<豊岡市(兵庫県)×辻󠄀調理師専門学校>国際化人材の登用及び育成モデルの確立に関する包括連携協定を締結
辻󠄀調理師専門学校(大阪市、校長:辻󠄀芳樹)は、自治体と教育機関の協働による外国人留学生等の登用、およびその育成モデルを確立することを目的に、本日、豊岡市(兵庫県)と包括連携協定を締結しました。
豊岡市とは、今年7月、新型コロナウイルス拡大の影響下において、「城崎温泉における新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン」の策定に協力した経緯から、新型コロナウイルス終息後の対応についても意見交換を行ってきました。そして今後はインバウンド観光の回復と推進を担う国際化人材の登用とその育成を、より効果的に行う必要があるという考えで合意しました。
豊岡市では、以前より国際化人材の登用を積極的に行っておりましたが、同時に温泉地の旅館を支える料理人が不足しているという課題を抱えており、今回の連携によって、本校で専門教育を受け技術を持った料理人、かつ語学能力の高い外国人留学生を登用していただくことで、豊岡市の課題解決の一助になればと考えています。また本校においても、外国人留学生の日本国内での就労可能性が広がることに期待しています。
なお、来春からの“特定技能ビザ”での就労を見据えて、9月20日(日)より3日間、本校の留学生3名が城崎温泉旅館にて研修を行う予定です。
■主な連携事項
1)外国人料理人の登用およびそのモデル化に関すること
2)外国人料理人のキャリアップおよびサポートに関すること
3)豊岡市の国際化を担う料理人の登用および人材育成のモデル化に関すること
4)その他本協定の目的に沿うこと
■辻󠄀調理師専門学校 校長 辻󠄀芳樹コメント
国際化を担う人材のマッチングを、地方自治体と都市部の教育機関が連携して行う事例は少ないため、豊岡市と私達が連携することに大きな意味があると思います。豊岡市ではすでに多くの外国人登用が進んでいますが、外国人人材を、単なる労働力ではなく共に働く仲間として受け入れ、異なる価値観をも街の活性化に活かそうとしている点に共感しました。この連携が、コロナの影響で打撃を受けた観光産業のリカバリーを担う一助となることを願いますし、ここでキャリアを積んだ学生たちが国際社会で活躍することを期待しています。
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