READYFORと湘南アイパークが提携。クラウドファンディングを活用したインキュベーション事業を開始。
-北海道大学の癌治療研究プロジェクトにおいて、研究資金650万円の募集をスタート-
日本初・国内最大級のクラウドファンディングサービス「READYFOR」を運営するREADYFOR株式会社(以下、「READYFOR」)は、湘南ヘルスイノベーションパーク(以下、「湘南アイパーク」)と業務提携し、ヘルスケア分野の基礎研究における資金調達手段として、クラウドファンディングの活用を開始します。クラウドファンディングの活用により、これまで実施してきた民間企業・大学・行政との共創に加え、「市民を巻き込んだヘルスイノベーションエコシステムの構築」を目指します。
また、本提携の第一号案件として、北海道大学 大学院薬学研究院・山田勇磨准教授の研究テーマ『異常ミトコンドリアに薬を運ぶ技術開発で副作用の少ない癌治療を』に対し、研究資金650万円を募るクラウドファンディングプロジェクトを本日開始いたします。
◾本提携の概要
全国の大学などの研究拠点には優れた基礎研究の成果(シーズ)がたくさんあります。しかし、研究資金の不足や連携企業を見つける難しさにより、事業化までたどり着くことが非常に難しいのが現状です。
湘南アイパークでは優れたシーズが臨床応用、事業化にシームレスに進むよう、湘南アイパーク入居企業・団体の協力のもと、企業間のマッチング、共同研究の推進などを行っています。
このたび、医療・研究分野のプロジェクトにおいて資金調達の実績が豊富なREADYFOR (1.3万件以上のクラウドファンディングサポート実績、国立大学を中心とした30以上の大学との提携)と提携することにより、湘基礎研究と事業化の間にあるギャップを埋める「ギャップファンド」の役割を果たします。
また、クラウドファンディングを用い、幅広く一般の方に「支援」という形でご参加いただくことにより、研究内容や成果を認知いただき、市民を巻き込んだヘルスイノベーションエコシステムの構築を目指します。
◾仕組み
クラウドファンディングに挑戦する研究者は、READYFORと湘南アイパークによるクラウドファンディングサポート、PRサポートを受けることができます。また、目標額の資金調達達成後には、湘南アイパークに入居し、ライフサイエンスに関わるさまざまな業種の入居企業・団体(65社、1800人)とのコラボレーションの機会を得ることができます。
特に、創薬に関連する案件については、プロジェクトが確実に結実するように、湘南アイパークに入居するアクセリードドラッグディスカバリーパートナーズ株式会社(武田薬品からスピンアウトした、総合的創薬ソリューションプロバイダー。初期探索研究や候補化合物の創出など、コンサルテーションおよび受託試験を行う)が、創薬およびビジネスの観点からのアドバイスを提供します。
◾第一号案件、北海道大学・山田准教授のプロジェクト概要
・タイトル:『異常ミトコンドリアに薬を運ぶ技術開発で副作用の少ない癌治療を』
・実行者名:山田勇磨(北海道大学 大学院薬学研究院 准教授)
・公開期間:2020年3月2日(月)〜2020年5月31日(日)【90日間】
・目標金額:650万円
・プロジェクトURL:https://readyfor.jp/projects/MITO-Porter
・支援金の使途について:人に近いがん細胞を持たせた「担癌マウス」を利用して、ナノカプセル「MITO-Porter」の抗腫瘍実験を約1年間実施するための研究費用
・プロジェクト概要:細胞のエネルギー工場である「ミトコンドリア」を標的とした「薬物送達」研究(=ミトコンドリアDDS)を行っています。「DDS」とは「ドラックデリバリーシステム」の略で、「体内で狙った部位に適切に薬物を運び、治療効果を最大限に高め、副作用を最小限に抑えることを目的とした技術」です。実行者は、2002年から研究を続ける中で、「MITO-Porter」(マイトポーター)という、中に薬剤を入れてミトコンドリアの内部まで運ぶことのできる「ナノカプセル」の開発に成功。「狙った『異常ミトコンドリア』にピンポイントで抗がん剤を運ぶ」技術が可能になれば、既存治療と掛け合わせて、より心身に負担の少ないがん治療が可能になると考えています。今回のプロジェクトでは、MITO-Porter技術と既存の光線力学的治療とを掛け合わせて、マウスを用いた実験を行います。
◾湘南ヘルスイノベーションパーク(湘南アイパーク)とは
湘南アイパークは、サイエンスにおけるイノベーションを強化するために、武田薬品工業株式会社が湘南研究所を開放することにより設立されました。製薬企業が有する創薬ノウハウを基盤として、ベンチャー、スタートアップを含む産官学が結集し、ライフサイエンスにおける最先端技術・知見を活用したアイデアの創出・実現を可能とするイノベーションを加速化することを目指しています。
◾READYFOR株式会社とは
READYFOR株式会社は、「誰もがやりたいことを実現できる世の中をつくる」をビジョンに日本初・国内最大級のクラウドファンディングサービス「READYFOR」、法人向け事業「READYFOR SDGs」を運営しています。2011年3月のサービス開始から13,000件以上のプロジェクトを掲載し、58万人から100億円以上の資金を集め、国内最大級のクラウドファンディングサービスとして、中学生から80代の方まで幅広い方々の夢への一歩をサポートしています(2020年2月時点)。「カンブリア宮殿」をはじめさまざまなメディアに掲載され、2016年6月サービス産業生産性協議会が主催する第1回日本サービス大賞優秀賞を受賞。2019年5月経済産業省等が主催する第5回日本ベンチャー大賞経済産業大臣賞(女性起業家賞)を受賞。
また、本提携の第一号案件として、北海道大学 大学院薬学研究院・山田勇磨准教授の研究テーマ『異常ミトコンドリアに薬を運ぶ技術開発で副作用の少ない癌治療を』に対し、研究資金650万円を募るクラウドファンディングプロジェクトを本日開始いたします。
◾本提携の概要
全国の大学などの研究拠点には優れた基礎研究の成果(シーズ)がたくさんあります。しかし、研究資金の不足や連携企業を見つける難しさにより、事業化までたどり着くことが非常に難しいのが現状です。
湘南アイパークでは優れたシーズが臨床応用、事業化にシームレスに進むよう、湘南アイパーク入居企業・団体の協力のもと、企業間のマッチング、共同研究の推進などを行っています。
このたび、医療・研究分野のプロジェクトにおいて資金調達の実績が豊富なREADYFOR (1.3万件以上のクラウドファンディングサポート実績、国立大学を中心とした30以上の大学との提携)と提携することにより、湘基礎研究と事業化の間にあるギャップを埋める「ギャップファンド」の役割を果たします。
また、クラウドファンディングを用い、幅広く一般の方に「支援」という形でご参加いただくことにより、研究内容や成果を認知いただき、市民を巻き込んだヘルスイノベーションエコシステムの構築を目指します。
◾仕組み
クラウドファンディングに挑戦する研究者は、READYFORと湘南アイパークによるクラウドファンディングサポート、PRサポートを受けることができます。また、目標額の資金調達達成後には、湘南アイパークに入居し、ライフサイエンスに関わるさまざまな業種の入居企業・団体(65社、1800人)とのコラボレーションの機会を得ることができます。
特に、創薬に関連する案件については、プロジェクトが確実に結実するように、湘南アイパークに入居するアクセリードドラッグディスカバリーパートナーズ株式会社(武田薬品からスピンアウトした、総合的創薬ソリューションプロバイダー。初期探索研究や候補化合物の創出など、コンサルテーションおよび受託試験を行う)が、創薬およびビジネスの観点からのアドバイスを提供します。
◾第一号案件、北海道大学・山田准教授のプロジェクト概要
・タイトル:『異常ミトコンドリアに薬を運ぶ技術開発で副作用の少ない癌治療を』
・実行者名:山田勇磨(北海道大学 大学院薬学研究院 准教授)
・公開期間:2020年3月2日(月)〜2020年5月31日(日)【90日間】
・目標金額:650万円
・プロジェクトURL:https://readyfor.jp/projects/MITO-Porter
・支援金の使途について:人に近いがん細胞を持たせた「担癌マウス」を利用して、ナノカプセル「MITO-Porter」の抗腫瘍実験を約1年間実施するための研究費用
・プロジェクト概要:細胞のエネルギー工場である「ミトコンドリア」を標的とした「薬物送達」研究(=ミトコンドリアDDS)を行っています。「DDS」とは「ドラックデリバリーシステム」の略で、「体内で狙った部位に適切に薬物を運び、治療効果を最大限に高め、副作用を最小限に抑えることを目的とした技術」です。実行者は、2002年から研究を続ける中で、「MITO-Porter」(マイトポーター)という、中に薬剤を入れてミトコンドリアの内部まで運ぶことのできる「ナノカプセル」の開発に成功。「狙った『異常ミトコンドリア』にピンポイントで抗がん剤を運ぶ」技術が可能になれば、既存治療と掛け合わせて、より心身に負担の少ないがん治療が可能になると考えています。今回のプロジェクトでは、MITO-Porter技術と既存の光線力学的治療とを掛け合わせて、マウスを用いた実験を行います。
◾湘南ヘルスイノベーションパーク(湘南アイパーク)とは
湘南アイパークは、サイエンスにおけるイノベーションを強化するために、武田薬品工業株式会社が湘南研究所を開放することにより設立されました。製薬企業が有する創薬ノウハウを基盤として、ベンチャー、スタートアップを含む産官学が結集し、ライフサイエンスにおける最先端技術・知見を活用したアイデアの創出・実現を可能とするイノベーションを加速化することを目指しています。
◾READYFOR株式会社とは
READYFOR株式会社は、「誰もがやりたいことを実現できる世の中をつくる」をビジョンに日本初・国内最大級のクラウドファンディングサービス「READYFOR」、法人向け事業「READYFOR SDGs」を運営しています。2011年3月のサービス開始から13,000件以上のプロジェクトを掲載し、58万人から100億円以上の資金を集め、国内最大級のクラウドファンディングサービスとして、中学生から80代の方まで幅広い方々の夢への一歩をサポートしています(2020年2月時点)。「カンブリア宮殿」をはじめさまざまなメディアに掲載され、2016年6月サービス産業生産性協議会が主催する第1回日本サービス大賞優秀賞を受賞。2019年5月経済産業省等が主催する第5回日本ベンチャー大賞経済産業大臣賞(女性起業家賞)を受賞。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像