従来品との体積比54%※の小型化を実現した、高周波・低位相ジッタSPXO『SG2016』シリーズ サンプル出荷開始
ー 800G対応小型光通信モジュールに最適 ー ※当社従来品『SG2520』シリーズ
セイコーエプソン株式会社(以下 エプソン)は、基本波(※1) で低位相ジッタ(※2) を実現した差動出力(※3) 水晶発振器(SPXO)の新ラインアップとして、2.0 × 1.6 mm、高さ0.63 mm Typ.の 小型パッケージ品『SG2016EGN』『SG2016EHN』および『SG2016VGN』『SG2016VHN』を開発、このたびサンプル出荷を開始しました。量産開始は、2023年 第一四半期 を予定しています。
『SG2016EGN』『SG2016EHN』
本製品は、当社従来品『SG2520EGN』『SG2520EHN』および『SG2520VGN』『SG2520VHN』に対し、体積比で54 %の小型化を実現しました。また、従来品と同様、HFF水晶振動子※4とエプソン独自開発の小型発振器用ICを採用し、高周波・高精度および低位相ジッタ特性をそのまま引き継いでいます。これらの特長を有することで、次世代800G通信モジュールに対して最適な製品となっています。
エプソンは、水晶デバイスのリーディングカンパニーとして、「デバイス技術によるスマート社会の実現」を目標に、さまざまな電子機器や社会インフラのニーズに対応する水晶デバイス製品を提供していきます。
■本製品の用途
- 光通信モジュール (ルーター/スイッチ等のネットワーク機器に内蔵)
- データセンター
- FA機器、計測器
- 高速DA / ADコンバータ
【関連リンク】
製品の詳細情報は下記ウェブページをご参照ください。
https://www5.epsondevice.com/ja/products/lp/sg2016xgn_xhn.html
【お客様のお問い合わせ窓口】
セイコーエプソン株式会社 MD営業部MD国内営業グループ
https://www5.epsondevice.com/ja/contact/direct.html
※1 基本波:水晶振動子の振動モードのうち基本振動(1次)による振動。
※2 ジッタ:クロック周期の揺らぎのことで、画像の揺らぎやデータ転送でのビットエラーなどの原因になることがある。
※3 差動出力:互いに極性が反対の周波数信号を出力する方式。高い周波数の伝送が可能で、ノイズに強いなどの特長がある。
※4 HFF(High-Frequency Fundamental)水晶振動子:フォトリソ加工により、励振部のみを数ミクロンという極薄な構造(逆メサ構造)にすることで、強度を保ちながら高周波での基本波発振を可能にした水晶振動子。近傍の高調波成分を抑制することができるため、高速・大容量通信の安定に貢献する。
以上
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