エヌエヌ生命、保険募集人向け営業支援システム「Bionic IRIS」にAI-OCRを導入、無償提供を開始

複数の非定型帳票の一括読み取りと保険契約の一元管理により募集業務の効率化を支援

生命保険を通じて日本の中小企業を応援するエヌエヌ生命保険株式会社（代表取締役社⻑：マリウス・ポペスク、本社：東京都渋谷区、以下「エヌエヌ生命」）は、2022年11月11日より保険募集人向け営業支援システム「Bionic IRIS（バイオニック アイリス）」にAI-OCR機能を導入し、無償提供を開始します。エヌエヌ生命の登録募集人は保険証券、設計書、現況案内といった複数の非定型帳票の一括読み取りとデータ化が可能となります。

これにより、法人のお客さまが保有する他社の契約を含めた保険契約の一元管理が可能となり、Bionic IRIS上で募集業務の効率化を支援します。

非定型帳票の読み取りとデータ化には株式会社シナモン（本社：東京都港区、代表取締役社長CEO：平野 未来）のソリューションを採用します。

これまで保険募集人は、法人を契約者とする保険契約の管理において、被保険者（主に経営者と従業員）ごとに複数の保険契約がある場合、システム登録時に被保険者や保険契約の数に応じた負担が発生していました。エヌエヌ生命は保険契約の帳票種類を問わず一括読み取りを実現するAI-OCR機能の提供を契機に、Bionic IRIS利用者を2025年内5,000名とすることを目指しています。

「IRIS」は保険代理店向けにエヌエヌ生命が開発し2017年から提供をしている営業支援システムです。利用者は事業保険の販売促進資料や学習用コンテンツの閲覧、設計書の作成や電子申込手続などを行うことができます。2021年からは、保険募集人の営業サポートをより一層強化することを目的に、デジタル技術を活用した新代理店営業支援システム「Bionic IRIS」をリリースしています。AI-OCR機能の利用は、スマートフォンなどのカメラで読み取った画像や、PDFなどに変換したファイルをBionic IRISにアップロードすることで可能となります。

今後もエヌエヌ生命はAIや機械学習といった先進技術の活用基盤やデータプラットフォーム整備等の業務基盤の強化に注力し、顧客体験と業務の効率化のより一層の向上を図ってまいります。

 
以上


参考資料：AI-OCRを導入した保険募集人向け営業支援システム「Bionic IRIS」のイメージ

 

AI-OCR読取結果画面

 

AI-OCR 処理画像選択画面