New Relic、「2026 AI Impact Report」日本語版を発表
New Relicユーザー660万人のデータを収集、AIユーザーと非AIユーザーの動向を比較
AIユーザーは、コードのリリース頻度が平均で約80%向上、問題解決までの時間は約25%短縮
デジタルビジネスにオブザーバビリティ(可観測性)プラットフォームを提供するNew Relic株式会社(本社:東京都中央区、以下「New Relic」)は本日、「2026 AI Impact Report」日本語版を発表しました。このレポートでは、AI強化型オブザーバビリティ機能の利用と、ノイズの低減、問題解決までの平均時間(MTTC)の短縮、デプロイ頻度の向上との間に明確な関連性があることが示されています。
本レポートでは、2025年の1年間にわたってNew Relicのインテリジェントオブザーバビリティプラットフォームのユーザー660万人からデータを集計し、New Relic AI機能を利用しているユーザーと利用していないユーザーを比較しています。「New Relic AI」とは、同プラットフォームのAIおよびAIOps機能を指します。この機能は、機械学習、生成AI、決定論的手法を組み合わせて価値を提供します。
相関率の向上によりノイズが削減
「2025年オブザーバビリティ予測レポート」によれば、エンジニアがトラブルやシステム障害への対応に費やす時間は全体の33%に上ります。New Relicの顧客が対応したアラートは、2025年だけでも22億件に達しており、そのうち約10億件が本番環境で発生しています。AI強化型オブザーバビリティは、シグナルと実際のインシデントを自動的に相関させることで、こうしたノイズを排除します。今回の「2026 AI Impact Report」では、New Relic AIユーザーに共通する傾向として、非AIユーザーと比べて、シグナルをインシデントにまとめる相関率が2倍高く、アラートノイズが27%少ないことが示されています。その結果、トラブル対応に費やす時間が減り、新機能のリリースといった他の業務に注力できるようになります。
AIにより問題解決時間がピークタイムでほぼ半減
ノイズの低減がもたらす効果は、MTTC(問題解決までの平均時間)によって測定します。MTTCは、システムの障害復旧時間に強く関わる指標です。今回の調査データでは、New Relic AIユーザーの問題解決時間は他のユーザーよりも約25%短く、切迫した局面ではその差がさらに開くことが示されています。2025年5月のデータでは、AIを有効にしているアカウントの1件あたりの問題対応時間は平均26.75分で、AIを利用していないユーザーが要する時間(50.23分)のほぼ半分でした。各インシデントの対応時間が23分短縮されることで、開発の推進力を保ち、1分1秒が重要な局面で「調査の停滞」を防ぐことにつながります。
デプロイ効率が大幅に向上
今回のレポートでは、ユーザーの手間となる時間の低減(ノイズの選別と排除)とコードのリリース頻度との間には、明確な関連性があることが示されています。非AIユーザーの1日あたりのデプロイ数は最大87回でしたが、AIを導入したチームは1日あたり最大453回のデプロイを達成しており、AIの導入によって新機能やアップデートの市場投入能力が5倍に増強されました。データによると、開発時間が大幅に増えることで、New Relicの非AIユーザーと比べて、AIを導入する組織におけるコードのリリース頻度は平均で約80%向上する可能性があります。
New Relic AI責任者のCamden Swita のコメント
「AIによって現代のソフトウェア運用は複雑化しており、その度合いは人間の管理能力を超えています。しかし同時に、AIはAIに伴う問題の解決にも役立ちます。当社のユーザー基盤から得られたデータは、企業における運用の新たなベースラインを示しています。AI強化型オブザーバビリティを活用している顧客は、ノイズの低減と問題解決時間の短縮が可能になり、保守作業に費やす時間を減らし、新機能の開発により多くの時間を割けるようになります。結果的に、これが組織の市場対応能力を測る指標となっています。運用コストを最小化することで、企業全体のスピードが加速するのです」
「2026 AI Impact Report:New Relicプラットフォームの洞察」は、本日より日本語で公開されています。
■本プレスリリースのURLはこちらです。
https://newrelic.com/jp/press-release/20260305
■New Relicのファクトシートやロゴ等は、以下からご確認いただけます。
https://newrelic.com/jp/about/media-assets
■New Relicについて
2008年に創業したNew Relicは、業界におけるリーダーとして、デジタルビジネスのあらゆる重要指標を観測可能にする「オブザーバビリティ(可観測性)プラットフォーム」を提供しています。デジタルビジネスを構成するアプリケーションやインフラストラクチャだけでなく、ユーザー側の顧客体験状況までをも観測可能にするため、企業はデジタルサービスの障害検知、顧客体験の低下検知、潜在的な問題やボトルネックを早期特定し解決するDevOpsチームを生み出します。これにより、企業は取り組むべきデジタル変革を、計測可能な戦略へと変化させることができます。New Relicの全世界顧客数は16,000以上、Fortune 100企業の過半数で採用されており、日本でも数百社を超えるお客様のデジタル変革を支援しています。New Relicが支持されている理由は、newrelic.com/jpをご覧ください。
■オブザーバビリティ(可観測性)プラットフォーム「New Relic」の特長
New Relicはオブザーバビリティのリーダーとして、優れたソフトウェアの計画、構築、デプロイ、実行に対するデータドリブンなアプローチでエンジニアを支援しています。New Relicは、エンジニアがあらゆるテレメトリー(メトリクス、イベント、ログ、トレース)を取得できる唯一の統合データプラットフォームを提供し、強力なフルスタック分析ツールとの組み合わせにより、エンジニアが意見ではなくデータを用いて最高の仕事をできるよう支援します。New Relicは、シンプルで透明性の高い価格体系を採用しています。開発サイクルタイムの計画、変更失敗率、リリース頻度、平均復旧時間(MTTR)の改善を支援することにより、エンジニアに高い費用対効果をもたらします。
※New Relicは、New Relic, Inc.の登録商標です。
※本文書内の製品名および会社名は全て、それらの登録名義人の商標である場合があります。
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