【竣工】大型物流施設「MFLP横浜新子安」新築工事
日鉄エンジニアリング株式会社(代表取締役社長:石倭行人、本社:東京都品川区、以下「当社」)は、三井不動産株式会社(代表取締役社長:植田俊、本社:東京都中央区)およびENEOS不動産株式会社(代表取締役社長:丹羽逸夫、本社:神奈川県横浜市)より受注した大型物流施設「MFLP横浜新子安」(所在地:神奈川県横浜市、以下「本施設」)を竣工しましたのでお知らせいたします。
本施設は、首都圏広域をカバーする配送に優れた立地で、「水辺と共存するスマートエネルギー倉庫」をコンセプトとした物流施設です。当社が設計・施工を担当し、外壁は3色で波の流れと変化を表現し、リフレッシュゾーンには波紋をモチーフにした小道・広場を設けるなど、水辺にふさわしい景観に溶け込むデザインを施設全体に施しています。
また、環境に配慮した設計で施設全体のエネルギー消費量削減を図り、最高ランクの『ZEB』認証 ※1およびCASBEE横浜※2Aランクを取得し、DBJ Green Building認証※35つ星を取得予定です。さらに、地震エネルギー吸収能力の高い『アンボンドブレース®』を286基採用することで、制振構造の5階建て物流施設となっております。
当社は、物流関連施設を得意領域の一つとして実績を重ね、当該分野での累計受注実績は約427万㎡に上ります。今後とも鋼構造技術を活かした総合エンジニアリング力で、環境に優しくレジリエントな社会・産業基盤づくりに貢献してまいります。
※1 『ZEB』とは、(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称で、快適な室内環境を実現しながら、建物で消費するエネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物のことです。
※2 「CASBEE(建築環境総合性能評価システム)」とは、建築物を環境性能で評価し格付けする手法で、省エネルギーや環境負荷の少ない資機材の使用といった環境配慮はもとより、室内の快適性や景観への配慮なども含めた建物の品質を総合的に評価するシステムのことです。 「CASBEE横浜(横浜市建築物環境配慮制度)」とは、横浜市の条例により、建築主がその建物の「建築物環境配慮計画」の作成し、建築物の省エネルギー対策や長寿命化、周辺のまちなみとの調和、緑化対策など、総合的な環境配慮の取組を進める制度です。
※3 「Green Building認証」とは、建物における環境負荷の低減、利用者の快適性の向上などの取り組みについて、第三者機関が認証を与え、その性能を保証するものです。
「MFLP横浜新子安」概要
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所在地 |
神奈川横浜市鶴見区生麦 |
構造 |
鉄骨造地上5階建て、制振構造 |
延床面積 |
136,717.67㎡ |
鉄骨重量 |
約15,000㌧ |
竣工 |
2025年2月28日 |
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