モビリティDXに取り組むWill Smart、長崎県平戸市と包括連携協定を締結

～デジタル技術の活用による地域交通の活性化や地域振興策の検討を目指す～

株式会社Will Smart（東京都江東区 代表取締役社長:石井康弘、以下　Will Smart）は、長崎県平戸市(市長：黒田成彦、以下　平戸市)とデジタル技術の活用による地域交通の活性化や、観光活性化のための地域振興策の検討を目指し、包括連携に関する協定を締結いたします。

Will Smartは“｢移動｣を支える”テクノロジー企業として地域交通インフラの課題解決に向けたコンサルティングからシステム開発・保守までのワンストップ型受託開発サービスを強みとしており、｢九州MaaS｣への参画をはじめ、地方自治体との連携強化によるMaaSの実現を推進しています。

平戸市は世界文化遺産や異国情緒ある歴史的な街並み、平戸城の城泊を核とした先進的な観光施策「アルベルゴ・ディフーゾ※」などが魅力の都市である一方、観光地までの移動手段の不足が長年の課題とされてきました。

今回の協定では、Will Smartのモビリティ業界に特化したサービスプラットフォーム構築のノウハウや技術力を活用し、平戸市の観光移動における利便性の向上や地域振興に関する様々な課題解決をさらに推進してまいります。

協定の背景と目的

平戸市は世界文化遺産や異国情緒ある歴史的な街並みが魅力の都市で、平戸城の｢城泊｣を中心にその城下町一体をホテル化する「アルベルゴ・ディフーゾ」を推進するなど、先進的な観光施策にも取り組んでいます。

一方で新型コロナウイルスの感染拡大や人口減少によるドライバー不足、利用者の減少などの影響によって、市内の一部のタクシー事業者が閉業に追い込まれるなど、移動手段の不足が深刻化しています。また、観光の玄関口となる長崎空港から平戸市においては直通運行する交通手段がなく、観光客の目的地選定に影響が出ているとされてきました。Will Smartはこのような課題に対して、多数の開発実績を持つモビリティ業界に特化したサービスプラットフォーム構築のノウハウや技術力を提供し、平戸市及び地域関係者と共にデジタル技術を活用した新たな地域交通の検討及び観光移動に関する課題解決の推進を図ります。

締結日

2024年6月28日(金)

Will Smartは今後も“｢移動｣を支える” テクノロジー企業として、人や物の移動に関わる顧客の課題発見のコンサルティングから課題解決に向けたデジタル技術の実装までをトータルでサポートし、移動者の利便性向上を目指してまいります。

(参考情報)

※アルベルゴ・ディフーゾ：イタリアで始まった｢空き家問題｣を観光産業で解決するための取り組み。集落の空き家などを客室に見立て、地域一体で宿泊経営を行う分散型宿泊施設の考え方。

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■株式会社Will Smartとは

Will Smartは顧客企業との対話によって培った経験やノウハウ、最新のソリューションを活用しながら、モビリティ業界のお客さまとの共創による社会課題の解決に取り組んでいます。

サービスとして、デジタルサイネージを活用して交通機関の運行情報等を配信する｢総合情報配信サービス｣、車両データの収集を行う車載デバイスの提供やカーシェア、レンタカー、EV充電器等の予約システムの提供を行う｢モビリティシステムサービス｣、交通事業者等の利用データを分析・可視化してEBPM支援につなげる｢AI・データサイエンスサービス｣、オンプレミスシステムのクラウド化や基幹システムの新規開発を行う｢クラウド化支援サービス｣を提供しています。これらのサービスを組み合わせて提供する、お客様のニーズや課題に応じたご提案が高い評価を得ています。

 詳しくはWill SmartのWebサイト(https://willsmart.co.jp/)をご覧ください。

■会社概要

会社名：株式会社Will Smart
代表者：代表取締役社長 石井康弘
設立：2012年12月12日
事業内容：
モビリティ業界を中心とした事業課題解決に対してDX 技術を駆使したソリューションの企画・提案、ソフトウェアの受託開発と運用支援。

資本金：622百万円（2024年4月16日現在）