“こどもを真ん中”に、今治のまちがつながる「今治市ネウボラ拠点施設整備・運営事業」優先 交渉権者決定【愛媛県今治市】
~“積み木”のように多様な機能と居場所が重なり合う、今治の新たなランドマークへ~
愛媛県今治市(市長:徳永繁樹)は、「今治市ネウボラ拠点施設整備・運営事業」について、株式会社合人社計画研究所(本社:広島市、代表取締役:福井滋)を代表企業とする8社の事業グループを優先交渉権者に決定しました。提案コンセプトは「こどもを真ん中につながりがめぐる子育て拠点」です。相談、遊び、学び、交流などの機能を一つに集め、妊娠期から18歳までのこどもと子育て家庭に切れ目なく寄り添う「今治版ネウボラ」の中核施設として、2030年7月の供用開始を目指します。

■市民の声をかたちに。今治の新たな子育て支援拠点「ネウボラ拠点施設」誕生へ
今治市では、「子どもが真ん中で輝くやさしいまち“今治”」の実現に向け、妊娠期から18歳までの子どもがいるすべての家庭を切れ目なくサポートする「今治版ネウボラ」を重点施策として推進しています。その中核を担うのが、今回整備する「ネウボラ拠点施設」です。
このネウボラ拠点施設の原点には、市民の声があります。これまで「こどもが真ん中親会議」や市民アンケート、「子ども・子育て会議」、市民ワークショップなどを通じて、子育て世代や中高生をはじめ、幅広い市民の声に丁寧に耳を傾けてきました。
「天候に左右されず安心して遊べる場所がほしい」「子育ての悩みを気軽に相談したい」「仲間と集まって、ゆっくり過ごせる場所がほしい」といった声を、基本構想(2023年策定)や基本計画(2024年策定)に反映するとともに、市内各所に点在する保健センターや発達支援センターなどの中核機能を集約し、より利用しやすい子育て支援拠点を目指して計画を進めてきました。
こうして描いた施設の姿を実現するため、施設の設計、建設、運営に民間事業者の知見やノウハウを一体的に活用するDBO方式を採用し、2026年1月30日から「今治市ネウボラ拠点施設整備・運営事業」の事業者公募を開始しました。


■“積み木”が生み出す、まちに開かれた「みんなの居場所」
選定にあたっては、有識者らで構成する「今治市ネウボラ拠点施設整備・運営事業者選定委員会」が提案内容を審査。その結果、株式会社合人社計画研究所を代表企業とする8社の事業グループ(以下「合人社グループ」)を優先交渉権者に決定しました。
9月10日に今治市役所で行われた記者発表では、徳永繁樹今治市長が「『今治版ネウボラ』の推進は、私の公約の一丁目一番地。ようやくスタートラインに立つことができ、万感胸に迫る思い」と述べ、拠点施設の実現に向けた強い思いを語りました。続いて、合人社グループの代表企業である株式会社合人社計画研究所の山本計至取締役が、施設のコンセプトや各フロアの特徴、今後の事業展開について説明しました。
今回の提案では、事業全体の理念に「こどもを真ん中につながりがめぐる子育て拠点」を掲げています。その実現に向けた施設整備のコンセプトは、「小さな積み木の重なりが生み出す『みんなの居場所』」。こどもたちが大好きな「積み木」のように、多様な機能を重ね合わせ、誰もが心地よく過ごせる居場所となれる施設を目指します。
外観には、“しまなみ”の美しい風景が持つ豊かな色彩をあしらい、まちのどこからでも人々を迎え入れる「四方正面」のデザインを採用しています。各階のテラスと整備予定の公園を屋外階段でつなぐことで、建物と公園が一体となった「立体公園」を形成し、今治の未来を象徴する新たなランドマークとなります。

今治市ネウボラ拠点施設整備・運営事業の概要
1 事業内容
(1)事業期間
令和9年1月から令和27年3月
(2)対象施設
ネウボラ拠点施設及び駐車場
(3)対象業務
1施設整備(事前調査、設計、既存施設解体・撤去工事、建設工事、工事監理 等)
2開業準備(広報活動、予約受付、開館式典 等)
3維持管理 (建築物・建築設備・什器備品等・外構等保守管理、環境衛生管理 等)
4運営(利用料金の徴収及び還付、地域子育て支援・児童センター・カフェ等運営 等)
(4)事業方式
DBO方式(PFI法に準じて実施)
2 契約候補者(優先交渉権者)
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区分 |
役割 |
企業名 |
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代表企業 |
維持管理・運営 |
株式会社合人社計画研究所 |
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構成企業 |
設計 |
株式会社梓設計関西支社 |
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設計・建設 |
株式会社乃村工藝社 |
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設計 |
株式会社矢野青山建築設計事務所 |
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建設 |
株式会社合田工務店 |
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建設 |
四国通建株式会社 |
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建設 |
株式会社野間工務店 |
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運営 |
アクティオ株式会社 |
3 施設規模
本体施設:5,532.2㎡(4階建、S造(鉄骨造))
駐車場及び駐輪場:4,482.7㎡
4 主な機能
こども家庭センター、発達支援センター、保健センター、子育てひろば、ファミリー・サポート・センター、児童センター(遊戯室、図書・学習スペース等)、地域交流センター(多目的室、小ホール、音楽スタジオ、カフェ等)
5 スケジュール(予定)
2026年12月 事業契約締結(議会議決)
2027年1月 設計、既存施設解体
2028年7月頃 建設開始
2030年3月 竣工
2030年7月 供用開始
6 契約金額(予定)
9,086,000,000円(税込)
各フロアの主な機能
建物は、1階から3階までをつなぐ3層吹き抜けの「まんなかスクエア」を中心に構成された4階建てです。まちのにぎわいを取り込む1階から、遊びや創作を楽しむ2階、学びと交流を育む3階、相談・支援を担う4階へと、上階に進むにつれて、フロアの性格がにぎやかな「動」から落ち着いた「静」へ緩やかに移り変わります。

1階「にぎわいフロア」
まちの活気を施設内へ取り込むフロアです。小ホールや「まんなかステージ」、カフェ、今治の風景(しまなみ海道など)を表現した遊戯室Aを備え、隣接する公園から人の流れを呼び込むとともに、イベントなどを通じて生まれるにぎわいを周辺のまちへ広げます。
2階「のびのびフロア」
こどもたちが遊びや創作を通じて、のびのびと成長できるフロアです。天井高約7メートルの遊戯室Bには、今治城の城壁をイメージしたボルダリングを整備し、子育てひろばでは「今治の実り」をモチーフにした遊びを通して五感を育みます。


3階「わくわくフロア」
多目的室や音楽スタジオなどを備え、多世代が交わり、様々な活動に挑戦できるフロアです。調理室と屋外テラスを組み合わせた「食育キッチン」では、野菜の収穫から調理、試食までを体験でき、図書・学習室は、中高生が仲間と過ごせる居場所にもなります。
4階「あんしんフロア」
こども家庭センター、発達支援センター、保健センターなど、相談、健診、専門的な支援を行うフロアです。他のフロアと適切に区画してプライバシーを守るとともに、関係職員が連携しやすい環境を整え、利用者の安心と職員の働きやすさを両立します。

4つのフロアは、建物中央の「まんなかスクエア」と立体的な回遊動線によって緩やかにつながり、各階で生まれる活動や交流を館内全体へ広げます。成長段階や利用目的に応じて思い思いに過ごすことができ、訪れるたびに新たな発見や出会いが生まれ、人がつながり、にぎわいがめぐる「みんなの居場所」となります。

■拠点とサテライトがつながる、まち全体の「今治版ネウボラ」へ
今後、合人社グループと今治市は基本協定を締結し、市議会の議決を経たのちに事業契約、2027年1月の事業着手を予定しており、2030年7月の供用開始に向けて施設整備を進めます。
一方、今治市が目指す「今治版ネウボラ」は、この拠点施設だけで完結するものではありません。陸地部、山間部、島しょ部を含む市内のどこに暮らしていても、必要な支援を身近に受けられるよう、児童館や子育てひろば、保育所を「相談サテライト」、市内各所の公園を「遊び場サテライト」、図書館や公民館を「育ちのサテライト」として位置付け、拠点施設と連携した切れ目のない支援ネットワークを構築します。
「ネウボラ拠点施設」を子育て支援の「ハブ」として、市内全域に広がるサテライトと人、情報、支援を結び、まち全体でこどもの成長と子育て家庭を支える環境を整えます。
“こどもを真ん中”に、世代を超えて人々がつどい、つながり、多彩な交流や活動が生まれる「ネウボラ拠点施設」。ここで芽生えた人と人とのつながりをまち全体へめぐらせながら、「今治でこどもを産みたい」「ここでこどもを育てたい」と思える“子育て理想郷”の実現に向けて、「今治版ネウボラ」をさらに力強く推進していきます。

○記者会見の様子はこちらをご覧ください(今治市HP)
https://www.city.imabari.ehime.jp/bosai/mayor/?a=1326
徳永繁樹 今治市長のコメント
私は、市長就任以来、「子どもが真ん中で輝くやさしいまち“今治”」の実現に向け、「今治版ネウボラ」を重点施策として取り組んでまいりました。市民の皆さんとともに歩みを重ね、ようやく「子育ての理想郷」へのスタートラインに立つことができ、万感、胸に迫る思いです。
しかし、私が目指す「今治版ネウボラ」は、この拠点施設をもって完結するものではありません。
多様な地勢を有する今治市だからこそ、陸地部、山間部、島しょ部のどこにお住まいであっても、「等しく」子育て支援が行き届かなければなりません。
このネウボラ拠点施設を「子育て支援を統括する“ハブ”」として、市内全域に身近なサテライトが広がるネットワークを構築し、まち全体で子育てを支える「やさしいまち“今治”」を実現してまいります。
代表企業 株式会社合人社計画研究所 山本計至 取締役のコメント
このまちの未来にとって、極めて重要な拠点となる施設の整備・運営に携わることへの責任の大きさ、重さを感じております。
本事業には、設計、建設、維持管理、運営の各分野に優れた専門性と経験、そして何よりこのまち、この施設への強い想いを持つ8社が参画しています。ここに至る企画・提案段階から、施設をつくることだけではなく、その先にある開業後の運営管理を強く見据えて検討してまいりました。
今後、本格的に設計・建設が進んでいく中でも、実際に利用される方々にとって、安全で使いやすく、長く親しまれる施設となるようチーム一体で、今治市と連携しながら取り組んでまいります。
この施設が、子育て世帯の皆様はもちろん、子ども、若者、そして様々な地域の方々が気軽に立ち寄り、交流やつながりが生まれる、地域に開かれた場所になることを目指してまいります。
今治市の子育て関連イベント
■こどもが真ん中フェスタ
こどもが真ん中の楽しいイベント!!
「学ぶ」「遊ぶ」「相談」をテーマに、楽しいブースが今治商店街いっぱいに並びます。
知らなかったことに触れて、やったことないことをやってみて、こどもの可能性を広げてみませんか。
【開催日時】10月11日(日曜日) 10時30分~15時30分
【開催場所】今治商店街・周辺エリア
▼詳細はこちら(同日イベントも盛りだくさんです!)

≪こどもが真ん中フェスタ同日イベント≫
■みんなでつくろう!みらいのネウボラ拠点施設
「こんな場所があったらいいな!」「どんなことができるかな?」
アイデアを言葉や絵で自由に表現しながら、みらいのネウボラ拠点施設をみんなで考えます。
【開催日時】10月11日(日曜日)
【開催場所】今治市民会館1F
【関連サイト】
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