Z世代が結婚式でやってみたい演出は「お色直し」と「ケーキ入刀」!結婚式に関する意識調査
Z世代は謝辞よりもおもてなしで“気持ち”を伝えたい
Z世代向けの企画・マーケティングを行う『僕と私と株式会社』は、全国のZ世代およびミレニアル世代の6,295人を対象に、結婚式に関する意識調査を実施しました。
世代間での違いや、結婚式の開催に対してポジティブな層とそうでない層の意識の差などが浮き彫りになる結果になりました。
【調査サマリ】
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「すでに結婚している」「まもなく結婚する」「いずれ結婚したい」Z世代は65.8%
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Z世代はミレニアル世代ほど結婚式の開催に前向きでない
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結婚式に抱く懸念点は「費用が高い」こと
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結婚式に参列した経験が多い人ほど、結婚式開催の意向が強い
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Z世代は会場の雰囲気やおもてなしで“気持ち”を伝えたい
「すでに結婚している」「まもなく結婚する」「いずれ結婚したい」Z世代は65.8%
まず、結婚意向についてZ世代とミレニアル世代を比較したところ、「すでに結婚している」と答えたミレニアル世代は58.4%と、Z世代の26.4%を大きく上回りました。
ただし「すでに結婚している」「まもなく結婚する」「いずれ結婚したい」を合わせた層はZ世代でも65.8%と過半数を超えており、初婚の平均年齢が男性 31.1歳、女性 29.7歳(厚生労働省、2022年「人口動態調査」より)を踏まえると、ミレニアル世代の76.1%とも大きな差はないと考えられます。
Z世代はミレニアル世代ほど結婚式の開催に前向きでない
次に、「すでに結婚している」と回答した人に結婚式の開催意向について聞きました。
その結果、「すでに開催した」「現在開催の準備中」「開催に向けて具体的に情報収集や比較検討をしている」「開催したことはないが今後開催したい」と答えた結婚式の開催についてポジティブな層はミレニアル世代で61.2%だったのに対し、Z世代では49.6%と過半数を割る結果に。
併せて、「今後も開催したくない」と答えたのはミレニアル世代で32.0%なのに対し、Z世代は37.4%と4割近い数字になりました。
Z世代も年齢が上がるにつれて結婚式の開催意欲が増す可能性もありますが、今回の調査ではZ世代がミレニアル世代ほどは式の開催に前向きでない様子が見られる結果となりました。
結婚式に抱く懸念点は「費用が高い」こと
続いて、「結婚式をまだ挙げてはいないものの開催はしたい」ポジティブ層と、「開催したことはないし今後も開催したくない」ネガティブ層それぞれに、懸念事項を聞いたところ、両者ともに第1位は「費用が高い」という回答に。
特にネガティブ層は過半数に迫る45.2%がこの選択肢を選んだほか、「結婚式よりハネムーンや新生活にお金をかけたい」が第5位で21.0%となっており、お金に関する問題は結婚式開催の大きなハードルになっていることがうかがえます。
また、ネガティブ層は「主役になる・注目されるのが苦手(30.4%)」「大人数でにぎやかに過ごすのが苦手(25.3%)」などの項目も目立ち、結婚式特有の華やかな雰囲気に対する懸念が感じられました。
そのほかには、「やることが多くて面倒」も両者上位にランクイン。ポジティブ層が19.8%に対してネガティブ層は33.8%と、これまたネガティブ層が結婚式を挙げたくない理由として大きな割合を占めているようです。
一方のポジティブ層からは打ち合わせや準備、またゲストの選定が大変な割に、「ゲストが本当に喜んでくれるか疑問(12.7%)」といった声が挙がっていました。
結婚式に参列した経験が多い人ほど、結婚式開催の意向が強い
また、今回の調査では結婚式への参列経験と結婚式意向度に関連性があることがわかりました。つまり、他の人の結婚式に参列した経験が多い人ほど、結婚式開催の意向が強い傾向にあるということです。
結婚式に参列しているうちに具体的なイメージが湧き、自分自身の結婚式に対する意向度が高まる可能性もあると思われます。
Z世代は会場の雰囲気やおもてなしで“気持ち”を伝えたい
さまざまな感動的な演出がある結婚式ですが、Z世代が実際にやった/やってみたい演出について聞きました。
その結果、第1位は「お色直し(44.3%)」。続いて「ケーキ入刀(43.2%)」「親への花束・ギフト贈呈(40.7%)」など、オーソドックスな演出が続きました。
また、Z世代とミレニアル世代との比較で最も差が出たのは「ブーケトス」。ミレニアル世代の21.0%に対し、Z世代は27.0%がやりたい/やったと回答に。加えて、シェフによるパフォーマンスや食材にこだわるオリジナルメニューなど、「料理の演出」もミレニアル世代の16.9%に対してZ世代は22.6%と支持を集めました。
そのほかに目立った項目は、「ムービー上映(ミレニアル世代:25.7%に対して、Z世代:19.5%)」や、着用する衣装を当日パートナーに秘密にする「ファーストミート(ミレニアル世代:13.8%に対して、Z世代:17.3%)」など、SNSの影響を感じさせる演出も世代間で違いが出ました。
反対にミレニアル世代に対して、Z世代の支持が低かった演出は「参列者に向けた謝辞(ミレニアル世代:21.3%に対して、Z世代:17.8%)」「主賓の祝辞(ミレニアル世代:16.3%に対して、Z世代:13.4%)」で、直接的で堅苦しくなりやすい挨拶よりは、会場の雰囲気やおもてなしで“気持ち”を伝えたい傾向があるようです。
調査概要
調査名:Z世代/ミレニアル世代に聞いた!結婚式に関する意識調査
対象条件:全国の23~34才女性、社会人(学生除く)で、自分の結婚式を開催したことがある人、もしくは過去に他の人の結婚式に参列経験がある人
調査期間:2024年4月3~6日
調査方法:インターネットを利用したアンケート
調査有効回答数:6,295名(Z世代 3,041名、ミレニアル世代 3,254名。国勢調査の年代構成比に合わせて回答を補正するウェイトバック集計を実施)
※調査を引用いただく際は、出典元が「僕と私と」であることを明記いただきますようお願いいたします。
Z世代のホンネを独自調査します
僕と私と株式会社では、まだ世間には知られていないリアルなZ世代の本音や、最新の流行を、今後も独自調査により解き明かしていきます。
クライアントのニーズに合わせて、アンケートなどからデータを取得・分析する定量調査に加え、想定ターゲットへのデプスインタビュー、実際にテスト商品を使用してのワークショップなどの定性調査なども行なっています。
また、企業様との共同調査も行っていますので、ご興味のある方は以下のメールアドレスからぜひお問い合わせください。
僕と私と株式会社 担当:福永
guava@boku-to-watashi-and.com
僕と私と株式会社について
僕と私と株式会社は、Z世代を代表する企画・マーケティング会社です。Z世代ならではの多くの企画を咲かせています。
今を生きるリアルなZ世代の視点も取り入れたインサイト調査、企画、クリエイティブ制作、コミュニケーションまでを一貫して担当いたします。
また、リモート制度やサウナ採用、地方へのワーケーションなどを取り入れた新しい働き方も実践中。「メンバー全員天才」を目指し、社内からも多くの企業が生まれています。
■ 会社概要
代表取締役:今瀧 健登
所在地:東京都渋谷区円山町5-5 Navi渋谷V 3階
事業内容:Z世代に関する企画・マーケティング事業、ブランド事業
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