【MUFG】新規事業創出プログラムSpark Xから誕生した「マタニティウェアサブスク」と「障がい者雇用サポート」サービスがついに始動!
社会課題や顧客課題解決に挑むグランプリ案件の事業化を推進し、世界が進むチカラになります!
株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(以下、MUFG)は、2022年にMUFGグループ横断の新規事業創出プログラム「Spark X」を立ち上げました。金融領域に限らず、MUFGの強みを生かせるすべての事業領域を対象に、「世界が進むチカラになる。」というパーパスを実現する新規ビジネスのアイデアを募集し、受賞チームは、会社の全面的なサポートの下、本格的な事業化をめざすプログラムです。初年度からの累計応募件数は1,300件、受賞案件は7件となりました。今般、2022年と2023年のグランプリ案件がサービス提供を開始し、顧客課題・社会課題の解決を進めていきます。
(今年度のSpark X開催記事:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000101.000079050.html)
◆Spark X 2022初代グランプリ「マタニティウェアのサブスク」
大丸松坂屋百貨店が運営するファッションサブスク「AnotherADdress」にてサービス化
・取り組みの経緯と概要
「マタニティウェアのサブスク」は、「Spark X」の2022年度グランプリを受賞した事業アイデアで、妊娠中の働く女性が抱える服装の悩みをはじめ、妊娠・出産に関する不安を少しでも軽減し、自分らしく、過ごしやすい環境の実現をめざすものです。今般、株式会社 大丸松坂屋百貨店が運営する「AnotherADdress」にてサービス化が決定、2025年4月より新たにマタニティウェアの取り扱いを開始します。

・背景と目的
妊娠期間中、働く女性にとって洋服選びは大きな課題となります。限られた期間での体型変化に対応しながらも、仕事場でのスタイルを保つことが求められています。そこで、妊娠経験者の声を踏まえ、仕事にも使いやすい複数ブランドのマタニティウェアを提供することで、体型や季節の変化、お仕事の環境やTPOなどに合わせて柔軟に洋服選びができるようになることをめざしました。
・AnotherADdressについて
2021年から開始の「AnotherADdress」は、320以上の国内外のデザイナーブランドを取り扱う百貨店初のサブスクリプションサービスです。今回、マタニティウェアのレンタルサービスを追加することで、妊娠出産期の女性たちにもお楽しみいただけるようになります。

三菱UFJ銀行ホームページ「お知らせ」はこちら
https://www.bk.mufg.jp/info/pdf/SparkX_maternity.pdf
◆Spark X 2023グランプリ 障がい者雇用をサポートする「チャレンジドバンク」サービス実証を開始
・取り組みの経緯と概要
2023年度にグランプリを受賞した「チャレンジドバンク」は、企業の障がい者雇用をサポートする新規事業です。障がいをもつ従業員の安定的な就労と育成・戦力化を支援することを目的としたサービスで、2024年11月よりサービス実証を開始しました。

・背景と目的
近年、サステナビリティ開示の広がりや人的資本経営の取り組み強化、障がい者法定雇用率の引き上げ等、障がい者雇用の重要性が高まっています。厚生労働省の調査では、2024年6月1日時点で民間企業が雇用する障がい者の数は68万人近くと過去最高を記録したものの、法定雇用率達成企業の割合は46.0%に留まります(※1)。障がい者雇用に取り組もうとする企業では、人的リソースやノウハウ、合理的配慮のあるオフィス環境が十分ではなく、育成・指導担当者の確保、適切な業務開拓や定着のためのサポート体制構築、オフィス環境の整備が課題となっていると考えられます。
こうした背景を踏まえ誕生した「チャレンジドバンク」はお客さまとなる企業の担当者と協働し、障がい者雇用の場を創り上げていくことをコンセプトとしています。専門知識を持つ人材が、障がいをもつ従業員に配慮したオフィス環境に常駐し、障がい者の安定的な就労とスキルアップ・戦力化を力強くサポートします。
令和4年の障害者の雇用の促進等に関する法律(障害者雇用促進法)改正では、雇用の質の向上のための事業主の責務が明確化されました。基本的に「チャレンジドバンク」での就業は通過点であり、ある程度安定して働けるようになったあとは、所属企業の本社や各事業所での就労へステップアップしていくことがゴールです。所属企業で戦力として安定的に働けるようになることで、障がいをもつ従業員もスキルアップ・キャリアアップを実現していかれる枠組みをめざしています。
※1 厚生労働省,令和6年12月,「令和5年 障がい者雇用状況の集計結果」
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47084.html
・「チャレンジドバンク」の特徴
1.常駐スタッフが、障がいをもつ従業員の「働く」をサポート
■定着面談の実施:経験豊富な常駐スタッフが定期的に面談を行い、従業員の定着をサポート。
■業務サポート:可能な範囲で実務までサポートし、従業員の本業での戦力化を後押し。
■スキルアップ支援:業務内容に応じたスキルアップ支援を行い、従業員の成長を支援。
2.障がい者雇用のノウハウの提供
■業務開拓支援:サテライトオフィスで実施可能な業務を企業と共に選定し、業務開拓をサポート。
■障がい者雇用に関連した知見の提供:障がい者雇用に関する基礎知識や障がい特性に応じた知見のある常駐スタッフによる、障がいをもつ従業員への対応スキル向上の支援。
3.精神・発達障がい者が働きやすいオフィス環境を整備
■各種休憩スペース:共有の休憩スペースに加え、プライベートな休憩スペースも複数用意。
■多目的トイレの完備:一人で落ち着いて使用できる多目的トイレを完備。
■定着面談専用の個室:安心して相談できる、定着面談専用の部屋を設置。
■シェアオフィススペース:一般社員が現場でサポートしやすいよう、シェアオフィススペースを完備。



インタビュー記事はこちら
https://www.mufg.jp/profile/strategy/dx/articles/0124/index.html?link_id=top_pickup01
・今後も続く、Spark Xの挑戦
MUFGでは、新規事業創出プログラム「Spark X」に挑戦するMUFG社員一人ひとりのチカラを後押しし、顧客課題・社会課題を解決する新規事業の創出に取り組むことで、パーパス「世界が進むチカラになる。」の実現をめざします。
INNOVATION HUBはこちら
https://www.mufg.jp/profile/strategy/dx/index.html

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