大分県・杵築市に遠隔医療システム「Teladoc HEALTH」を導入

「企業版ふるさと納税」制度を活用した寄附。院内連携や訪問診療での活用を通じ、地域医療に貢献

ウィーメックス(WEMEX)

PHCホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区)傘下のウィーメックス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:高橋秀明、以下「ウィーメックス」)は、「企業版ふるさと納税」制度(※1)(以下、「本制度」)を活用し、大分県杵築市(※2)に、リアルタイム遠隔医療システム「Teladoc HEALTH」(※3)を寄附します。今回寄附するのは、「Teladoc HEALTH TV Pro 300」(※4)1台と「Teladoc HEALTH Viewpoint」(※5)2台で、杵築市立山香病院(※6)(大分県杵築市、病院事業管理者・院長:小野隆司)において、院内での連携や・医療MaaS車両での訪問診療などで活用される予定です。

#寄附の背景

大分県杵築市は、大分県の北東部に位置し、別府湾や伊予灘に面した自然豊かな町です。医療資源が豊富な別府市と隣接していますが、杵築市は人口当たりの病床・医師数が少なく、持続的な地域医療体制の構築が喫緊の課題となっています。地域医療が根強い杵築市に「Teladoc HEALTH」を導入することで、限られた医療リソースを有効活用し、患者さんに更に安定した医療の提供が可能になると考え、この度の寄附に至りました。

#今後の展開について

今回導入する「Teladoc HEALTH」は杵築市立山香病院に設置され、院内連携や訪問診療にて活用される予定です。特に、山香病院の医療MaaS車両に搭載する「TV Pro 300」により、これまでは難しかった、超音波画像等のリアルタイムでの共有が可能となり、患者さんの通院の手間を最小限に抑えることが可能となります。また今後は、遠隔医療システムを通じて、遠方に住む患者さんのご家族にもオンライン診療にご参加いただくことで、離れて住む患者さんの健康状態を一緒にご確認いただき、ご家族の安心に繋げる取り組みが検討されています。

「Teladoc HEALTH Viewpoint」は、院内連携および訪問診療で活用される予定です。DtoPwithN(※7)形式でのオンライン診療が実現できれば、患者さんの様子を訪問診療よりも頻回に確認することが可能となり、また慢性疾患の重篤化予防にも繋がります。

導入先の杵築市立山香病院の院長は次のように述べています。『地域の皆様へ寄り添う医療を目指し、医療DX・医療MaaS車両の導入など積極的に進めてきました。「Teladoc HEALTH」が当院に導入されることで、地域の皆様により安定した医療を提供しつつ、医療従事者の負担を軽減することに繋がると期待しています。』

なお、2025年3月22日(土)に杵築市福祉センター多目的広場にて開催される「杵築市医療フォーラム」(※8)では、「Teladoc HEALTH」が搭載された医療MaaS車両がお披露目される予定です。

今後もウィーメックスは、持続的な医療体制構築を目指し、引き続き遠隔医療システムを通じて地域医療支援を行ってまいります。

#リアルタイム遠隔医療システム「Teladoc HEALTH」について

専門医の少ない医療機関と遠隔地の専門医をオンラインで繋げる、リモート操作可能なリアルタイム遠隔医療システムです。超音波診断装置などの周辺医療機器と接続し、患者さんの容体を短時間で把握することができます。遠隔地にいる医師主導で操作を可能とし、現場にいるような感覚で情報を取得できます。「TV Pro 300」は、「Teladoc HEALTH」シリーズ最高性能のカメラ「70倍相当ズーム」かつナイトビジョン対応で、コンパクトで持ち運びができ(本体重量約3.5kg)、壁や車体などに取り付けられるため様々な医療現場で活用が可能です。「Teladoc HEALTH Viewpoint」は、持ち運び可能なタブレット型で、院内活用のみならず院外における訪問診療や訪問看護に活用されています。

※リアルタイム遠隔医療システムのラインナップ。本製品には医療機器に該当する機能は含まれていません。

(※1)地方創生サイト:企業版ふるさと納税制度概要(PDF)

https://www.chisou.go.jp/tiiki/tiikisaisei/pdf/R061115gaiyou.pdf

(※2)大分県杵築市

https://www.city.kitsuki.lg.jp/

(※3)(※4)(※5)リアルタイム遠隔医療システム「Teladoc HEALTH」ブランドサイト

https://www.phchd.com/jp/bx/telehealth

(※6)杵築市立山香病院

http://yamaga-hp.jp/

・所在地:〒879-1307 大分県杵築市山香町野原1612-1

・病院事業管理者・院長:小野 隆司

(※7)DtoPwithN:患者さんが看護師等といる場合のオンライン診療

(※8)杵築市医療フォーラム

・日時:2025年3月22日(土)9:00~12:00

・場所:杵築市福祉センター多目的広場

・参加費:無料

<ウィーメックス株式会社について>

ウィーメックス株式会社は、グローバルヘルスケア企業として事業を展開するPHCホールディングス株式会社(証券コード6523 東証プライム)の日本における事業子会社です。企画・開発から販売までワンストップでサービスを提供する新体制として、2023年4月より新会社として事業を開始しました。「メディコム」ブランドの医事コンピューターや電子カルテシステムの他に、薬局経営のサポートや特定保健指導の支援、遠隔医療システムなどを提供しています。また、2023年10月に富士フイルムヘルスケアシステムズ株式会社より電子カルテ・レセプト関連事業を取得し、ウィーメックスヘルスケアシステムズ株式会社が誕生。国内の「医療DX」を推進するヘルスケア IT製品・サービスを通じて、患者さんへの医療サービス向上と医療従事者の業務効率化に取り組んでいます。

https://www.wemex.com/

□所在地 :東京都渋谷区渋谷3-25-18 NBF渋谷ガーデンフロント14F

□代表者名 :代表取締役社長 高橋秀明

<PHCホールディングス株式会社(PHCグループ)について>

PHCホールディングス株式会社(証券コード 6523 東証プライム)は、健康を願うすべての人々に新たな価値を創造し、豊かな社会づくりに貢献することを経営理念に掲げるグローバルヘルスケア企業です。傘下にPHC株式会社やアセンシア ダイアベティスケアホールディングス、エプレディアホールディングス、株式会社LSIメディエンス、ウィーメックス株式会社、メディフォード株式会社などを置き、糖尿病マネジメント、ヘルスケアソリューション、診断・ライフサイエンスの事業領域において、開発、製造、販売、サービスを行っています。2023年度のグループ連結売上収益は3,539億円、世界125以上の国と地域のお客様に製品・サービスをお使いいただいています。PHCグループはPHCホールディングス株式会社とその事業子会社の総称です。

https://www.phchd.com/jp

お問合せ先
ウィーメックス株式会社

E-mail:tky-mc_pr_alignment@ml.wemex.com

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会社概要

ウィーメックス株式会社

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URL
https://www.wemex.com/
業種
医療・福祉
本社所在地
東京都渋谷区渋谷3-25-18  NBF渋谷ガーデンフロント14F
電話番号
-
代表者名
高橋 秀明
上場
未上場
資本金
5000万円
設立
1969年11月