ニットデザイナー・三國万里子さんの20年間の作家生活をたどる展覧会 渋谷PARCO「ほぼ日曜日」で2月7日(日)より開催。
福岡・三菱地所アルティアムで開催された、ニットデザイナー・三國万里子さんの20年間の作家生活をたどる展覧会『編みものけものみち 三國万里子展』を株式会社ほぼ日が渋谷PARCO8Fで運営する「ほぼ日曜日」で巡回開催します。近年10年の三國さんの代表的なニット作品をはじめ、影響をうけた書籍、ヴィンテージアイテム、「巣穴」とよばれる仕事場をイメージしたスペース、本展書きおろしのテキストや年表などをたっぷりと展示。まるで物語の中に迷い込んでいくように、三國さんが生み出した作品と幅広い関心を楽しんでいただけます。ひとりの作家のまなざしを借りながら、「わたしはどういう道をいきたいのか」観る人が自分を照らし合わせながら味わうこともできる展覧会です。
本展覧会の詳細は https://www.1101.com/hobonichiyobi/exhibition/3784.html にてご覧いただけます。
本展覧会の詳細は https://www.1101.com/hobonichiyobi/exhibition/3784.html にてご覧いただけます。
- 会期:2021年2月7日(日)〜2月28(日)時間:11:00〜20:00 ※時間は変更になる可能性があります。
- 場所:渋谷PARCO8階「ほぼ日曜日」渋谷区宇田川町15-1
- 入場料:400円(税込)(毛糸と編み図の特典付き※特典はなくなりしだい終了)
- 協力:三菱地所アルティアム、ミロコマチコ、長野陽一、DICTOM DESIGN
2011年に『ほぼ日刊イトイ新聞』というウェブサイト上で、「1日かけてミトンを編む」という、少し風変わりな中継をしたことがありました。わたしはカメラの前でパンダのようにあぐらをかき、朝から晩までただ編み続けた。そのわたしを見た視聴者の方から「編む動物みたい」というコメントが届き、ついたあだ名が「編みもの動物」でした。わたし自身、指で糸を手繰っていると、なんというか、糸を食べているような、もっというと「糸が自分の中を通って、編みものとして出てくる」ような感覚があります。思うにわたしは糸と手でものを生み出すことで自分を生き、また社会で生かされる動物なのです。この展覧会では「編む動物」であるわたしが編みながら辿ってきた「けものみち」をみなさんにも歩いていただきます。道中の景色として、手芸の編集者やほぼ日のスタッフと作った本やプロダクト、さらにはそこからはみ出したいろんなガラクタたちをにぎやかに配置しようと思います。歩き終わって、何か編んでみようかな、と思っていただけたら幸いです。(三國万里子)
●三國万里子さんの代表的なニット作品やコレクション、ミロコマチコさんの題字なども展示します。
●三國さん描きおろしの「ミニけもの」の編み図と毛糸の特典付き入場チケットです。
●ヨーロッパで買い付けたヴィンテージ雑貨、手芸書、編み物キットなどの販売も。
●三國万里子さん×なかしましほさん 姉妹コラボの特製「けものクッキー」をつくりました。
【三國万里子さんプロフィール】
ニットデザイナー。1971年、新潟生まれ。3歳の時、祖母から教わったのが編みものとの出会い。早稲田大学第一文学部仏文専修に通う頃には、洋書を紐解き、ニットに関する技術とデザインの研究を深め、創作に没頭。大学卒業後、いくつかの職業を経た後に、ニットデザイナーを本職とする。2009年、『編みものこもの』(文化出版局)を出版。以降、書籍や雑誌等で作品発表を続ける。2011年のコンテンツ「三國万里子の編みものの世界」でほぼ日に初登場。以来、編みものキットやプロダクトのデザインを手がけ、活動の幅をさらに広げる。
【開催にあたってのお願い】
展示を安全にたのしんでいただくために、こちらのご案内 https://www.1101.com/n/s/realspace_info_2020/index.html をお読みいただいてからご来場をお願いいたします。清潔と安心をこころがけて開催いたします。
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