キンドリル、SBI次世代バンキングシステムの運用を支援

キンドリルジャパン株式会社（以下 キンドリル）は、本日稼働を開始した株式会社福島銀行（本店：福島県福島市、取締役社長：加藤容啓）のSBI次世代バンキングシステムに、運用ベンダーとして参画し、地域金融機関のDXや業務改革に貢献していくことを発表しました。キンドリルは、長年にわたり地域金融機関の勘定系システムを支援してきた知見と、アライアンス戦略によって強化しているクラウドのスキルを活用し、運用の自動化や高度化を図ることにより、システムの安定稼働と業務効率の向上を目指します。

SBI次世代バンキングシステムは、SBI地方創生バンキングシステム株式会社（本社：東京都港区、代表取締役：森田俊平）とフューチャーアーキテクト株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役社長：谷口友彦）が共同で開発を進めてきたアマゾン ウェブ サービス（AWS）上で稼働する地域金融機関向けの勘定系システムです。

キンドリルは、AWS環境上に構築された勘定系パッケージや複数のベンダーが提供するSaaSから構成されるSBI次世代バンキングシステムの運用の中核を担います。例えば、キンドリルの統合監視ツールであるM&EaaS（Monitoring & Event as a service）を活用してアラートやイベントの管理、通知の自動化など運用業務の効率化を図り、最小限のオペレーション体制での高品質な運用を推進します。また、SRE（Site Reliability Engineering）を適用し、運用のみならず開発を含めたシステム全体のサイクルを意識した運用プロセスをデザインすることにより、システムの品質確保や信頼性の向上を図ります。加えて、豊富な業界知識を有するKyndryl Consultのコンサルタントが、SBI次世代バンキングシステムに関する事業運営についてアドバイザリーサービスを提供し、非常時におけるシステム継続計画の策定を行いました。キンドリルは、本取り組みを通して今後も多くの地域金融機関をご支援していくとともに、戦略的パートナーとしてSBIグループ各社におけるシステム運用のモダナイズ、効率化にも貢献してまいります。

キンドリルジャパン株式会社の社長であるジョナサン・イングラムは次のように述べています。「地方創生は日本の最重要課題の一つであり、課題解決に向けてSBI次世代バンキングシステムの運用ベンダーとして参画できることを喜ばしく思います。私たちは、長年にわたり地域金融機関のミッションクリティカルなシステムを支えてきた実績を生かしながら、システム運用やアドバイザリーサービスによってモダナイズされたシステムをご支援し、地域金融機関およびそのお客様に効率化や生産性向上によるさらなる価値の提供に努めてまいります」

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キンドリル（Kyndryl Holdings, Inc.）について

キンドリル（NYSE: KD）は、60カ国以上で数千にのぼる企業のお客様にサービスを提供する世界最大級のITインフラストラクチャーサービスプロバイダーであり、世界中の企業が日々の業務で利用する複雑かつミッションクリティカルな情報システムを設計、構築、管理、モダナイズしています。詳細については、www.kyndryl.com  またはwww.kyndryl.com/jp/ja をご覧ください。