【調査でわかる、マーケティング領域へのAI導入の秘訣】導入の満足度No.1 AIツールは「ChatGPT」/社内理解を得ながら、導入を進めるポイントは?

〜AIツール導入時に気を付けることは「導入目的の明確化をする」など〜

デザイン思考によるUXデザインで企業のマーケティング活動を支援するネットイヤーグループ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長CEO廣中龍蔵、以下:ネットイヤーグループ)は、部門独自でAIを活用しているマーケティング部門の責任者102名を対象に、マーケティング領域におけるAIの活用実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。

■調査サマリー

  • 01|満足度の高いAIツール、第1位「ChatGPT」(76.8%)

  • 02|AIツール導入の社内理解が得られない中での進め方、「他社の成功事例を用いて説明を行った」8割以上

  • 03|導入にあたって気をつけるべきポイント「導入目的の明確化をする」(64.7%)や「活用ルールを整備する」(52.9%)などが上位に

▼本調査のレポートダウンロードはコチラ

【実態調査レポート】マーケティング領域におけるAIの活用実態調査

<https://www.netyear.net/services/dl/ai-research2024/ >

■調査概要

調査名称:マーケティング領域におけるAIの活用実態調査

調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー®︎」によるインターネット調査

調査期間:2024年9月4日〜同年9月5日

有効回答:部門独自のAIを活用しているマーケティング部門の責任者102名

※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

≪利用条件≫

1 情報の出典元として「ネットイヤーグループ株式会社」の名前を明記してください。

2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。

URL:https://www.netyear.net/

■業務の中で、活用したことのあるAIツール、「ChatGPT」が84.3%で最多

「Q1.お勤め先での業務の中で、活用したことのあるAIツールを教えてください。(複数回答)」(n=102)と質問したところ、「ChatGPT」が84.3%、「Gemini」が39.2%、「DeepL」が34.3%という回答となりました。

・ChatGPT:84.3%

・Gemini:39.2%

・DeepL:34.3%

・Microsoft Copilot:33.3%

・Claude:32.4%

・Character AI:28.4%

・Notion AI:22.5%

・Perplexity:21.6%

・YouChat:20.6%

・Poe:17.6%

・Midjouney:16.7%

・Otter:14.7%

・その他:2.0%

 ー54歳:自社のAIツール

 ー58歳:wovn

・わからない/答えられない:2.9%

■AIツール導入満足度、第1位「ChatGPT」

Q1で「わからない/答えられない」以外を回答した方に「Q2.Q1で選んだ中で、総合的に満足度が最も高いものを教えてください。」(n=99)と質問したところ、「ChatGPT」が76.8%、「Gemini」が6.1%、「DeepL」が6.1%という回答となりました。

・ChatGPT:76.8%

・Gemini:6.1%

・DeepL:6.1%

・Claude:3.0%

・Character AI:2.0%

・Microsoft Copilot:2.0%

・Perplexity:1.0%

・Notion AI:1.0%

・Poe:0.0%

・YouChat:0.0%

・Otter:0.0%

・Midjouney:0.0%

・その他:2.0%

・わからない/答えられない:0.0%

■AIツール導入に関して、約2割は「社内理解がなかった」実態

「Q3.お勤め先での部門独自のAIツール導入に関して、社内でどの程度理解がありましたか。」(n=102)と質問したところ、「あまりなかった」が13.7%、「全くなかった」が2.9%という回答となりました。

・かなりあった:48.1%

・ややあった:35.3%

・あまりなかった:13.7%

・全くなかった:2.9%

・わからない/答えられない:0.0%

■理解を得られない中での導入の進め方、「他社の成功事例を用いて説明を行った」が8割以上

Q3で「あまりなかった」「全くなかった」と回答した方に「Q4.なかなか理解を得られない中で、どのように導入まで進めたのか教えてください。(複数回答)」(n=17)と質問したところ、「他社の成功事例を用いて説明を行った」が82.4%、「実験的に小さな領域から始め、効果を示した」が70.6%、「段階的な導入計画を提案し、徐々に理解を得た」が58.8%という回答となりました。

・他社の成功事例を用いて説明を行った:82.4%

・実験的に小さな領域から始め、効果を示した:70.6%

・段階的な導入計画を提案し、徐々に理解を得た:58.8%

・社内での意見交換やワークショップを実施し、情報を共有した:29.4%

・他部門を巻き込み、共に導入を進めることで理解を得た:17.6%

・その他:0.0%

・わからない/答えられない:5.9%

■「成功事例や、利用方法を説明しながら進めた」の声も

Q4で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q5.Q4で回答した以外に、社内で理解を得られない中で、あなたが模索したことがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=16)と質問したところ、「成功事例や、利用方法を説明しながら進めた」など3の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>

●53歳:成功事例や、利用方法を説明しながら進めた。

■AIツールの活用で得られた成果や効果、「データ分析の効率化と精度向上」や「リード数の増加」など

「Q6.部門独自のAIツールの活用で得られた成果や効果を教えてください。(複数回答)」(n=102)と質問したところ、「データ分析の効率化と精度向上」が65.7%、「リード数の増加」が51.0%、「プロジェクトのリードタイムの短縮」が49.0%という回答となりました。

・データ分析の効率化と精度向上:65.7%

・リード数の増加:51.0%

・プロジェクトのリードタイムの短縮:49.0%

・クリエイティブ作業の効率化/自動化:38.2%

・顧客満足度の向上:37.3%

・キャンペーン実施件数の増加:36.3%

・広告運用の最適化:29.4%

・カスタマーサポートの効率化:25.5%

・コンバージョン率の向上:22.5%

・その他:1.0%

・特にない:2.0%

・わからない/答えられない:1.0%

■6割以上が、「予算内で導入可能なツールの選定に苦労した」と回答

「Q7.部門独自のAIツールの導入に関して、苦労した点を教えてください。(複数回答)」(n=102)と質問したところ、「予算内で導入可能なツールの選定」が60.8%、「データの整備」が52.9%、「既存のシステムとの統合」が49.0%という回答となりました。

・予算内で導入可能なツールの選定:60.8%

・データの整備:52.9%

・既存のシステムとの統合:49.0%

・社内の他部門との調整:42.2%

・AIに関する専門知識の習得:37.3%

・AIに関する専門知識がある担当者の選任や採用:24.5%

・ツール利用者のニーズの汲み取り:23.5%

・その他:1.0%

・特にない:2.0%

・わからない/答えられない:1.0%

■「専門的知識の習得とセキュリティ対策」や「知識の習得」などに苦労したとの声も

Q7で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q8.Q7で回答した以外に、導入に関して苦労した点があれば、自由に教えて下さい。(自由回答)」(n=99)と質問したところ、「専門的知識の習得とセキュリティ対策」や「知識の習得」など45の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>

●64歳:全社員の理解度不足。

●47歳:知識の習得。

●45歳:使いこなすまで一定の時間が必要。

●38歳:使い方がわからない。

●58歳:手作業の部分が残ってしまったこと。

●55歳:専門的知識の習得とセキュリティ対策。

●32歳:各AIの比較検討。

■AIツール導入時に気を付けるべきポイント、第1位「導入目的の明確化をする」、第2位「活用ルールを整備する」

「Q9.まだ部門独自のAIツールを活用していないマーケティング部門の責任者に向けて、導入時に気を付けるべきポイントを教えてください。(複数回答)」(n=102)と質問したところ、「導入目的の明確化をする」が64.7%、「活用ルールを整備する」が52.9%、「メンバーのITスキルを向上させる」が50.0%という回答となりました。

・導入目的の明確化をする:64.7%

・活用ルールを整備する:52.9%

・メンバーのITスキルを向上させる:50.0%

・AI導入に伴う業務変化を事前に共有する:43.1%

・活用範囲を指定・見極める:38.2%

・期待される成果と導入コストを比較してROI(投資対効果)を見極める:25.5%

・自社のニーズに適したツールの選定:19.6%

・その他:1.0%

・わからない/答えられない:2.0%

・特にない:1.0%

■「セキュリティ対策」や「相談相手を見つける」などの声も

Q9で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q10.Q9で回答した以外に、導入時に気を付けるべきポイントがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=99)と質問したところ、「セキュリティ対策」や「相談相手を見つける」など42の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>

●47歳:仕様の理解。

●38歳:相談相手を見つける。

●54歳:何をAIに頼るかの明確な設定。

●55歳:セキュリティ対策。

●53歳:利用目的を明確にすること、コスト面。

■まとめ

今回は、部門独自でAIを活用しているマーケティング部門の責任者102名を対象に、マーケティング領域におけるAIの活用実態調査を実施しました。

まず、84.3%が業務の中で「ChatGPT」を使用しており、満足度も76.8%と最も高い結果となっています。一方、AIツール導入時に社内理解が不足している場合には、8割以上が「他社の成功事例を用いた説明を行う」などの手法を活用し、理解を得ていました。また、AIツールの導入効果としては、「データ分析の効率化と精度向上」(65.7%)や「リード数の増加」(51.0%)が顕著ですが、導入時においては、60.8%が「予算内でのツール選定に苦労した」と回答しています。最後に、これからAI導入を試みるマーケティング部門の責任者に向けては、「導入目的の明確化をする」(64.7%)や「活用ルールを整備する」(52.9%)などが気をつけるポイントとして挙げられました。

今回の調査では、AIツールの導入における成功の秘訣や課題が浮き彫りになりました。デジタル化が進む現代のマーケティングにおいて、AIは効率と成果を大きく向上させるツールとして重要な役割を担っています。企業がAIを効果的に活用するためには、導入目的の明確化と活用ルールの整備が不可欠であり、今後もAIの効果的な活用が企業の競争力強化に寄与するでしょう。

▼本調査のレポートダウンロードはコチラ

【実態調査レポート】マーケティング領域におけるAIの活用実態調査

<https://www.netyear.net/services/dl/ai-research2024/ >

【ネットイヤーグループ株式会社(東証グロース:証券コード 3622)】

「ビジネスの未来をデジタルで創る。ビジネスの未来をユーザーと創る。~ユーザーエクスペリエンスからすべてが始まる。~」をミッションとして、デジタル時代のマーケティングコンサルティング、デザイン思考によるUX、サービスデザイン、システム開発、マーケティングツールの企画販売などを通じ、企業のロイヤリティマーケティングやエンゲージメント強化のご支援をしています。

企業サイト https://www.netyear.net/

【本件に関するお問い合わせ先】

ネットイヤーグループ株式会社 

担当:佐野 

TEL:03-6369-0500 

MAIL:pr@netyear.net

すべての画像


会社概要

URL
https://www.netyear.net/
業種
サービス業
本社所在地
東京都中央区銀座2-15-2 KR GinzaⅡ
電話番号
03-6369-0500
代表者名
廣中 龍蔵
上場
東証グロース
資本金
5億7000万円
設立
1999年07月