働き方可視化サービス「wakucone」が新機能をリリース！業務の実態から課題まで一目で把握できる「課題分析レポート」が登場

～時代の変化に伴う会社のバイタルチェックでDX化をサポート～

NTTスマートコネクト株式会社

2024年4月12日 10時00分

　エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社（本社：大阪府大阪市、代表取締役：牧内貴文　以下、NTTスマートコネクト）が提供する、企業のDX推進・業務改善の取り組みを支援する働き方可視化サービス「wakucone」は新たに、企業の働き方の現状把握を行うレポーティング機能「課題分析レポート」を4月12日にリリースいたします。

１．開発の背景

　日本における労働人口の減少はより深刻になっており、企業の円滑な事業運営の継続におけるDXの推進は重要性を増していく一方、効率化への取り組みに対し以下の様なお客様の声を多く頂戴しています。

・DXを推進しているが適切な取り組みができているか把握できていない

・生産性向上のための課題把握のヒアリングに時間がかかる

　このようなお声に対し、業務遂行に欠かすことのできないPCのログデータを新たな切り口で分析することで、多岐にわたる業務のどこに課題が潜んでいるかの「着目ポイントを可視化」し、業務実態に即した改善活動を展開したいという皆さまの声に応えるべく「課題分析レポート」を開発・提供いたします。

■働き方可視化サービス「wakucone」とは

　PC作業のログデータから、NTTスマートコネクト独自のAIが分析を行い従業員様の働き方をレポーティングするサービスです。業務時間の定量的な比較や、作業内容の把握から定型業務（繰り返し作業）をAIが洗い出し、業務フロー図として提示することができるため、具体的な業務フローをイメージしながら、従業員の皆様へのヒアリングを行うことができ、効率化を検討すべき業務の選定と改善すべきポイントの洗い出しを効率的に展開することができます。

　更に今回「課題分析レポート」機能の追加により、グループ別のPC稼働状況や業務におけるシステムの稼働状況の傾向をより直感的に把握することができ、今までなかなか確認が難しかった粒度での業務実態の把握を行うことで、真の課題となっている業務に対しての的確なアプローチを実現します。

２．機能概要

（１）【他社と比較した課題の発見！】

　課題分析レポートから、社員の今月の働き方をスコアリングします。6つの指標でどこに課題が潜んでいるかを視える化することで会社全体や部署ごとの傾向を可視化できます。また、同業種との他社比較から自社の立ち位置を把握することで、自社に足りない部分はどこか、補うポイントを理解し競争力を高めていくことができます。

（２）【業務時間の比較で着目ポイントを把握！】

　生産性の向上や効率化を進めていく上では、どの部署やどの従業員へ業務が偏っているか負荷がかかっているかを把握し問題点を見つけていく必要があります。また、稼働時間と合わせて作業回数を可視化することで、効率的に業務を遂行できている従業員のやり方を展開するなどまずは実態を定量的に把握することで課題となりそうな対象を定めていきます。

■ワークバランス：PC稼働時間の長さ

■作業効率性：繰り返し作業の頻度

（３）【人とシステムの稼働を同時に比較！】

　PCの稼働時間と照らし合わせて、システムの稼働時間を俯瞰的に見ていくことでどの作業で稼働がかかっているかを把握でき、課題となる対象業務の選定に活用できます。また、システム稼働時間とあわせて、システム利用頻度のばらつきを可視化することで属人的な作業か全体的に稼働がかかった作業なのか傾向を把握することができ、個々の作業で見えづらい作業負荷を定量的に可視化できます。

■システム活用度：webシステム/SaaSの利用頻度

■業務標準化：業務システム利用時間のばらつき

（４）【従業員のエンゲージメントを可視化！】

　PC作業の可視化だけではなく、従業員ごとの業務負荷や周囲とのコミュニケーション度を総合的に見て従業員の働き方の満足度を定量的に可視化します。人的なリソースが重要視される中、プライベート時間をしっかり確保できているか、業務負荷でオーバーワークになっていないか把握することで長く働き続ける職場を実現できます。

■エンゲージメント：余暇やコミュニケーションの頻度