Cloudflare、次世代エージェントを支える「Agent Cloud」を発表

ソフトウェアの構築方法が根本的に変化する中、自律的で長期的な数百万規模のエージェントを稼働させるインフラを拡張

Cloudflare

(2026年 4月 13日 太平洋標準時6:00本国発表)

誰もが接続しやすいコネクティビティクラウドのリーディングカンパニーであるCloudflare(クラウドフレア)は、本日、開発者によるエージェントの構築、デプロイ、拡張をサポートする新機能およびエージェント型クラウド「Agent Cloud」の拡張を発表しました。インフラ、セキュリティ、開発者向けツールで構成される「Agent Cloud」は、AIエージェントをローカルPC上における実験的なデモから、Cloudflareのグローバルネットワーク上で稼働する堅牢な本番環境向けワークロードに移行させることを目的にしています。

第1世代のAIは、チャットボットに重点を置いていましたが、現在のAIのトレンドは、文脈を読み取り、推論を行い、複数のステップにわたるアクションを実行できるコーディングエージェントや自律型ツールに移行しつつあります。しかし、既存のインフラは、常時稼働で高価な仮想サーバーや隔離されたサンドボックスに依存しており、すべてのユーザーや従業員が数十ものパーソナルエージェントを同時に稼働させるような環境に対応できるだけの拡張性を備えていません。Cloudflareは、インフラ、コンピューティング、デプロイ、セキュリティの課題を解決し、開発者が次世代アプリケーションの開発と構築に専念できることを目指しています。

Cloudflareの共同創設者兼最高経営責任者(CEO)であるマシュー・プリンス(Matthew Prince)は、「ソフトウェアの開発方法は根本的に変化しており、エージェントがコードを書き、実行する世界に突入しつつあります。しかし、エージェントには、デフォルトで安全で、瞬時に数百万規模まで拡張でき、長期にわたるタスクでも持続する『拠点』が必要です。Cloudflareは、Workersとともにその基盤を構築してきました。本日、Cloudflareをエージェント型Webの決定版プラットフォームとして提供します」と述べています。

OpenAIのCodex担当プロダクトマネージャーであるローハン・ヴァルマ(Rohan Varma)氏は、「クラウドエージェントは、業務遂行の基盤となる要素として急速に定着しつつあります。Cloudflareとの連携によって、GPT-5.4とCodexを搭載した本番環境対応のエージェントを開発者がデプロイし、大規模なエンタープライズワークロードの実行が容易になります」と述べています。

Cloudflareの「Agent Cloud」は、次世代のAIエージェントを支える包括的なツールとインフラを開発者に提供することで、以下の内容を実現します。

目的に特化したコンピューティングモデルで、エージェントを効率的に拡張する「Dynamic Workers」

エージェントがアーリーアダプターの枠を超えて誰もが利用できるように普及するためには、手頃な価格であることが不可欠です。各エージェントを個別のコンテナで実行するのはコストが膨大になるため、現在のエージェント型ツールは、費用対効果が見込めるエンジニア向けのコーディング支援ツールに限定されることがほとんどです。Cloudflareは、従来のコンテナよりも高速かつ効率的にAI生成コードを安全なサンドボックス環境で実行するために設計されたアイソレートベースのランタイム「Dynamic Workers」をリリースします。エージェントがAPIを呼び出したり、データを変換したり、ツールの呼び出しのためにコードスニペットを実行する必要がある場合、「Dynamic Workers」は数ミリ秒で起動し、JavaScriptを実行し、すぐに消滅します。エージェントタスクの大部分に必要なのは、コンテナの100倍の速度と、わずかなコストで実現する安全な分離であり、「Dynamic Workers」はこれをウォームアップなしで数百万の同時実行まで拡張します。

Git互換ストレージでエージェントを強化する「Artifacts」

AIエージェントがかつてないほど多くのコードを生成しはじめる中、従来のバージョン管理プラットフォームは、自律的なワークロードに必要なスケールと稼働時間を維持するのに苦戦しています。この需要に応えるため、Cloudflareは、エージェントファースト時代に特化して構築された、Git互換ストレージプリミティブ「Artifacts」をリリースします。「Artifacts」によって、プラットフォームがこれまでにない規模で次世代コードやファイルストレージを構築できる強力な基盤が提供されます。開発者は何千万ものリポジトリを作成し、あらゆるリモートソースからフォークし、標準Gitクライアントからアクセス可能なコードとデータの恒久的な保存場所をエージェントに用意することができます。

エージェントに専用コンピューターを付与する「Sandboxes」

Cloudflareは、エージェントが完全なオペレーティングシステムを必要とする場合に備えて、「Sandboxes」をリリースします。「Sandboxes」は、シェル、ファイルシステム、バックグラウンドプロセスを含む、永続的で隔離されたLinux環境です。エージェントは、ここでリポジトリのクローン、Pythonパッケージのインストール、ビルドの実行、および人間の開発者と同じ厳密なフィードバックループの中での反復開発を行うことができます。

より有能なエージェントを構築する「Think」

現在のエージェントは、ライフサイクルが短いという制約がありますが、解決すべきタスクは長期にわたるものや、クロスプラットフォームである場合がほとんどです。Cloudflareの「Agent Cloud」は、Agents SDK内の永続性を考慮して設計されたフレームワークである「Think」を使用することで、このギャップを解消します。開発者は、この次世代SDKによって、単一のプロンプトに応答するだけでなく、長期的に実行されるマルチステップのタスクをサポートするエージェントを構築可能になります。

統合AIプラットフォームによって信頼性と柔軟性を確保 

CloudflareによるReplicate買収を受けて、Cloudflareはモデルカタログを拡充しています。これによって、開発者がOpenAIやGPT-5.4の最先端の独自モデルからオープンソースモデルまで、あらゆるモデルを単一のインターフェースから選択できるようになりました。現在のモデルの変化スピードを考えると、単一のプロバイダーに縛られることは、より優れた別のモデルが登場した際に進化の機会を逃す可能性を内包します。Cloudflare上であれば、複数のベンダーを管理する必要なく、たった1行のコードを変更するだけでプロバイダーを切り替えることが可能です。

詳細は、以下のリソースをご覧ください。

Agents Week 2026

https://www.cloudflare.com/ja-jp/agents-week/

Agents have their own computers with Sandboxes GA

https://blog.cloudflare.com/sandbox-ga/

Durable Objects in Dynamic Workers: Give each AI-generated app its own database

https://blog.cloudflare.com/durable-object-facets-dynamic-workers/

Cloudflare(クラウドフレア)について

Cloudflare, Inc.(NYSE:NET / https://www.cloudflare.com/ja-jp/ )は、より良いインターネットの構築の支援を使命に掲げる、誰もが接続しやすいコネクティビティクラウドのリーディングカンパニーです。Cloudflareのコネクティビティクラウドは、世界中のあらゆる組織や個人、アプリケーション、ネットワークを高速かつ安全にするとともに、複雑性やコストの削減を実現する、フル機能かつ統一された業界最先端のクラウドネイティブ製品と開発者ツールプラットフォームを提供しています。

世界最大規模かつ最も相互接続されているネットワークのひとつであるCloudflareは、日々何十億もの脅威をオンラインでブロックしており、大企業からスタートアップ、中小企業、非営利団体、人道支援団体、政府機関まで、世界中の何百万もの組織から信頼されています。

Cloudflareのコネクティビティクラウドの詳細については https://www.cloudflare.com/ja-jp/connectivity-cloud/ 、インターネットの最新トレンドとインサイトについては https://radar.cloudflare.com をご覧ください。

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会社概要

URL
https://www.cloudflare.com/ja-jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン26階 エグゼクティブセンター (TEC)
電話番号
-
代表者名
松本 紗代子
上場
海外市場
資本金
-
設立
2020年05月