《茨城県境町》境町アートプロジェクト企画展「やさいとくだものの幸せな世界展」開催決定!

やさいとくだものの幸せな世界展
「孤高の画家」と呼ばれた粛粲寶(1902~1994)は、独特の文人画長の作風で人気を博し、晩年を境町で過ごした新潟出身の画家です。
本展のテーマである野菜と果物は、古くよりただの食材にとどまらず、豊穣や健康、長寿、繁栄の象徴として文化や芸術の中に深く根付いてきました。
粛粲寶も数多くの野菜や果物を作品として描いており、モチーフは異なるものの、それらは「縁起物」という1つの共通のテーマでつながっています。
本展では、粛粲寶が描いた自然の恵みである野菜や果物の生命力と、その背後にある日本の伝統的な「縁起」の文化を感じていただければ幸いです。
開催概要
会期:2025年7月2日(水)~8月31日(日)
会場:S-Gallery粛粲寶美術館(茨城県猿島郡境町1455-1/Tel 0280-23-4148)
開館時間:
午前/10:00~12:00(入館11:30まで)
午後/13:15~17:00(入館16:30まで)
休館日:毎週月・火曜日、7月23日(水)、8月13日(水)※7月21日(月)、8月11日(月)は開館
入館 料:330円
18歳未満、65歳以上は無料(年齢確認ができるものを提示)
各種障がい者手帳をお持ちの方と付き添い1名無料
主催・企画:境町・境町アートプロジェクト
イベント開催決定!
申込やイベント詳細については公式サイトをご確認ください。
●おいしそう!な消しゴムハンコ作り
好きなやさいやくだものをハンコにしよう!消しゴムを使って自分で絵をかいてオリジナルのハンコを作ります。
日時:7月12日(土)13:30~15:00
参加費:無料
定員:10人(事前予約制)
対象:小学4年生以上(それ以下の子どもは保護者同伴)
●夏にぴったり!自分だけのオリジナルうちわ作り
世界にひとつだけのすてきなうちわで、夏をすずしくすごそう!竹の骨組みに和紙をはったうちわにやさいやくだものの絵をかいて、オリジナルうちわを作ります。
日時:8月9日(土)13:30~15:00
参加費:無料
場所:S-Lab(エスラボ)研修室
定員:10人(事前予約制)
対象:小学1年生~中学3年生
粛粲寶プロフィール

1902年 新潟市西堀に生まれる 本名 水島太一郎
1918年 上京して働きながら大倉商業学校(現:東京経済大学)に学ぶ
1922年 黒田清輝主宰の葵橋洋画研究所 入所
1929年 帝展に初入選
1930年 院展に初入選
1931年 帝展入選、この頃より小林古径に師事する
1933年 奈良の古寺での寄宿生活を送る
1937年 この頃帰京し作家活動を再開するが、以降は画壇を離れ個展を中心に作品を発表
1948年 この頃東京都杉並区久我山に居住
1954年 画号を「粛粲寶」と定める
1972年 パリのギャラリー・ベルネーム・ジューヌで個展を開催
1989年 弟子である故牀庵青空子の住む茨城県境町に転居
1994年 逝去(91歳)
2020年 S-Gallery粛粲寶美術館 開館



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