ダイナミックマッププラットフォーム、日本マイクロソフトと連携し「AI for Data」の取り組みを加速
~AI技術によるデータ整備プロセスの効率化でコストの大幅削減へ~
ダイナミックマッププラットフォーム株式会社(本社: 東京都渋谷区、代表取締役社長CEO: 吉村 修一、以下「当社」)は、日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区、以下「日本マイクロソフト」)と連携し、当社の高精度3次元地図データ生成における人工知能(AI)技術導入加速に向けた取り組みを開始しました。

高精度3次元地図データは、車の自動運転に必要なあらゆる情報を含んでおり、高度化する自動運転や先進運転支援システム(ADAS)をはじめ、シミュレータ環境構築、インフラ管理など幅広い産業において利用可能なデータです。
当社はこれまで、高精度3次元地図データ生成においてAIを活用する「AI for Data」、ならびにAIの学習・推論を目的として当社のデータを活用する「Data for AI」の2つの方向から、AIに関する取り組みを進めてまいりました。この度、日本マイクロソフトと連携しAzure Databricksを利用することで、「AI for Data」の取り組みを加速します。これにより物体の特定・抽出や図化作業などの自動化率を向上し、整備プロセスの効率化を通して、コストの大幅削減を目指します。なお本取り組みは、すでに展開しているサービスの開発に順次導入していきます。
■Microsoft Asia, General Manager, Digital Natives & Startups, Andrew Boyd氏からのコメント
ダイナミックマッププラットフォーム株式会社様との本取り組みを心から歓迎いたします。高精度3次元データ、並びにその解析技術は、さまざまな業界におけるゲームチェンジャーとなり得るキーテクノロジーであると感じています。ダイナミックマッププラットフォーム株式会社様の保有されるグローバル有数の高精度3次元データ資産にマイクロソフトのAI技術をはじめとするクラウドテクノロジーを融合させることで、車の自動運転を始め、あらゆる業界のDXや社会課題の解決に寄与するものと期待しています。
■ダイナミックマッププラットフォーム 代表取締役社長CEO 吉村修一からのコメント
この度、AI領域をリードする日本マイクロソフト様と当社の連携を発表出来ることを大変嬉しく思います。高精度3次元地図データおよびそれに動的データを組み合わせたダイナミックマップは、AIが一般化する今後のデジタル社会において共通の位置情報基盤となると考えています。今般の日本マイクロソフト様との連携により、当社のデータをより幅広い業界において利用しやすいものにするとともに、今後さらに「AI for Data」「Data for AI」の両面からAIに関する取り組みを加速してまいります。
当社は今後もさまざまな業界との連携を進め、作業の効率化やコスト低減を推進し、高精度3次元データのプラットフォーマーとしてより使いやすいサービスの提供に努めてまいります。
※Microsoft、Azureは、米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
【参考】
当社グループのAIに関する取り組み(AI for Data・Data for AI)の詳細は、以下をご参照ください。
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COLUMN『"AI for Data" & "Data for AI" 当社の高精度3次元データとAIの関係性とは』
https://www.dynamic-maps.co.jp/column/column-761/
<ダイナミックマッププラットフォーム株式会社について>
当社は日本政府によるバックアップのもと、国内自動車メーカー10社等の出資により設立されました。日本をヘッドクオーターに、北米・欧州・中東・韓国に拠点を持ち、26ヶ国で事業を展開しています。
現実の世界をデジタル空間に複製する高精度3次元データのプラットフォーマーとして、様々な産業分野におけるイノベーションを支えています。
設立: 2016年6月
本社: 東京都渋谷区
代表者: 吉村 修一
事業内容: 自動運転・ADASをはじめ多様な産業を対象とした高精度3次元データの提供
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