JPメディアダイレクト様のCSR活動としての寄付支援により カンボジアの学校へ遊具などを設置しました
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(所在地 東京都新宿区/会長 若林恭英/以下シャンティ)は、日本郵政グループの株式会社JPメディアダイレクト(所在地 東京都港区/代表取締役 CEO 佐野公紀)のカンボジアの幼児教育部門に対する寄付支援により、カンボジアの学校へ遊具などを設置しました。今回のご支援はJPメディアダイレクトとしてはじめてのCSR活動として実施されたもので、シャンティとの協働も新たな取り組みです。
JPメディアダイレクト様より
カンボジアの教育の現状は、内戦直後と比べ、教育支援や教師の数が増加傾向にあるものの、教師の数や質の低さ、学校設備の未整備、そして地域格差など、いまだ多くの課題を抱えています。そのため、学校や幼稚園では授業が午前と午後の二部制で行われていることが一般的であり、子どもたちが十分な教育を受けられる時間が制限されています。また、教育資源の不足に加え、都市部と農村部の貧富格差が拡大していることが、農村地域における教育機会をさらに制限する要因となっています。
カンボジアでは「最も所得の低い」とされる層が全体の約3割を占めておりますが、その層に過半数の子どもたちが属しているとの報告もあります。このような困窮した家庭の子どもたちは、学校や幼稚園に通うことを諦めざるを得ない状況にあり、幼少期から家事や農作業、あるいは都市部での低賃金労働に従事せざるを得ない場合が少なくはありません。これにより、教育を受ける機会そのものが世代間で失われる悪循環が懸念されています。
今回の寄付支援では、幼児教育全般への支援に重点が置かれ、複数の幼稚園での遊具整備や施設整備に寄付金が充てられました。この支援により、「保護者の幼児教育への理解度向上」が期待されるとともに、「幼稚園児の通園率の改善」が進み、多くの子どもたちが楽しく遊びながら学べる環境が構築されています。
さらに、教育支援の整備によって地域全体の意識向上が促され、特に農村部での教育参加が徐々に拡大する可能性が見込まれます。このような取り組みを継続的に行い、教育の機会均等が少しずつでも達成されることで、子どもたちが将来の夢を描き、実現する基盤が作れることに寄与していきたいと考えております。
写真:設置された遊具等
<JPメディアダイレクトについて>
JPメディアダイレクトは 日本郵便株式会社、株式会社電通グループ、株式会社電通プロモーションプラス 3社の出資により 2008 年 2 月に設立。郵便物流・郵便局ネットワーク等を活用したDMメディアの企画・開発・販売および、ダイレクトマーケティング・BPO関連サービス等を提供。
設立 :2008年2月29日
所在地:〒105-0001 東京都港区虎ノ門一丁目21-17 虎ノ門NNビル5F
TEL :03-5157-6071(代表) FAX:03-5157-6080
事業内容:マーケティングプロモーション、ダイレクトメディア、事業支援、BPO
公式ウェブサイトURL:https://www.jp-md.co.jp/
<シャンティ国際ボランティア会について>
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会は、1981年に設立された、アジアで子どもたちへの教育文化支援や緊急人道支援を行うNGOです。子どもたちがどのような環境下でも学ぶことができるよう、シャンティは教育の機会を届けています。
設立 : 1981年12月10日
会長 : 若林 恭英
所在地:〒160-0015 東京都新宿区大京町31 慈母会館2・3階
事業内容 :教育文化支援事業、緊急人道支援事業
公式ウェブサイトURL : https://sva.or.jp/
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