発における事業プロデュースやコンサルティング、オープンイノベーション支援、新規事業創出プログラムや社内ベンチャー制度の企画・設計・運営や、事業開発に特化した共創型エンジニアリングサービス「Digital Innovation Studio」、ベンチャー・スタートアップ投資など総合的なソリューションを提供しており、大企業～中小・ベンチャー企業まで業界トップクラスである3,000社以上の支援実績があります。
[コーポレートサイト] https://relic.co.jp
[事業内容] https://relic.co.jp/services/

■本リリースおよび「不動産投資型クラウドファンディング Powered by ENjiNE」のお問い合わせ先
[株式会社Relic 担当] 玉城
[E-MAIL] [e-mail]
[TEL] 03-6455-0735
[FAX] 03-6869-9452