AI時代の共育共創を支えるクラウドファンディング、ファーストゴールを達成
〜次の目標60万円へ。第一弾実践を8月27・28日、奥多摩の廃校活用施設で実施〜
社会実験コミュニティ「DICT」(運営会社:株式会社Link & Innovation)から派生した共育共創コミュニティ「DICT Education DAO」は、AI時代の新しい学びを共につくるためのクラウドファンディングを実施しています。
2026年8月23日現在、支援総額は30万円を超え、First Goalを達成しました。現在は、教育実践・研究・発信を継続するため、Second Goalとなる60万円を目指しています。
その第一弾実践として、8月27日(木)~28日(金)、東京都奥多摩町の旧中学校校舎を活用した施設にて、1泊2日の共創プログラム「Education Co-Creation Camp」を開催します。本プログラムは、安心して深い対話を行うための場づくりと研究設計上の理由から原則として招待制・少人数で実施します。

「何を知っているか」から、「誰と出会い、どんな問いを立てるか」へ
生成AIの進化により、知識や情報は誰もが瞬時に得られるものになりつつあります。一方で、「誰と出会うか」「どのような問いを立てるか」「異なる価値観を持つ人とどう協働するか」の重要性は、これまで以上に高まっているとDICT Education DAOでは考えています。
大切にしているのは、専門性や所属を否定することではありません。それぞれの経験や知見を持ち寄りながらも、ときに肩書きをいったん外し、自分自身の言葉で本音に近い問いを発すること。そして、誰かの問いにすぐ答えを出すのではなく、まず寄り添い、共に考えることです。
小さなモヤモヤ、いつかやりたいと思いながら先送りしてきたこと、日々の現場で胸にしまってきた違和感。誰しもが抱えるそんな問いを起点に、参加者同士が学び合い、実践へとつなげていく。教育を学校だけの営みとして捉えず、誰もが学び手であり実践者であり共創者となる——DICT Education DAOはこれを「共育共創」と呼び、その考え方を育てようとしています。
「universitas」の思想を現代に実装する
「大学」は今日、建物や組織を指す言葉として使われますが、その語源の一つとされる「universitas」は、学びたいという志を持つ人々が自発的に集い、議論を重ねながら知を生み出す共同体を意味していたとされます。
DICT Education DAOは、この考え方を現代に照らして問い直し、特定の学校や大学に閉じない、市民大学的な学びの共同体として実装することをコンセプトに掲げています。運営においても、一人ひとりが主体的に意思決定や活動に関わり、共通の目的に向かって協働するDAO(Decentralized Autonomous Organization)の考え方を思想的な基盤として参照しています。
「教える人」と「学ぶ人」という固定された役割を超えて、誰もが学び手であり、実践者であり、共創者となる。それが、DICT Education DAOが目指す学びのかたちです。

第一弾実践を、奥多摩の廃校活用施設で開催
「Education Co-Creation Camp」の会場は、東京都奥多摩町にある旧中学校校舎を活用した施設です。新しい会議室ではなく、かつて学校だった場所を選んだ背景には、学校という施設が一つの役割を終えた後も、人が出会い、問いを持ち寄り、学び合う営みは続いていくという考えがあります。
当日は、教育、研究、企業、地域実践など、多様な立場の参加者が集います。各自の問いや実践を短時間で共有する「フラッシュピッチ」、少人数での対話、自然の中での散策、参加者同士での共同調理、翌朝の共有セッションなどを行います。
非日常の環境で時間を共にすることが、参加者間の信頼形成や、新たな教育プロジェクトの創出にどのような影響を与えるのかについても、継続的な実践研究につなげます。
開催概要
● イベント名:DICT Education DAO「Education Co-Creation Camp」
● 主催:DICT Education DAO
● 開催日時:2026年8月27日(木)~28日(金)
● 形式:原則招待制/少人数・宿泊型
● 参加者:教育、研究、企業、地域実践など、多様な分野で活動する実践者
実践で得た知見を国内外へ発信
Education Co-Creation Campを含む実践研究の成果は、2026年10月15日~18日に台湾・高雄の国立中山大学で開催される「TERA Conference 2026 & WERA Focal Meeting」で発表する予定です。関連する研究アブストラクトは採択されています。
同大会のテーマは「Bridging Cultures, Co-creating Knowledge: Local Innovations and Global Visions in Education」。異なる文化をつなぎ、知を共につくるというテーマは、DICT Education DAOが掲げる共育共創の考え方とも重なります。
さらに、2027年6月6日~9日にラトビア・リガで開催予定の「ISPIM Innovation Conference 2027」への研究展開も検討しています。
ISPIMは、イノベーション・マネジメント分野の研究者、企業・行政の実務家、コンサルタント、政策関係者などが参加する国際的なコミュニティです。Education Co-Creation Campで生まれる共創プロセスを、教育研究だけでなく、地域変革や社会実装、イノベーション・マネジメントの観点からも言語化していきます。
※ISPIM Innovation Conference 2027への発表・参加は現時点で未確定であり、今後の研究成果や応募・採択状況を踏まえて判断します

First Goalを達成、Second Goalの60万円へ
本クラウドファンディングは、活動資金の調達だけでなく、教育の未来を共に考え、実践する仲間との出会いを目的としています。
First Goalの30万円は、コミュニティの運営、教育イベント、実践記録・発信など、活動基盤を整えるための最小単位として設定しました。現在はSecond Goalの60万円を目指し、共同研究や国際カンファレンスでの発表、その成果を国内の教育現場や地域へ還元する活動を進めます。
支援者は、リターンを通じて次のような形で活動に関わることができます。
● 支援者限定の活動報告を受け取る
● WERAでの研究発表に関するオンライン報告会へ参加する
● 共感者限定の少人数交流イベントへ参加する
● 教育プログラムや共創プロジェクトへ関わる
● 共同オーナーとの対話・特別講義の実施

クラウドファンディング概要
● プロジェクト名:【Universitas】原点から始まる教育共創。分断を越え、共に問い、共に創る
● 実施期間:2026年7月22日(水)~9月17日(木)
● First Goal:300,000円(達成)
● Second Goal:600,000円
● プロジェクトページ:https://for-good.net/project/1003988
DICT Education DAOについて
DICT Education DAOは、国際共創イノベーションのための社会実験コミュニティ「DICT」から派生した共育共創コミュニティです。共同代表は河野翔一と宮坂修平です。
教育者、研究者、企業人、地域の実践者、保護者、学生など、多様な立場の参加者が、それぞれの経験や問いを持ち寄り、新しい学びと教育を共創しています。
誰もが学び手・実践者・共創者となる学びのあり方を大切にし、そこで生まれた実践を研究として言語化し、社会へ還元することを目指しています。
DICT について
DICT (Design, Innovation, Co-Creation, Technology)は、2022年に社会起業家であり社会物理学者の山本晋也によって創設されたコミュニティです。Web 3.0とDAOを基盤に、デザイン、イノベーション、共創、テクノロジーを融合させた社会実験を通じて、新しい価値創造の形を模索しています。
DICTは国内外の多様な拠点で活動を展開し、創設以来18社の法人を生み出してきました。起業家や研究者、プロデューサー、アーティスト、クリエイターが集い、国際的な共創を推進する共鳴場として注⽬を集めています。
山本晋也プロフィール:https://www.virgo-all-creation.com/shinya-yamamoto

本件に関するお問い合わせ先
DICT Education DAO
Email:support@fractal-dict.com
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