現役SEO担当者133名が明かす『マネジメントか?独立か?キャリアの岐路』(SEO会社ランクエスト調べ)
https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/ 【SEO対策】で検索順位No1を獲得したランクエスト(注1)が『SEO担当者のキャリアについて』徹底調査
SEO業界で働く人々は、キャリアについてどのような未来を描いているのでしょうか?
今回、「SEO対策」というキーワードで検索順位No.1(注1)を獲得したランクエスト(https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/ )は、2025年3月14日~3月21日にかけて、SEO業務に携わる現役担当者133名に対し「SEO担当者のキャリア」に関する独自アンケート調査を実施しました。
調査の結果、SEO担当者たちが抱えるキャリアのリアルな課題や理想のキャリア像が鮮明になりました。本記事では、これらのアンケートデータをもとに、SEO担当者が今後のキャリアを切り拓くための具体的なヒントをお伝えします。
(注1)2025年1月9日に東京都新宿区で、PCブラウザーからGoogle検索を行い、その結果を測定しました。検索キーワードは「SEO対策」で、クッキーや履歴を削除した上で計測しています。なお、他の地域やデバイス、検索タイミング、検索エンジンのアルゴリズムの変更などによって、順位が変動する場合があります。
調査結果①:あなたの現在の職位・役割は何ですか?

最も多かった回答は「チームリーダー・マネージャー(メンバーを管理)」で、全体の39.1%(52名)に上りました。続いて「部署責任者・役員クラス」が28.6%(38名)、「一般スタッフ・担当者(実務中心)」が27.1%(36名)となり、フリーランス・個人事業主は5.2%(7名)でした。
チームリーダー・マネージャー層が4割近くを占めていることから、SEO関連の取り組みは「メンバー管理を伴うポジション」が大きな役割を果たしていることが分かります。また、部署全体を統括する責任者・役員クラスも3割近くいるため、SEO業務が企業の重要な戦略として上層部でも認識・管理されていることがうかがえます。
一方、実務を担当するスタッフ層もほぼ同程度(約3割)存在しており、現場レベルでSEOを実行する専門家も一定数いる状態です。フリーランスや個人事業主は少数ですが、独立してSEOを担うプロフェッショナルが一定数いることも確認できます。
全体としては管理職やマネージャークラスが多いものの、トップマネジメント層から実務担当者、さらに外部のフリーランスまで幅広い人材がSEOに携わっていることが読み取れます。これは、企業規模や部署ごとにSEOの必要性・重要性が広く認識され始めている現状を示していると言えるでしょう。
調査結果➁:今後1~3年以内に、どのようなキャリアパスを志向していますか?※複数選択可(注2)

最も多かった回答は「マネジメント方面(チーム運営・部署統括など)」で47.4%(63名)でした。次いで「他のWebマーケ領域に拡張(広告運用、SNS運用、CRMなど)」が42.1%(56名)、「大手企業や知名度のある企業への転職」が26.3%(35名)と続きます。
さらに、「コンサル・独立(フリーランス、個人事業主として活動)」が10.5%(14名)、「起業・スタートアップへの参画」が9.8%(13名)、「SEOスペシャリストとしてさらに深く追求」が7.5%(10名)となり、「その他」は0.8%(1名)でした。
マネジメント側へ進みたいという人が最も多い結果から、チーム運営や部署レベルでの統括ができる人材になることを目指すSEO担当者が多いことがうかがえます。
また、Webマーケ全般へスキルを広げたいと考えている方も約4割と高い割合で、SEOに限らずデジタルマーケティング全体の知見を深めたいというニーズが強いと言えるでしょう。
一方で、転職を視野に入れている人も約26%と少なくなく、よりブランド力や知名度のある環境へ移ることでキャリアアップを図ろうとする傾向も見られます。
独立や起業、スタートアップ参画のように起業家的な道を模索する人も一定数存在しており、SEOスキルを武器にして新たなビジネスを立ち上げたい意欲がうかがえます。
また、少数ですが純粋にSEOを深く突き詰めたいという専門志向の層も存在しており、ビジネス視点と職人的視点の両面でSEO分野が求められている状況が読み取れます。
調査結果➂:キャリアアップのために特に必要と感じる要素は何ですか?※複数選択可(注3)

最も多かった回答は「チームマネジメントやリーダーシップスキル」で、42.1%(56名)に上りました。次いで「経営・マーケ全体を理解する視点」が36.8%(49名)、「プログラミングやデータ分析などの技術スキル」が33.8%(45名)という結果です。さらに「人脈形成やビジネスコミュニケーション力」が19.6%(26名)、「論理的思考やデータ分析などの問題解決スキル」が15.8%(21名)と続きました。
SEO担当者・実務者の多くが、単なる技術面だけでなく、チームをリードして成果を上げるマネジメント力や全体視点で経営・マーケを捉える力が重要と認識していることがうかがえます。
また、プログラミングやデータ分析のような専門スキルも引き続き求められており、実務とマネジメント両面のバランスを高めたいという傾向が見て取れます。
人脈形成やコミュニケーション力、論理的思考・問題解決力など、ビジネスパーソンとして総合力を磨くこともキャリアアップに不可欠と感じている人が一定数いる点も特徴的です。
総合的には、マネジメントと技術の両軸に加え、コミュニケーション力や問題解決スキルを組み合わせた「総合力」が高いほど、今後のSEO・デジタルマーケティング領域でキャリアを伸ばしやすいと考えられていると言えるでしょう。
調査結果④:キャリア形成で大きな課題・不安要素は何でしょうか?※複数選択可(注4)

最も多かった回答は「スキルアップのための時間・コスト不足」で、42.1%(56名)に上りました。次いで「Webマーケ全般に広げるか、SEO特化で行くか悩んでいる」が33.1%(44名)、「現在の会社・組織でキャリア機会が限られている」と「将来像や自分の適性が明確でなく、方向性に悩んでいる」が同率の30.1%(40名)となっています。
また、「経営・マネジメント経験がなく、挑戦しにくい」と感じている人が16.5%(22名)、「ワークライフバランスや家庭の事情との両立が不安」と答えた人は11.3%(15名)でした。
「時間や費用の確保」が最大の課題となっている点から、業務の合間にスキルを磨き続けるハードルが高い現状がうかがえます。
また、SEOの領域をさらに深めるか、より幅広いWebマーケティングスキルを身につけていくかという方向性の悩みを抱える声も多く、今後のキャリアパスを検討する上で、専門性の追求と汎用性の拡大とのバランスに難しさがあると言えるでしょう。
加えて、企業内でのキャリアアップ機会が限られていたり、自分の強みや将来像をつかみきれず不安を抱えている方も3割ほど存在し、明確なビジョンを描くことが課題になっていることが分かります。
▼ まとめ:SEOキャリアにおける「選択と集中」の時代が到来か
今回のアンケート結果からは、SEO担当者がキャリアを築いていくうえで、役職や将来像、求められるスキルが多様化していることが見えてきました。以下のポイントを振り返りつつ、今後のキャリア形成を考えるうえでのヒントを探ってみましょう。
1. 管理職ポジションの増加と「チームマネジメント」の需要
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最初の調査では、チームリーダーやマネージャー層が最も多くSEO業務の管理・統括を担う層が増えていることが分かりました。
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さらに、キャリアパスでも「マネジメント方面」を志向する人がトップに挙がり、SEOを単なる施策ではなく、事業戦略の一環としてリードできる人材が求められている現状を反映しています。
2. 幅広いWebマーケへの展開とSEO特化のジレンマ
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他のWebマーケ領域へスキルを拡大したい人と、SEOに特化して専門性を深めたい人がいることが確認できました。
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“ゼネラリストかスペシャリストか”という選択はいつの時代も重要なテーマですが、特にデジタルマーケティング全体が高度化・細分化する中で、自分の強みをどこに置くかという明確な戦略が必要とされていることがうかがえます。
3. カギを握る「時間・コスト不足」と「経験値の壁」
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キャリアアップに必要なスキルとしては、チームマネジメントやリーダーシップ、経営視点を含む包括的なマーケティング知識、そしてプログラミングやデータ分析などの技術力が挙がりました。
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一方で最大の課題としては、スキルアップのための時間・コスト不足が最多となり、さらに「経営・マネジメント経験がないまま管理職ポジションに挑戦しにくい」という声も上がっています。これは、日常業務と学習の両立や、実務経験を積む場の限られた環境など、二重三重の壁を感じている人が多いことを示しています。
4. 今後の展望:変化を捉え、主体的に道を切り開く
デジタルマーケティングの世界は、アルゴリズムやテクノロジーの進化により絶えず変化し続けています。その中で、「自分の専門領域を磨く」か「視野を広げて統合的なマーケターを目指す」かは悩みどころですが、いずれにせよキャリア形成の主導権を自分自身が握ることが重要です。
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マネジメント志向なら、現場経験と同時にチームを率いるための思考法や意思決定プロセスを学ぶ。
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技術特化なら、最新のSEO手法やデータ分析スキルを徹底的に磨き唯一無二の専門性を確立する。
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ワークライフバランスの不安があるなら、キャリアの優先順位を明確化し、必要に応じて職場環境
や働き方の選択肢を広げる。
これらを意識しながら、自分自身の強みや将来像を再定義し、時代の変化に合わせて柔軟にアップデートを続けることこそ、SEO担当者が中長期的に活躍できる秘訣ではないでしょうか。今まさに、「選択と集中」が問われる時代に突入したのかもしれません。
調査概要
調査日: 2025年3月14日~3月21日
調査対象地域: 全国
調査機関: Freeasy
調査方法: オンラインアンケート調査
調査人数: 133名
調査対象: 現在、SEO業務の実務に携わっている人
<<調査結果の利用条件>>
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情報の出典元として「4,300社以上のSEO支援実績を誇るランクエスト」を明記してください。
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ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:
https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/
https://rank-quest.jp/column/column/how-to-contents-seo/
ランクエストについて
ランクエストでは、「徹底的にSEOで集客するプロ集団」というコンセプトのもと、4,300社を超える企業様にサービスを提供してまいりました。
自社に最適なSEO施策が全くわからない方のために、コンテンツ制作や内部対策の実施など幅広い施策を提案できる専属のSEOコンサルタントがサポートします。
社内リソースが厳しくSEO対策を丸投げしたい方は、ぜひご相談ください。
Point①自社リソースを改善できる『ランクエストの丸投げSEO』
多くのSEO業者は施策の提案までが役務範囲で、施策の実行はクライアント任せか追加費用がなければ対応してもらえない、ということも珍しくありません。しかしランクエストでは、徹底的に考え抜かれたSEO計画を、施策の実行まで追加費用無しで対応させていただいております。
Point➁正社員のライターチームによる品質担保
コンテンツを高品質に維持するために、全ての記事構成を内製で対応しています。毎週更新される100以上の厳格なコンテンツ制作ルールを遵守しつつ、必ず編集長がチェックする徹底的な品質維持体制をとっています。さらに、SEO効果の高いオリジナルコンテンツの制作も対応可能です。
Point③SEO対策に留まらない全方位のWebマーケティング事業
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