医療介護領域に特化したAI・DXサービスを開発するウェルモ、約6.8億円の資金調達を実施。累計調達額は約55.6億円に

〜前年同月比売上(※1)503%の伸び率を記録。急成長する医療介護AIサービスを支える営業・カスタマーサクセス体制を抜本強化。ミルモシリーズのAI活用を全国展開、社会実装を加速 〜

株式会社ウェルモ

介護現場に特化したAIプラットフォーム「ミルモシリーズ」を展開する株式会社ウェルモ(本社:福岡県福岡市、代表取締役会長兼社長:鹿野 佑介、以下「当社」)は、フジタ・イノベーション・キャピタルが東海東京インベストメントと設立・運営するフジタTTインパクト1号投資事業有限責任組合ならびに事業会社、個人投資家・西坂 空也氏などを引受先とした総額約6.8億円の資金調達を実施したことをお知らせします。累計調達額は約55.6億円となりました。

今回調達した資金は、急速に拡大する医療介護領域におけるAIニーズへの対応を主眼とし、全国の介護事業者・自治体などを支援する営業・カスタマーサクセス体制の抜本的な強化に重点配分します。AIを医療介護現場の業務負担軽減とケアの質的向上に直結させるための、社会実装フェーズへの本格移行と位置づけています

(※1)2026年5月現在

■ 資金調達の概要

調達総額

約6.8億円

累計調達額

約55.6億円

調達手法

第三者割当増資

■ 「人ありき」のAIで医療介護現場を支えるウェルモのアプローチ

日本は世界に先駆けて超高齢社会に突入し、65歳以上の高齢者人口は約3,600万人、要介護・要支援認定者数は約700万人に達しています。介護現場では人材不足と業務負担の増大が進行する一方で、ご利用者と向き合う時間の確保は依然として大きな課題です。

当社は2013年の創業以来、『「人ありき」のテクノロジーで、一人ひとりが輝く社会を実現する』というパーパスのもと、医療介護領域に特化したAIプラットフォーム「ミルモシリーズ」を一貫して開発・提供してきました。当社が掲げるAIは、専門職に代わって判断する主体ではなく、介護職員・ケアマネジャー・看護師などをはじめとする現場の専門職を支えるためのものです。
AIが業務を支援し、最終判断は必ず人が行う――この設計思想を貫いてきたことで、現場に寄り添うAIとして全国の医療介護従事者から支持を得てきました。

■ 医療介護領域に特化したAIプロダクト「ミルモシリーズ」

当社は、年間4,000〜5,000件もの介護DX実績を有します。

 さらに在宅介護の地域資源情報を集約するプラットフォーム「ミルモネット」「ミルモブック」を中核に、全国26,100事業所のユーザーネットワークを構築しています。地域によってはシェア84〜100%を占める基盤の上に、医療介護領域特化のAIプロダクトを多角的に展開しています。

プロダクト

概要

ミルモAI

医療介護領域に特化した帳票AIプラットフォーム

ミルモレコーダー

音声記録AI要約サービス。医療介護従事者の心理的安全性を守るハラスメント検知機能を搭載

ミルモプラン

ケアマネジャーの相談援助業務を支えるケアプラン作成支援AI

ミルモオートメーション

医療介護事務領域のパソコン作業自動化サービス(RPA)

ミルモネットプラス

独自のケアスタイル診断アルゴリズムを搭載した介護事業所コーポレートサイト制作・管理システム

ミルモネット/ミルモブック

在宅介護の地域資源情報を集約するプラットフォーム

ミルモラーニング

医療介護従事者向けの業界特化型eラーニングサービス

加えて、当社は単なるITベンダーではなく、AI研究開発主体として大学・研究機関との学術連携にも継続的に取り組んでいます。2026年4月には、国際医療福祉大学との共同研究が科研費に採択され、当社は研究協力者として参画しています。AIを医療介護現場で実用化するための学術的裏付けを、継続的に積み上げています。

■ 急成長と、現場サポート体制強化の必要性

ミルモシリーズの全国展開とAIプロダクトの拡充により、当社の事業は近年、急速な成長フェーズに入っています。一方、AIプロダクトを医療介護現場に確実に届け、定着させるためには、導入支援・運用伴走を担う営業およびカスタマーサクセス人員の体制強化が不可欠です。

■ 資金使途

調達した資金使途は、以下のとおりです。

① 営業・カスタマーサクセス人員の抜本的な拡充

急成長する事業に応えるため、全国の医療介護事業者へAIプロダクトを届け、導入後の活用定着まで一気通貫で伴走する体制を整備します。福岡本社に加え、主要エリアでの人員強化も視野に入れています。

② ミルモシリーズのAI機能強化

音声・データ・資料など様々なインプットデータを活用し、医療介護現場で必要とされる法定基準の業務関連書類をAI等で自動作成する機能を高度化します。

③ AI研究開発・学術連携の継続

大学・研究機関との共同研究、F-SOAIPをはじめとする経過記録領域、医療介護領域におけるAI推論エンジンの研究開発を継続的に拡張します。

④ 組織基盤の強化

 医療介護ドメインに深い知見を持つメンバーとAI人材双方の採用・組織開発に投資します。

■ 今後の展望

当社は今後、「人ありき」のAIで医療介護現場を支えるというスタンスを軸に、ミルモシリーズの社会実装を全国規模で加速します。医療介護従事者が、本来向き合うべきご利用者との時間に集中できる環境をAIで支え、持続可能な少子高齢社会の実現に貢献してまいります。

■ 投資家コメント

株式会社フジタ・イノベーション・キャピタル 代表取締役 齋藤  邦明様
東海東京インベストメント株式会社 代表取締役 寺門 一彦様

 ウェルモ社は、AI・SaaSを組み合わせた独自プラットフォーム「ミルモシリーズ」を通じて、介護業界が抱える人材不足・生産性の課題に対し、実装可能かつ再現性のある形で応えており、その点を高く評価しております。

我が国が直面する超高齢社会において、介護DXは社会基盤を支える重要なテーマであり、同社事業は単なる効率化にとどまらず、ケアの質の向上にも寄与する意義の深い取り組みと評価しております。

私どもの『フジタTTインパクト1号投資事業有限責任組合』では、今回の出資にとどまらず、ウェルモ社の事業成長を引き続き支援してまいります。

個人投資家・西坂  空也様

超高齢社会の到来と深刻な介護人材不足という我が国が直面する社会課題に対し、AIの力で真正面から挑み急成長を続ける株式会社ウェルモへの出資を決定いたしました。

介護テクノロジー領域における同社の革新的なアプローチと市場における圧倒的な成長速度は、今後の社会インフラとしての高いポテンシャルを示すものであり、投資先として極めて魅力的であると確信しております。介護に関わるすべての人が快適に過ごせる社会の実現を目指す鹿野代表のビジョンと実行力に深く共感するとともに、本出資を通じて同社のさらなる飛躍を力強く後押ししてまいります。

■ 代表コメント

株式会社ウェルモ 代表取締役会長兼社長  鹿野 佑介

ウェルモは2013年の創業以来、『人ありき』のテクノロジーで介護現場を支えるという軸を一度もぶらすことなく、医療介護領域に特化したAI・DXプロダクト群『ミルモシリーズ』を磨いてきました。

私は事業と並行して、介護現場へのテクノロジー実装を阻む制度面の課題に対し、政府への政策提言を粘り強く続けてまいりました。その提言が介護テクノロジーの普及促進や介護DX推進の政策へと結実しつつある今、AIは現場にとって『あれば便利な選択肢』から『業務とケアの質を支える基盤』へと、制度の面からも位置づけが大きく変わりました。介護テクノロジーの社会実装を政策と現場の両面から加速させること。それこそが、担い手不足が深刻化する日本の高齢社会課題を解決するうえで重要なことだと確信しています。

この追い風の中で当社のAIのユーザー数は急速に拡大しており、現場へAIを届け、導入後の定着まで伴走しきれる組織をいかに早く築くかが、最大の経営課題となっていました。今回の資金調達は、採用・組織体制、在宅医療領域の展開を強化し、全国の医療介護現場にAIの恩恵をより早く、より深く届けるためのものです。

AIが医療介護従事者を支え、最終判断は人が行う。この設計思想は今後も一切変えません。『人ありき』のAIで医療介護現場を支え、政策と実装の両輪で日本の未来に貢献してまいります。

■ 「フジタTTインパクト1号投資事業有限責任組合」について

フジタTTインパクト1号投資事業有限責任組合は、学校法人藤田学園の100%子会社である株式会社フジタ・イノベーション・キャピタルと、東海東京フィナンシャル・ホールディングス株式会社の100%子会社である東海東京インベストメント株式会社が、共同で設立したファンドです。藤田医科大学が有する知的財産の社会実装化を目的に、地域医療・遠隔診療、再生医療・創薬・検査薬・医療機器、リハビリ・介護など、バイオサイエンスを含むヘルスケア全般を投資対象としています。

当社は、AIを軸とした医療介護の社会実装を進める立場から、医療領域の学術的知見と研究実証基盤を有する本ファンドのリード投資を受けることを、医療と介護をAIでつなぐ次世代ヘルスケアの実現に向けた重要な一歩と位置づけています。

■ 株式会社ウェルモについて

株式会社ウェルモは、『「人ありき」のテクノロジーで、一人ひとりが輝く社会を実現する』ことをパーパスに掲げ、医療介護領域に特化したAIプロダクト「ミルモシリーズ」を提供しています。26,100事業所のユーザーを抱える在宅介護の地域資源情報を集約するプラットフォーム「ミルモネット」「ミルモブック」、AIを活用したパソコン作業自動化サービス「ミルモオートメーション」、音声記録AI要約サービス「ミルモレコーダー」、医療介護領域に特化した帳票AIプラットフォーム「ミルモAI」、ケアプラン作成支援AI「ミルモプラン」、医療介護従事者向けの業界特化型eラーニングサービス「ミルモラーニング」、介護事業所コーポレートサイト制作・管理システム「ミルモネットプラス」などを展開し、専門知識と先端技術により、介護現場の課題解決に貢献しています。

  • 商号:株式会社ウェルモ

  • 代表取締役会長兼社長:鹿野 佑介

  • 設立:2013年4月30日

  • 資本金:4.9億円(2026年3月19日時点)

  • 所在地:福岡県福岡市中央区大名2丁目6-11

  • URLhttps://welmo.co.jp/

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会社概要

株式会社ウェルモ

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URL
https://www.welmo.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
福岡県福岡市中央区大名2丁目6-11
電話番号
03-6205-7308
代表者名
鹿野佑介
上場
未上場
資本金
-
設立
2013年04月