『第10回 エクセレントNPO大賞』「課題解決力賞」を受賞。組織一丸となった成果の創出が評価、京都の団体として初の事例に
団体設立から23年にわたりアジアやアフリカなどで紛争や災害の被害にあった人々を支援
5月10日、都内で開催された表彰式に参加したテラ・ルネッサンス鬼丸（右から２番目）
ウガンダの元子ども兵社会復帰支援の様子
◯ “良質な競争”により市民とのパートナーシップの強化を目指す 『エクセレントNPO大賞』とは
本賞は社会課題の解決に取り組む非営利組織（NPO）の活動を自己評価方式を用いて評価し、社会に対する「見える化」を目的とした顕彰制度です。組織運営の改善を通じたNPO間における良質な競争によって、市民からNPOに対する社会的信頼性の向上などが期待されています。
◯ 本賞の評価に伴うSDGsの目標17 パートナーシップへの貢献
市民の支持は良質な活動に取り組むNPOに対して集まるため、NPOはさらに組織運営の改善を目指す必要性があります。この循環によって市民とNPOの関係構築が促進されることから、ひいてはSDGsにおける目標17パートナーシップへの貢献が期待されます。
◯ 具体的な評価について（以下、表彰式で発表された講評より抜粋）
「すべての生命が安心して生活できる社会（=世界平和）の実現」をビジョンに掲げ、地雷、小型武器、子ども兵など紛争解決に寄与する課題に対し、創設者と理事長のリーダーシップのもと組織一丸となって活動を推進し、着実に成果を創出してきた点が評価された。
◯ 鬼丸昌也（テラ・ルネッサンス創設者・理事）のコメント
表彰式で挨拶するテラ・ルネッサンス理事鬼丸
「団体設立から23年にわたり、アジアやアフリカなどで紛争や災害の被害にあった人々の支援に取り組んできました。これらの活動の多くは約2,850名・団体におよぶ個人や法人の皆様からの寄付によって実施されています。NPOに対する寄付は、市民の皆様が社会課題の解決に取り組むための最も重要な手段の一つです。これからも組織運営の改善に努める中で、市民の皆様との良い関係性を育み、ビジョンである「世界平和の実現」を目指して活動を続けていきたいと思います」
■ お問い合わせ
本件の取材に関するお問合せは、下記フォームよりご連絡ください。
https://www.terra-r.jp/contactus.html
（担当：テラ・ルネッサンス広報 小田）
エクセレントNPO大賞について
質の向上をめざし自己評価を行いながら改善につとめる非営利組織を応援し、新聞社の協力を得て社会に「見える化」をすることを目的とした顕彰制度。「市民性」「課題解決力」「組織力」に区分された基本条件のもと、15項目の基準に沿って自己評価および審査員による審査を実施し、ノミネートおよび受賞団体が選出される。
URL：http://www.excellent-npo.net/
認定NPO法人テラ・ルネッサンスについて
『すべての生命が安心して生活できる社会の実現』を目的に、2001年に鬼丸昌也によって設立。現在では、カンボジア、ラオスでの地雷や不発弾処理支援、地雷埋設地域の生活再建支援、ウガンダ、コンゴ、ブルンジでの元子ども兵の社会復帰支援を実施。また、日本国内では、平和教育（学校や企業向けの研修）や、岩手県大槌町で大槌刺し子を運営。2022年にはハンガリー、ウクライナにおける避難民への支援を開始。主な受賞歴：「地球倫理推進賞」(社団法人倫理研究所) 、「地球市民賞」(独立行政法人国際交流基金)、「社会貢献者表彰」(公益財団法人社会貢献支援財団)、「日経ソーシャルイニシアチブ」国際部門賞ファイナリスト(日本経済新聞社)、第４回ジャパンSDGsアワード副本部長(外務大臣)賞、第52回毎日社会福祉顕彰、第１回SDGsジャパンスカラシップ岩佐賞「平和の部」、第18回西日本国際財団アジア未来大賞、「エクセレントNPO」課題解決力賞(エクセレントNPOを目指そう市民会議)、など。国連経済社会理事会特殊協議資格NGO。
名称：特定非営利活動法人テラ・ルネッサンス
所在地：京都府京都市下京区五条高倉角堺町21番地jimukinoueda bldg. 403号室
理事長：小川 真吾
設立：2001年10月31日（2014年５月30日より認定NPO法人）
事業内容：『地雷』『小型武器』『子ども兵』の課題に対するアジア・アフリカでの支援活動、および国内での『平和教育』を中心とした啓発活動 など
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