音楽ストリーミングサービス「AWA」が、ANIMAL HACKの2nd ALBUM『GIFT』の配信開始を記念して、本人セレクトのプレイリスト&インタビュー記事を公開
2018年2月22日
各 位
AWA株式会社
代表取締役社長 藤田晋
NEW ALBUM『GIFT』を記念して作られたプレイリスト「GIFT from ANIMAL HACK」は、同アーティストがアルバムの制作中によく聴いていた楽曲を中心に構成。アニメ『甲殻機動隊』にインスパイアされたと語る楽曲「WIMM?」など、NEW ALBUMからもセレクトされています。ぜひAWAでプレイリストをお楽しみください。
インタビュー内では、2月21日に配信開始となった『GIFT』に対する思いや、2人の出会いから音楽を始めた経緯などが語られています。また、音楽ストリーミングサービスについても触れており、サービスの拡大に伴い新進気鋭のアーティストが活躍する可能性など、音楽ストリーミングサービスを使いこなす2人ならではの思いを伺いました。
「AWA」は、2015年5月にサービスの提供を開始し、配信楽曲は約数4,300万曲、「AWA」でしか聴くことができない著名人およびユーザーのプレイリスト数は約1,000万件におよぶなど、国内最大規模の音楽ストリーミングサービスへと成長してまいりました。今後も新しい音楽との「出会い」と「再会」を快適に楽しめるようなサービスを追求し、機能や楽曲の拡充を行うとともに、日本の音楽業界全体の盛り上げを目指してまいります。
<以下インタビュー>
・2人の出会いと一緒に音楽を始めるきっかけは何だったのか。
Masato「僕とYutaくんは高校の同級生です。ふたりで音楽活動を始めたのは3年前くらいですね。当時、Yutaくんはラップとトラックメイクをやっていて。僕は、以前バンドをやっていたんですけど、しばらく音楽を離れていました。それで、Yutaくんにひさしぶりに会ったとき、なにか一緒にやろうってなったのがはじまりです。せっかくやるからには、トレンドが来てるもの、成長産業で頑張った方が良いよねってことで、ダンスミュージックをふたりで作ろうって。当時、2014年でウルトラが日本に来たタイミングでもあったので、勢いを感じられる場所でやろうとなりました。」
Yuta「日本だけじゃなく、世界に通用する音楽を作りたいって思いは共通してありました。最初は、僕が作ったトラックに合わせて、Masatoくんがギターを弾くみたいな感じだったのですが、全然かっこ良くないものに仕上がって(笑)。それから2人で世界で通用するフォーマットを考えたときに、言葉よりサウンドの位置付けが高いダンスミュージックは良いフォーマットで、自分たちでも一石投じることができるんじゃないかってなりましたね」
・ルーツは共通していますが、対照的な音楽をやっていた2人の行き着いた先がダンスミュージックだったのはなぜか。今までにリリースした作品について2人に聞いてみた。
Masato「2016年4月に1stシングル『Keep Shakin』、同年9月に1st EP『ANIMAL HACK』、2017年5月に2nd EP『Boy』、そして、2018年2月21日に3rd EP『GIFT』が出ます。1作目の『ANIMAL HACK』は、とにかく名前を覚えてもらいたいっていうのがあって、名刺的な感じでアーティスト名とタイトルを一致させました。2作目の『Boy』は1作目ではやりきれなかった、自分たちのバックグラウンドや、高校時代に過ごしてきた青春の思いみたいなのを入れて、文学性や意味を持たせた作品。今回の『GIFT』は自分たちのバックグラウンド、思い出のあるエンターテインメントコンテン
ツを全部詰め込んで作ったので、よりパーソナルで深い内容になってます。僕の場合だと、ギターロック、シューゲイザー、インディーポップとか。Yutaくんだったら、エモやオルタナティブロック、映画や文学ですね。ジャケは、自分たちの作った作品がより高いところに、より遠くの予期しない場所に飛んでいって欲しいという思いを込めて風船を空に浮かべた写真になっています。今回は、写真家の トヤマタクロウ さんに撮ってもらいました。」
Yuta「トラックは共作は行わずにそれぞれ別で作っています。その方が、ひとりひとりのエゴが貫かれて、おもしろい作品になると思っていて。今回の作品『GIFT』は、より個人の深い意思が反映されて、パーソナルな部分に進んでいっています。背景を知った上で、この曲はどっちの曲なのかなとか考えてもらえたりすると嬉しいですね。」
Masato「僕は重ためのビートのダンスミュージックなんですけど、そういうのをやる人が持ってこなそうなものを意図的に持ってくるようにしてます。色あせたザラついた質感のインディーポップの曲や、Tame Impalaみたいなバンドとか。敢えてそういうバンドからアイデアを持ってきています。」
Yuta「今回のアルバムのなかに『WIMM?』(Where is My Mind?)って曲があるんですけど、この曲はアニメの『攻殻機動隊』にインスパイアされて作った曲です。ダンスミュージックだけを参考に作っても、他の人と似たような感じで面白くないなって。ロックやエレクトロ、ヒップホップなどの音楽的な部分要素もそうなんですけど、映画や文学、アニメとか、インプットしたいろんなものを自分の音楽に取り込みたいなって思ってます。」
・彼らの音楽に共感するリスナーは日本のみならず、海外にも多い。クラブで外国人に、”最高だったよ!”と声をかけられたり、Instagramに短編動画の映像をアップした際に、フランスの人が ”その楽曲かっこいいから教えてほしい” とDMをしてきたり、海外の人が聴いてくれていることを肌で感じ嬉しいようだ。そうなったのも彼らは音楽ストリーミングサービスのおかげだと話す。そんな二人は、ストリーミングサービスに対して、どう考えているのか。
Masato「めちゃくちゃポジティブに捉えてます。ストリーミングサービスが存在する前までは資本力が大きな要素を占めるの戦いだった音楽産業が、いいものを作っていればちゃんと発見される、僕たちみたいな大きな資本を持たないインディペンデントな人たちでも戦っていける、開かれた場所になったと思います。実際に聴かれている国や地域の状況を数字で見れたりするのも良いですよね。自分自身個人的にものを買わない人で。本もKindleで読みますし、CDもここ数年でほぼ買ってない。アイデアを得るために効率的になった。信頼できるプレイリスリトを大量にストックしておいて、そこからたくさん聴くことだけで、たくさん曲のアイデアが得られる。良い時代になったなって思いました。また、あるストリーミングサービスのチャートのアルゴリズムは、新譜であればあるほど上に上がりやすかったりとか、これから出てくるアーティストには追い風になっていると思います。」
Yuta「ライフスタイルの一部ですね。昔はCDをTSUTAYAで借りたりしてたんですけど、いまはストリーミングサービスとYouTubeで曲を検索するのがメインになってる。気に入ったアーティストをすぐにお気に入りにできるところが良いですよね。友達と話して、こういうアーティストいるんですよって聞いて。そのアーティストをスマホでお気に入りして、帰りの電車で聴くことができたり。あとはプレイリストの存在が大きいと思っています。これまでは自分の好きなアーティストがどんな音楽に影響を受けてきたかを調べるときに、雑誌で知る方法しかなくて。いまはアーティストが自分のプレイリストを作ってて、こういう曲が好きっていうのを公開しているので、最短パスで調べることができる。」
Masato「たしかに。アーティストのバックグラウンドに触れることも容易な時代になった。」
Yuta「自分たちで言うと、配信だけでリリースしてる状態なんです。配信サービスがなかったら、こんな駆け出しのアーティストが世界のトップアーティストと並んで、同じプレイリストで聴かれることはないなって思います。そういう状態が作られてて、フラットになった。」
Masato「タワレコとかのお店の展開だと、単純に店の有限の面積をお金で買って商品を置いてもらうスタイルだけど、ストリーミングは無限のスペースがあるので。」
・今回、AWAではANIMAL HACKのふたりにプレイリスト「GIFT from ANIMAL HACK」を作ってもらった。このプレイリストはどのように選曲されたのか。
Masato「プレイリストは今回のアルバム『GIFT』に関わった楽曲を選びました。AWAは手触り感とか、かなり意識されたUIになっていると思います。スクロールしたあとに余韻があったり。あと、ユーザーがカジュアルなタイトルを気軽につけて、プレイリストを作るり共有するカルチャーがある。プレイリストを作って、お気に入りし合う流れができていて、他のストリーミングサービスに比べるとフレンドリーな気がします。僕たちの曲が音楽好きの人だけでなく、わりとライトユーザーな方が作ったような『アガるEDM』みたいなプレイリストに入ったりしているのも嬉しいですね。」
Yuta「音楽好きだけがわかる音楽は作ろうと思っていないので、いろんな特徴を持ってる人から聴かれているのは嬉しい。」
Masato「ANIMAL HACK は、音楽を知らない人でもいいねって聴いてくれたりするのが嬉しいです。音楽マニアの人が気付けるポイントをいろいろな曲に入れ込んでいるので、より多くの人に聴いてもらいたい。」
・最後に今後の展望について
Yuta「海外のイベントに呼ばれたいですね。」
Masato「ストリーミングサービスのおかげで聴かれる機会は増えたんですけど、どういう考えを持った、どんなアーティストなのかは十分に認識してもらってなくて。このアーティストだから聴くって状態をまだまだ作れていないので、そこはどうにかしたい。」
Yuta「プロデューサーってバンドやシンガーソングライターと違って、特定の曲は好きだけど、アーティスト自体は好きじゃないってパターンが多いと思うんですけど、僕たちに共感して、ANIMAL HACKが好きって人が増えたらいいなと思ってます。」
Masato「今後は自分たちがなにが好きとか、いろいろな手段をつかって、こういう人たちなんだよってところを押し出したい。映像・写真等のビジュアル作りから、ストーリーやPRなど、感性の合う各分野のスペシャリストを集めて、ANIMAL HACKをトータルでより高いレベルにして、自分たちはもっともっと音に専念できる状態を作りたいと考えています。」
インタビューURL: https://news.awa.fm/jpn/2018/2/21/interview-animal-hack
プレイリスト:https://mf.awa.fm/2GvfTIB
■ANIMAL HACK
東京を拠点に活動する2人組プロデューサーユニット。ダンスミュージックという文化背景の違いを軽々飛び越える強度の高いフォーマットに魅せられ、ジャンルや時代にとらわれない様々な手法を用いた作品制作を行う。2016年4月にはファーストシングル『Keep Shakin』を全世界リリース。同年9月にはEP『ANIMAL HACK』、2017年にはEP『Boy』をリリースしそれぞれiTunesダンスチャートを賑わせる。またストリーミングサービス上で国内外問わず着実にリスナーを増やし、ロックや多様なカルチャーのバックグラウンドを感じさせる楽曲がクラブシーンのみならずバンドシーンにも話題を呼んでいる。
■アプリ概要
「AWA(アワ)」は、サイバーエージェントとエイベックス・グループの共同出資によるAWA株式会社が提供する、サブスクリプション型(定額制)音楽ストリーミングサービスです。2015年5月にサービスの提供を開始し、配信楽曲数は4,300万曲、著名人およびユーザーが作成したプレイリスト数は約1,000万件におよびます。2016年11月には、「オフライン再生」を除くすべての機能が月額無料で利用できる新「Freeプラン」を発表。楽曲のショートバージョンをクロスフェードで再生できる新機能「ハイライト再生」も追加し、累計ダウンロード数は1,500万ダウンロードを突破いたしました(2018年1月10日時点)。また、2017年12月に発表された、Google Play発表「ベスト オブ 2017」日本版にて、アプリの中で頂点となる「2017年 ベストアプリ」を受賞し、名実ともに国内最大規模の音楽ストリーミングサービスへと成長しています。
名称:「AWA(アワ)」 https://awa.fm/
推奨環境:<スマートフォン版>iOS 9.0以降、Android 6.0以降
<PC版>Windows 7, 8, 8.1, 10 (32/64bit)、Mac OS X 10.9 Mavericks以上
<埋め込みプレイヤー> Google Chrome (最新版)、Microsoft Edge (最新版)、
Safari (最新版), Internet Explorer 11以降
価格:Standardプラン(月額 税込960円)/ Freeプラン(月額 無料)
提供開始:2015年5月27日
■URL
AWA:https://awa.fm/
App Store:https://itunes.apple.com/jp/app/awa-music/id980578855
Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=fm.awa.liverpool
デスクトップ版アプリ:https://awa.fm/download/
AWA最新情報:https://news.awa.fm/
AWA公式Twitter:https://twitter.com/awa_official?lang=ja
■会社概要
社名:AWA株式会社(読み:アワ)
所在地:東京都港区南青山三丁目1番30号エイベックスビル
代表者:代表取締役会長 松浦 勝人
(エイベックス株式会社 代表取締役社長CEO)
代表取締役社長 藤田 晋
(株式会社サイバーエージェント 代表取締役社長)
事業内容:音楽ストリーミングサービス 等
設立日:2014年12月1日
■お問い合わせ先
AWA広報担当press@awa.fm
各 位
AWA株式会社
代表取締役社長 藤田晋
AWA株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:藤田晋)が運営する、サブスクリプション型(定額制)音楽ストリーミングサービス「AWA(アワ)」は、2018年2月21日(水)より、東京を拠点に活躍するMasatoとYutaの2人組プロデューサーユニットANIMAL HACK(アニマル・ハック)の2nd ALBUM『GIFT』配信開始を記念して、プレイリストとインタビュー記事を公開いたしました。
NEW ALBUM『GIFT』を記念して作られたプレイリスト「GIFT from ANIMAL HACK」は、同アーティストがアルバムの制作中によく聴いていた楽曲を中心に構成。アニメ『甲殻機動隊』にインスパイアされたと語る楽曲「WIMM?」など、NEW ALBUMからもセレクトされています。ぜひAWAでプレイリストをお楽しみください。
インタビュー内では、2月21日に配信開始となった『GIFT』に対する思いや、2人の出会いから音楽を始めた経緯などが語られています。また、音楽ストリーミングサービスについても触れており、サービスの拡大に伴い新進気鋭のアーティストが活躍する可能性など、音楽ストリーミングサービスを使いこなす2人ならではの思いを伺いました。
「AWA」は、2015年5月にサービスの提供を開始し、配信楽曲は約数4,300万曲、「AWA」でしか聴くことができない著名人およびユーザーのプレイリスト数は約1,000万件におよぶなど、国内最大規模の音楽ストリーミングサービスへと成長してまいりました。今後も新しい音楽との「出会い」と「再会」を快適に楽しめるようなサービスを追求し、機能や楽曲の拡充を行うとともに、日本の音楽業界全体の盛り上げを目指してまいります。
<以下インタビュー>
・2人の出会いと一緒に音楽を始めるきっかけは何だったのか。
Masato「僕とYutaくんは高校の同級生です。ふたりで音楽活動を始めたのは3年前くらいですね。当時、Yutaくんはラップとトラックメイクをやっていて。僕は、以前バンドをやっていたんですけど、しばらく音楽を離れていました。それで、Yutaくんにひさしぶりに会ったとき、なにか一緒にやろうってなったのがはじまりです。せっかくやるからには、トレンドが来てるもの、成長産業で頑張った方が良いよねってことで、ダンスミュージックをふたりで作ろうって。当時、2014年でウルトラが日本に来たタイミングでもあったので、勢いを感じられる場所でやろうとなりました。」
Yuta「日本だけじゃなく、世界に通用する音楽を作りたいって思いは共通してありました。最初は、僕が作ったトラックに合わせて、Masatoくんがギターを弾くみたいな感じだったのですが、全然かっこ良くないものに仕上がって(笑)。それから2人で世界で通用するフォーマットを考えたときに、言葉よりサウンドの位置付けが高いダンスミュージックは良いフォーマットで、自分たちでも一石投じることができるんじゃないかってなりましたね」
・ルーツは共通していますが、対照的な音楽をやっていた2人の行き着いた先がダンスミュージックだったのはなぜか。今までにリリースした作品について2人に聞いてみた。
Masato「2016年4月に1stシングル『Keep Shakin』、同年9月に1st EP『ANIMAL HACK』、2017年5月に2nd EP『Boy』、そして、2018年2月21日に3rd EP『GIFT』が出ます。1作目の『ANIMAL HACK』は、とにかく名前を覚えてもらいたいっていうのがあって、名刺的な感じでアーティスト名とタイトルを一致させました。2作目の『Boy』は1作目ではやりきれなかった、自分たちのバックグラウンドや、高校時代に過ごしてきた青春の思いみたいなのを入れて、文学性や意味を持たせた作品。今回の『GIFT』は自分たちのバックグラウンド、思い出のあるエンターテインメントコンテン
ツを全部詰め込んで作ったので、よりパーソナルで深い内容になってます。僕の場合だと、ギターロック、シューゲイザー、インディーポップとか。Yutaくんだったら、エモやオルタナティブロック、映画や文学ですね。ジャケは、自分たちの作った作品がより高いところに、より遠くの予期しない場所に飛んでいって欲しいという思いを込めて風船を空に浮かべた写真になっています。今回は、写真家の トヤマタクロウ さんに撮ってもらいました。」
Yuta「トラックは共作は行わずにそれぞれ別で作っています。その方が、ひとりひとりのエゴが貫かれて、おもしろい作品になると思っていて。今回の作品『GIFT』は、より個人の深い意思が反映されて、パーソナルな部分に進んでいっています。背景を知った上で、この曲はどっちの曲なのかなとか考えてもらえたりすると嬉しいですね。」
Masato「僕は重ためのビートのダンスミュージックなんですけど、そういうのをやる人が持ってこなそうなものを意図的に持ってくるようにしてます。色あせたザラついた質感のインディーポップの曲や、Tame Impalaみたいなバンドとか。敢えてそういうバンドからアイデアを持ってきています。」
Yuta「今回のアルバムのなかに『WIMM?』(Where is My Mind?)って曲があるんですけど、この曲はアニメの『攻殻機動隊』にインスパイアされて作った曲です。ダンスミュージックだけを参考に作っても、他の人と似たような感じで面白くないなって。ロックやエレクトロ、ヒップホップなどの音楽的な部分要素もそうなんですけど、映画や文学、アニメとか、インプットしたいろんなものを自分の音楽に取り込みたいなって思ってます。」
・彼らの音楽に共感するリスナーは日本のみならず、海外にも多い。クラブで外国人に、”最高だったよ!”と声をかけられたり、Instagramに短編動画の映像をアップした際に、フランスの人が ”その楽曲かっこいいから教えてほしい” とDMをしてきたり、海外の人が聴いてくれていることを肌で感じ嬉しいようだ。そうなったのも彼らは音楽ストリーミングサービスのおかげだと話す。そんな二人は、ストリーミングサービスに対して、どう考えているのか。
Masato「めちゃくちゃポジティブに捉えてます。ストリーミングサービスが存在する前までは資本力が大きな要素を占めるの戦いだった音楽産業が、いいものを作っていればちゃんと発見される、僕たちみたいな大きな資本を持たないインディペンデントな人たちでも戦っていける、開かれた場所になったと思います。実際に聴かれている国や地域の状況を数字で見れたりするのも良いですよね。自分自身個人的にものを買わない人で。本もKindleで読みますし、CDもここ数年でほぼ買ってない。アイデアを得るために効率的になった。信頼できるプレイリスリトを大量にストックしておいて、そこからたくさん聴くことだけで、たくさん曲のアイデアが得られる。良い時代になったなって思いました。また、あるストリーミングサービスのチャートのアルゴリズムは、新譜であればあるほど上に上がりやすかったりとか、これから出てくるアーティストには追い風になっていると思います。」
Yuta「ライフスタイルの一部ですね。昔はCDをTSUTAYAで借りたりしてたんですけど、いまはストリーミングサービスとYouTubeで曲を検索するのがメインになってる。気に入ったアーティストをすぐにお気に入りにできるところが良いですよね。友達と話して、こういうアーティストいるんですよって聞いて。そのアーティストをスマホでお気に入りして、帰りの電車で聴くことができたり。あとはプレイリストの存在が大きいと思っています。これまでは自分の好きなアーティストがどんな音楽に影響を受けてきたかを調べるときに、雑誌で知る方法しかなくて。いまはアーティストが自分のプレイリストを作ってて、こういう曲が好きっていうのを公開しているので、最短パスで調べることができる。」
Masato「たしかに。アーティストのバックグラウンドに触れることも容易な時代になった。」
Yuta「自分たちで言うと、配信だけでリリースしてる状態なんです。配信サービスがなかったら、こんな駆け出しのアーティストが世界のトップアーティストと並んで、同じプレイリストで聴かれることはないなって思います。そういう状態が作られてて、フラットになった。」
Masato「タワレコとかのお店の展開だと、単純に店の有限の面積をお金で買って商品を置いてもらうスタイルだけど、ストリーミングは無限のスペースがあるので。」
・今回、AWAではANIMAL HACKのふたりにプレイリスト「GIFT from ANIMAL HACK」を作ってもらった。このプレイリストはどのように選曲されたのか。
Masato「プレイリストは今回のアルバム『GIFT』に関わった楽曲を選びました。AWAは手触り感とか、かなり意識されたUIになっていると思います。スクロールしたあとに余韻があったり。あと、ユーザーがカジュアルなタイトルを気軽につけて、プレイリストを作るり共有するカルチャーがある。プレイリストを作って、お気に入りし合う流れができていて、他のストリーミングサービスに比べるとフレンドリーな気がします。僕たちの曲が音楽好きの人だけでなく、わりとライトユーザーな方が作ったような『アガるEDM』みたいなプレイリストに入ったりしているのも嬉しいですね。」
Yuta「音楽好きだけがわかる音楽は作ろうと思っていないので、いろんな特徴を持ってる人から聴かれているのは嬉しい。」
Masato「ANIMAL HACK は、音楽を知らない人でもいいねって聴いてくれたりするのが嬉しいです。音楽マニアの人が気付けるポイントをいろいろな曲に入れ込んでいるので、より多くの人に聴いてもらいたい。」
・最後に今後の展望について
Yuta「海外のイベントに呼ばれたいですね。」
Masato「ストリーミングサービスのおかげで聴かれる機会は増えたんですけど、どういう考えを持った、どんなアーティストなのかは十分に認識してもらってなくて。このアーティストだから聴くって状態をまだまだ作れていないので、そこはどうにかしたい。」
Yuta「プロデューサーってバンドやシンガーソングライターと違って、特定の曲は好きだけど、アーティスト自体は好きじゃないってパターンが多いと思うんですけど、僕たちに共感して、ANIMAL HACKが好きって人が増えたらいいなと思ってます。」
Masato「今後は自分たちがなにが好きとか、いろいろな手段をつかって、こういう人たちなんだよってところを押し出したい。映像・写真等のビジュアル作りから、ストーリーやPRなど、感性の合う各分野のスペシャリストを集めて、ANIMAL HACKをトータルでより高いレベルにして、自分たちはもっともっと音に専念できる状態を作りたいと考えています。」
インタビューURL: https://news.awa.fm/jpn/2018/2/21/interview-animal-hack
プレイリスト:https://mf.awa.fm/2GvfTIB
■ANIMAL HACK
東京を拠点に活動する2人組プロデューサーユニット。ダンスミュージックという文化背景の違いを軽々飛び越える強度の高いフォーマットに魅せられ、ジャンルや時代にとらわれない様々な手法を用いた作品制作を行う。2016年4月にはファーストシングル『Keep Shakin』を全世界リリース。同年9月にはEP『ANIMAL HACK』、2017年にはEP『Boy』をリリースしそれぞれiTunesダンスチャートを賑わせる。またストリーミングサービス上で国内外問わず着実にリスナーを増やし、ロックや多様なカルチャーのバックグラウンドを感じさせる楽曲がクラブシーンのみならずバンドシーンにも話題を呼んでいる。
■アプリ概要
「AWA(アワ)」は、サイバーエージェントとエイベックス・グループの共同出資によるAWA株式会社が提供する、サブスクリプション型(定額制)音楽ストリーミングサービスです。2015年5月にサービスの提供を開始し、配信楽曲数は4,300万曲、著名人およびユーザーが作成したプレイリスト数は約1,000万件におよびます。2016年11月には、「オフライン再生」を除くすべての機能が月額無料で利用できる新「Freeプラン」を発表。楽曲のショートバージョンをクロスフェードで再生できる新機能「ハイライト再生」も追加し、累計ダウンロード数は1,500万ダウンロードを突破いたしました(2018年1月10日時点)。また、2017年12月に発表された、Google Play発表「ベスト オブ 2017」日本版にて、アプリの中で頂点となる「2017年 ベストアプリ」を受賞し、名実ともに国内最大規模の音楽ストリーミングサービスへと成長しています。
名称:「AWA(アワ)」 https://awa.fm/
推奨環境:<スマートフォン版>iOS 9.0以降、Android 6.0以降
<PC版>Windows 7, 8, 8.1, 10 (32/64bit)、Mac OS X 10.9 Mavericks以上
<埋め込みプレイヤー> Google Chrome (最新版)、Microsoft Edge (最新版)、
Safari (最新版), Internet Explorer 11以降
価格:Standardプラン(月額 税込960円)/ Freeプラン(月額 無料)
提供開始:2015年5月27日
■URL
AWA:https://awa.fm/
App Store:https://itunes.apple.com/jp/app/awa-music/id980578855
Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=fm.awa.liverpool
デスクトップ版アプリ:https://awa.fm/download/
AWA最新情報:https://news.awa.fm/
AWA公式Twitter:https://twitter.com/awa_official?lang=ja
■会社概要
社名:AWA株式会社(読み:アワ)
所在地:東京都港区南青山三丁目1番30号エイベックスビル
代表者:代表取締役会長 松浦 勝人
(エイベックス株式会社 代表取締役社長CEO)
代表取締役社長 藤田 晋
(株式会社サイバーエージェント 代表取締役社長)
事業内容:音楽ストリーミングサービス 等
設立日:2014年12月1日
■お問い合わせ先
AWA広報担当press@awa.fm
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