大阪芸術大学グループ各校の卒業制作作品約1700点から、選抜作品49点が集結！「大阪芸術大学グループ 卒業制作選抜展2024」開催

■開催場所：大阪芸術大学 スカイキャンパス　■開催日時：2024年2月22日（木）～3月3日（日）

　大阪芸術大学（所在地：大阪府南河内郡／学長：塚本 邦彦　以下、本学）は、大阪芸術大学スカイキャンパスにて、2024年2月22日（木）から3月3日（日）の期間中、大阪芸術大学グループ各校の卒業制作作品約1700点から選ばれた選抜作品を49点展示する「大阪芸術大学グループ 卒業制作選抜展2024」を開催いたします。（詳細URL：https://oua.osaka-geidai.ac.jp/sotsuten2024/）

選抜展開催に先立ち、2月22日（木）にオープニングイベントを開催いたしましたのでその様子をレポートいたします。

　卒業制作選抜展初日には、オープニングセレモニーを開催しました。代表挨拶として登壇した学校法人塚本学院 塚本英邦副理事長は、「本日より、卒業制作展の集大成となる各校の選抜作品を集めた展覧会が始まります。今年も、各学舎にて沢山の見応えのある作品の展示が行われましたが、その中でも特に選りすぐりの作品が集まり、面白い展示になったのではないかなと思います。本展は一般の方にアクセスの良い会場で展示されるというのもそうですが、大阪芸術大学のグループの学生間で交流を持つという観点でも貴重な機会になります。作品に込められた学生の思いを直に感じてください。」と今回の展示会に向けての意気込みを語りました。

　学生にとっては4年間の集大成であると同時に新たなスタートとなる卒業制作となります。学生生活で習得した知識とスキル、育んだ表現力が惜しみなく発揮されています。

作品に込められた熱い思いを、ぜひ直接、感じてください。

◆受賞者コメント

ミネアポリス美術デザイン大学学長賞

八野 結（大阪芸術大学 芸術学部 美術学科 日本画コース）

『絶対なんて絶対ない！』

大学を卒業する前の最後の作品を決める際に、何が描きたいか突き詰めた結果「大学生の今の自分自身を残したい」と思いにたどり着きました。一つのテーマに絞らず、大学4年間考えていたものや、自分が心から愛おしいと感じる人やモノなど16個のパネルに表現しています。今回、作品自体が自分をテーマにしていることもあり、優秀作品という形で自分自身の4年間を評価いただいたようで嬉しいです。日本画は書き手が美しいと思ったものや、好きなものを表現する技法だと思っているため、自由な視点で作品をお楽しみいただけたらと思います。

大阪芸術大学 デザイン学科賞

堀部 柊人（大阪芸術大学 芸術学部 デザイン学科 プロダクトデザインコース）

『CASSOWARY-aboriginal sports-』

オーストラリアの先住民であるアボリジニーの文化をルーツに持つ架空のスポーツ「CASSOWARY」を構想し、表現しました。最初は架空のスポーツの道具のデザインをしていたのですが、制作を進める中でプロダクトだけではなく、空間、映像、グラフィックを駆使した全体表現をしたいと思い、スポーツの歴史から、実際にプレイすることを想定したスタジアムまで作り込みました。制作にはかなりの時間を費やし、妥協せずに完成まで手掛けられたのはとても貴重な経験となりました。その結果として、自分の表現したいことを追求した本作品で賞をいただけたことは驚きでもありましたが、大きな自信になりました。

 

＜大阪芸術大学グループ 卒業制作選抜展　イベント概要＞

■　会期  ：2024年2月22日（木）～3月3日（日）（※2月26日（月）のみ休館）

■　時間  ：11:00～19:00（最終入場18:30）

■　会場  ：大阪芸術大学スカイキャンパス（あべのハルカス24階）（大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43)

■　入場料：無料

■　URL　：https://oua.osaka-geidai.ac.jp/sotsuten2024/