マーサー「ESG/サステナブル投資サーベイ2022」を発表
ESG/サステナブル投資を行っている、または投資を検討している企業年金は全体の8割以上
組織・人事、福利厚生・ウェルビーイング、資産運用のグローバルリーダー、マーサーの日本法人であるマーサージャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 CEO 草鹿 泰士)は、同社初となる日本の企業年金を対象とした「ESG/サステナブル投資サーベイ2022」(以下、本サーベイ)の結果を発表した。
本サーベイ(回答年金数:79年金)では、参加者全体の81%(64年金)がESG/サステナブル投資を「行っている」あるいは「行っていないが、検討している」と回答しており、本邦企業年金においてESG/サステナブル投資が広がっていることを示す結果となった。相対的に資産規模が大きい企業年金で投資している割合が高いものの、「投資を検討している」を含めると、資産規模に関わらず幅広く普及しつつある。ただし、「ESG/サステナブル投資を行っている」と回答した企業年金の76%が、ポートフォリオに占めるESG/サステナブル投資の比率を0~5%と回答しており、ポートフォリオのごく一部に組み込まれているのが現状である。
マーサージャパン資産運用コンサルティング部門シニアコンサルタントの物江 陽子は、本調査結果について次のように述べている。
「本サーベイにより、本邦企業年金においてもESGに関する認識が高まっており、また実際の投資行動も広がっていることが明らかになりました。特に気候変動に関しては、74%の企業年金が資産運用に与えるリスクを認識しており、高い関心を示しています。一方で、では実際に資産運用においてどのようにリスクに対応するかという点では課題があることも明らかになりました」
調査結果ハイライト
1. 79の企業年金が本サーベイに参加。
2. 参加年金の47%がESG/サステナブル投資を「行っている」、34%が「行っていないが、検討している」 と回答し、両者で全体の81%を占めた。
3. 相対的に資産規模が大きい企業年金で投資している割合が高いものの、「投資を検討している」を含めると、すべての資産規模で7割を超えており、資産規模に関わらずESG/サステナブル投資が幅広く普及しつつある。
4. 「ESG/サステナブル投資を行っている」と回答した企業年金の76%が、ポートフォリオに占めるESG/サステナブル投資の比率を0~5%と回答しており、ポートフォリオにおける比率はごく一部にとどまっている。
5. 企業年金は平均的に株式より債券に多く配分しているが、ESG/サステナブル投資を行っている資産クラスについては、国内株式および外国株式とする回答が全体の66%を占めた。
6. 資産運用におけるESGリスクを認識している企業年金は全体の66%に及び、そのうち72%が今後「気候変動問題」にフォーカスする予定であると回答した。
7. ESG/サステナブル投資に関する投資信念について「策定をしておらず、する予定もない」という回答が77%、同様に方針について「策定をしておらず、する予定もない」という回答が71%を占めた。
【調査概要】
・調査期間: 2022年4月8日~2022年6月7日
・調査機関(調査主体): マーサージャパン株式会社
・調査対象: 企業年金
・有効回答数(サンプル数): 79件
・調査方法(集計方法、算出方法): オンラインサーベイを実施し、エクセルにて集計
マーサージャパン株式会社
金融商品取引業者 登録番号 関東財務局長(金商)第1061号
加入協会:一般社団法人日本投資顧問業協会 投資助言・代理会員
・本資料は、情報提供を目的として作成されたものであり、有価証券や金融商品の売買の申込みもしくは売買の申込みの勧誘を行うものではありません。本資料ではお客様の個別の状況を考慮した投資助言のご提案は記載されておりません。
・当社との間で投資顧問契約をご締結いただいた場合には、お客様と合意した投資顧問報酬をいただきます。投資顧問報酬は、お客様の事情、運用スタイル、契約資産額、サービス内容等に照らして、当社の裁量によって決定するため、具体的な報酬料率、上限額等を事前に示すことができません。
・弊社はお客様との投資顧問契約に基づき、有価証券の価値等の分析に基づく投資判断を含む様々なコンサルティング・サービスをご提供いたします。当社の助言に基づいて、お客様が投資を行った成果は、すべてお客様に帰属します。当社の助言は、お客様を拘束するものではなく、有価証券等の売買を強制するものではありません。売買の結果、お客様に損害が発生することがあっても、当社はこれを賠償する責任は負いません。
マーサーについて
マーサー( https://www.mercer.co.jp/ )はより輝かしい未来は築くことができるものと信じています。私たちはクライアントと共に、仕事そのものを再定義し必要な改革に導き、退職制度や年金の投資成果を再構築します。そして、真の健康とウェルビーイングへと導くビジョンを掲げています。全世界約25,000名のスタッフが43ヵ国をベースに、130ヵ国でクライアント企業と共に多様な課題に取り組み、最適なソリューションを総合的に提供しています。マーシュ・マクレナン(NYSE:MMC)の一員として、日本においては40年以上の豊富な実績とグローバル・ネットワークを活かし、あらゆる業種の企業・公共団体に対するサービス支援を行っています。
マーシュ・マクレナンについて
マーシュ・マクレナン( https://www.marshmclennan.com/ )(NYSE:MMC)は、グローバルプロフェッショナルサービスを提供する企業グループとして、顧客企業にリスク、戦略、人材分野の助言とソリューションを提供しています。マーシュ( https://www.marsh.com/jp/ja/home.html )(保険仲介とリスクマネジメント)、ガイ・カーペンター( http://www.guycarp.com/ )(再保険仲介・コンサルティング)、マーサー( https://www.mercer.co.jp/ )(組織・人事マネジメント・コンサルティング)、そしてオリバー・ワイマン( https://www.oliverwyman.com/jp.html )(戦略コンサルティング)から構成されており、年間総収入200億米ドル、全世界に83,000名の従業員を擁し、世界各地の顧客に分析・アドバイスを提供しています。
本サーベイ(回答年金数:79年金)では、参加者全体の81%(64年金)がESG/サステナブル投資を「行っている」あるいは「行っていないが、検討している」と回答しており、本邦企業年金においてESG/サステナブル投資が広がっていることを示す結果となった。相対的に資産規模が大きい企業年金で投資している割合が高いものの、「投資を検討している」を含めると、資産規模に関わらず幅広く普及しつつある。ただし、「ESG/サステナブル投資を行っている」と回答した企業年金の76%が、ポートフォリオに占めるESG/サステナブル投資の比率を0~5%と回答しており、ポートフォリオのごく一部に組み込まれているのが現状である。
マーサージャパン資産運用コンサルティング部門シニアコンサルタントの物江 陽子は、本調査結果について次のように述べている。
「本サーベイにより、本邦企業年金においてもESGに関する認識が高まっており、また実際の投資行動も広がっていることが明らかになりました。特に気候変動に関しては、74%の企業年金が資産運用に与えるリスクを認識しており、高い関心を示しています。一方で、では実際に資産運用においてどのようにリスクに対応するかという点では課題があることも明らかになりました」
調査結果ハイライト
1. 79の企業年金が本サーベイに参加。
2. 参加年金の47%がESG/サステナブル投資を「行っている」、34%が「行っていないが、検討している」 と回答し、両者で全体の81%を占めた。
3. 相対的に資産規模が大きい企業年金で投資している割合が高いものの、「投資を検討している」を含めると、すべての資産規模で7割を超えており、資産規模に関わらずESG/サステナブル投資が幅広く普及しつつある。
4. 「ESG/サステナブル投資を行っている」と回答した企業年金の76%が、ポートフォリオに占めるESG/サステナブル投資の比率を0~5%と回答しており、ポートフォリオにおける比率はごく一部にとどまっている。
5. 企業年金は平均的に株式より債券に多く配分しているが、ESG/サステナブル投資を行っている資産クラスについては、国内株式および外国株式とする回答が全体の66%を占めた。
6. 資産運用におけるESGリスクを認識している企業年金は全体の66%に及び、そのうち72%が今後「気候変動問題」にフォーカスする予定であると回答した。
7. ESG/サステナブル投資に関する投資信念について「策定をしておらず、する予定もない」という回答が77%、同様に方針について「策定をしておらず、する予定もない」という回答が71%を占めた。
【調査概要】
・調査期間: 2022年4月8日~2022年6月7日
・調査機関(調査主体): マーサージャパン株式会社
・調査対象: 企業年金
・有効回答数(サンプル数): 79件
・調査方法(集計方法、算出方法): オンラインサーベイを実施し、エクセルにて集計
マーサージャパン株式会社
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加入協会:一般社団法人日本投資顧問業協会 投資助言・代理会員
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マーサーについて
マーサー( https://www.mercer.co.jp/ )はより輝かしい未来は築くことができるものと信じています。私たちはクライアントと共に、仕事そのものを再定義し必要な改革に導き、退職制度や年金の投資成果を再構築します。そして、真の健康とウェルビーイングへと導くビジョンを掲げています。全世界約25,000名のスタッフが43ヵ国をベースに、130ヵ国でクライアント企業と共に多様な課題に取り組み、最適なソリューションを総合的に提供しています。マーシュ・マクレナン(NYSE:MMC)の一員として、日本においては40年以上の豊富な実績とグローバル・ネットワークを活かし、あらゆる業種の企業・公共団体に対するサービス支援を行っています。
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マーシュ・マクレナン( https://www.marshmclennan.com/ )(NYSE:MMC)は、グローバルプロフェッショナルサービスを提供する企業グループとして、顧客企業にリスク、戦略、人材分野の助言とソリューションを提供しています。マーシュ( https://www.marsh.com/jp/ja/home.html )(保険仲介とリスクマネジメント)、ガイ・カーペンター( http://www.guycarp.com/ )(再保険仲介・コンサルティング)、マーサー( https://www.mercer.co.jp/ )(組織・人事マネジメント・コンサルティング)、そしてオリバー・ワイマン( https://www.oliverwyman.com/jp.html )(戦略コンサルティング)から構成されており、年間総収入200億米ドル、全世界に83,000名の従業員を擁し、世界各地の顧客に分析・アドバイスを提供しています。
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