佐藤健、第20回釜山国際映画祭 アジアキャスティングマーケットで演技力と観客動員力を兼ね備えた日本を代表する若手俳優に選ばれ、釜山を訪れた多くの映画ファンから大歓迎を受けた。

株式会社アミューズ

今年で20周年を迎えるアジア最高の映画祭「第20回釜山国際映画祭(BIFF)」。その華麗なる星たちの祝祭に佐藤健が日本代表として出席しその場を輝かせた。

 

10月1日の開幕から10日間に渡って開催される「第20回釜山国際映画祭」では、ワールドプレミア94編、インターナショナルプレミア27編など75カ国計304作品が紹介され、全世界の有名俳優と映画界の巨匠が大勢参加したことでより豊かでスペシャルな見所が満載だった。

10月3日に日本で公開された映画「バクマン。」の舞台挨拶を終えてすぐ韓国(釜山)へと向かった佐藤健は今年初めて拡大運営される「アジアキャスティングマーケット(Asian Casting Market)」日本代表に選ばれ史上初の招待者となった。佐藤健が釜山国際映画祭に参加するのは今回で2度目(第17回釜山国際映画祭)となる。

国際共同制作活性化の一環として、アジアを代表する俳優や世界の映画産業の関係者を繋ぐビジネススポットとなる「アジアキャスティングマーケット」は、韓国・中国・日本など世界最大の映画市場に浮上したアジアのスターを国際的に紹介するイベントである。

 10月5日、佐藤健が参加した「アジアキャスティングマーケット」の最初のコーナーは「キャスティングボード」。
これは日中韓の3カ国から演技力と観客動員力を誇る各国を代表する若手俳優を紹介するショーケースで、釜山BEXCO(ベクスコ)内のイベントホールで14時から開かれた。

この日キャスティングボードには佐藤健と長澤まさみが日本を代表する男女俳優として出席し、韓国からはキム・ウビン、キム・ゴウンが、そして中華圏からはマーク・チャオ(趙又廷) 、サンドリーナ・ピンナ(張榕容)がその場を共にした。

場内が暗くなり各俳優の紹介映像が流れると、観客席はざわつきはじめMCの紹介で俳優たちが登場すると大きな拍手と共に大歓声が沸き起こった。

 このイベントでは6人全ての俳優が参加したことへの感想や出演した作品に関するお話、また俳優としての考えや今後の計画について軽くトークをする形で進められ、各国を代表する若手俳優という共通点からか、お互いを理解し共感しあうという場面が多く見られた。

 【佐藤健コメント】
昨日の夜は、ソン・ガンホさんやキム・ジウン監督と食事をさせて頂く機会がありました。そんなことも映画祭ならではでとても嬉しかったです。今回、僕が招待していただいた「アジアキャスティングマーケット」を通じて、日本にある数多くの素晴らしい映画、そして監督、キャストのことをもっと深く知ってもらえるようなきっかけになればと思います。
その為には、僕自身がさらに努力を重ね、より多くの人に感動を与えられるような作品に挑戦し続けていきたいと思います。

 記念楯の贈呈とフォトタイムを最後にキャスティングボードは終了した。


 続いて17時から海雲台BIFFビレッジ野外ステージで行われた野外舞台挨拶では待ちに待っていた数万人の観客が彼らを歓迎した。

映画「るろうに剣心」で韓国でも多くの若年層ファンを保有している佐藤健の登場に会場から佐藤健を呼ぶ声が響き渡り熱狂的な反応を見せ彼の韓国での人気ぶりを立証した。

また、キャスト同士のクロストークでは、この日集まった6人が、この日をきっかけに一緒に作品を制作できたら本当に素晴らしい、と今後のアジアでの活動にも熱い意欲を語っていた。
 
観客との短いふれあいを後にして、21時から行われたスターロード(レッドカーペット)に参加した佐藤健。
スターロードはアジアフィルムマーケットに招待されたアジア各国の有名俳優や監督が参加するレッドカーペットイベントで、釜山を訪れた映画ファンたちが最も待ち焦がれるイベントのひとつである。

 この日佐藤健はベロア生地の上品なブラックタキシードを身に纏いレッドカーペットに登場した。全長約150メートルの海雲台(へウンデ)映画の街をゆっくりとした足取りで歩きながら観客の歓声に手を振り笑顔で声援に応えた。

 その後、招待俳優及び映画関係者が共にする「スター・ネットワーキング・レセプション」を最後に公式日程は全て終了した。

一方、韓国での公式日程を終えた佐藤健は日本に戻り、主演映画「バクマン。」のプロモーション活動に専念する予定だ。
映画「バクマン。」は、9月 10日に開かれた第10回ソウルドラマアワード2015でアジアスター賞を受賞した神木隆之介と共演した映画でもあり、日本では10月3日に公開され、見事今週の観客動員数1位を獲得している。

若く有望な俳優であり、現在日本で最も注目を浴びている俳優、佐藤健。役者として今後の国際舞台への進出と活躍がより一層期待される。<文中敬称略>
 
【佐藤健プロフィール】
1989年埼玉出身。2007年 連続ドラマ「仮面ライダー電王」で初主演を果たす。「ルーキーズ」、「ブラッディ・マンデイ」、「メイちゃんの執事」など多数のドラマを通じて人気を獲得し、その後「仮面ライダー電王」の映画シリーズや「BECK」、「るろうに剣心」、「カノジョは嘘を愛しすぎてる」などの大ヒット作で主演を務めその実力を着実に育てていった。2011年エランドール賞新人賞、2013年ジャパンアクションアワードベストアクション男優部門最優秀賞、2015年アジアン・フィルム・アワード優秀男優賞などを受賞し俳優として高い評価を得た。

 

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15億8782万円
設立
1978年10月