【紙教材の効果性を高める】中高生向けビジネス手帳の「フォーサイト」東京大学大学院総合文化研究科 酒井邦嘉教授とアドバイザリー契約を締結

株式会社FCEエデュケーション（所在地：東京都新宿区/代表取締役：尾上幸裕）は、東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻教授の酒井邦嘉氏とアドバイザリー契約を締結したことをお知らせします。長きにわたり脳科学について研究をされてきた酒井教授に、中高生向けビジネス手帳「フォーサイト」をはじめとする紙教材とデジタル教材の使い分けや効果的な使用方法についての知見をいただきながら、酒井教授の研究内容をより学校全体に広げていけるよう、ご助言を賜っていきたいと考えています。

• 酒井 邦嘉 氏についてのご紹介

東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻教授。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了後、同大医学部助手、米ハーバード大医学部リサーチフェロー、米マサチューセッツ工科大学客員研究員を経て1997 年東京大学大学院総合文化研究科助教授・准教授。2012 年から現職。
専門は言語脳科学、脳機能イメージング。

（主な著書）
「言語の脳科学」（中公新書）
「科学という考え方」（中公新書）、「脳の言語地図」（明治書院）
「脳を創る読書」（実業之日本社）、「芸術を創る脳」（東京大学出版会）
「チョムスキーと言語脳科学」（集英社インターナショナル）など多数

 

• アドバイザリー契約締結の背景

中高生向けビジネス手帳「フォーサイト」は現在、全国の中学校、高等学校800校で導入され、約28万人の学生に利用されている手帳です。教育現場では「フォーサイト」のような紙の手帳を活用いただく一方で、ICT化が進んでおり、かねてより先生方から
「紙とデジタル、それぞれの教材をどのように使い分けていけば良いのか？」
「双方の教材の効果的な指導方法を知りたい」
というご相談をいただいていました。

紙教材には紙のメリットがあり、デジタル教材にはデジタルのメリットがあります。酒井教授は、脳科学の観点から、紙教材の効果性や使用方法などについても研究をされており、こうした酒井教授の研究内容を「フォーサイト」の活用方法としてお伝えできれば、生徒の育成はもちろん、先生方にもさらにお役に立てるのではないかと考えました。

 

• フォーサイト導入校の先生方の反応

2021年11月19日に開催をしたオンライン講演会「紙の本やノートと脳の創造性」では、参加された先生からは、以下のようなコメントを多数頂きました。

 「改めて『書く』ということの重要性が認識できました。筆圧、イラストも含め、メモを取るということがいかに重要か、生徒にも伝えていきたいと考えています。」

「やはり有識者の方の視点を知ると、今後の現場での指導に専門的かつ客観的な視点を持つことができるので、指導側の不安が解消され自信をもって活用できそうです」

「ICT 中心の時代の中ノートやメモの重要性のようなものがあることを再認識しました。使い分けが上手くできること資質として備えることがこれからの社会必要なことのように思いました。」
 
引き続き酒井教授の研究内容を「フォーサイト」のご導入校様にご紹介したり、ご講演の機会を提供させて頂いたり、ICT化が進む中で紙とデジタルをより有効に使い分けて頂けるようにサポートをしていきたいと考えています。

 

• 中高生向けビジネス手帳「フォーサイト」とは？

振り返りのくりかえしで『PDCAサイクル』を習慣化できる手帳
「フォーサイト」生徒の『振り返り力』の向上を目的に開発されたビジネス手帳です。振り返りとは『PDCAサイクル』をまわすことです。Plan（計画）→Do（実行）→Check（振り返り）→Action（次の一手）を繰り返すことで、勉強や部活においても努力が成果に結びつきやすくなり、結果、自分に自信を持てるようになります。毎日の生活の中で「フォーサイト」を『開いて書く』を続けることで、『振り返り力』が高まります。「フォーサイト」を利用している全国の中高生4万人へのアンケート調査（※）で、90％の生徒が『振り返りができるようになった』と回答しています。※2020年度フォーサイト事務局調べ

（詳細）
https://foresight-planner.jp/

今後もFCEエデュケーションでは、酒井教授とのアドバイザリー契約をはじめとし、多くの有識者の方々から知見をいただきながら、先生方の指導に有効な情報提供を務めてまいります。そして、一人でも多くの生徒の成長に貢献できればと考えています。

 

• 会社概要

会社名：株式会社FCEエデュケーション（FCEグループ）
代表者：代表取締役社長　尾上幸裕
住　所：東京都新宿区西新宿2ー4ー1　新宿NSビル10F