FujirebioによるPlasma Services Groupの買収を通じたバイオ原料供給事業の強化とCDMO機能の拡大について
当社の連結子会社である富士レビオ・ホールディングス株式会社(代表取締役社長:石川 剛生、本社:東京都港区)傘下のFujirebio Diagnostics, Inc.(CEO:Monte Wiltse、所在地:米国ペンシルベニア州マルバーン、以下「FDI社」)は、このたび、Plasma Services Group, Inc.(President:Nichelle Fernandez、本社:米国ニュージャージー州ムアズタウン、 以下「PSG社」)を買収しましたのでお知らせします。本買収にかかる株式取得金額は公表しておりません。
PSG社は、2004年に設立され、体外診断薬の研究・開発・製造に必要なバイオ原料を、主に診断薬企業に向けて供給する企業です。特に希少疾患領域に強みを持ち、幅広い疾患に対応したコントロール試薬※などの原料供給事業を中心に、検体収集の受託サービスなども提供しています。
本買収により、富士レビオグループ(Fujirebio)は、PSG社のバイオ原料供給事業を自社のCDMO(Contract Development and Manufacturing Organization:受託開発製造)戦略の一環として取り込むことでCDMO機能を拡大します。さらに、FujirebioのCDMOパートナーにPSG社の有するバイオ原料を供給することでバイオ原料供給事業の成長を加速させ、Fujirebioがグローバル戦略として推進しているCDMO戦略のさらなる強化を図ってまいります。
なお、本買収による、当社の2026年3月期の連結業績予想の変更はございません。
<PSG社の概要>
名称 :Plasma Services Group, Inc.
所在地 :米国ニュージャージー州ムアズタウン
代表者の役職・氏名 :President Nichelle Fernandez
設立年 :2004 年
株式の種類 :非上場
従業員数 :13名
当社との関係 :当社の連結子会社である富士レビオ・ホールディングス傘下の FDI社が
試薬開発時に必要な検体を購入
※体外診断薬の精度管理用試料で、臨床検体と同様に測定し、一定の範囲内の測定値であることを確認することで検査データの保証をするために使用する。
以上
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