ムサシe-Axle搭載の2輪EVがインド・バンガロールで上市
インドのスタートアップ企業Emobi社へ供給
武蔵精密工業株式会社(本社:愛知県豊橋市、代表取締役社長:大塚浩史、以下ムサシ)が供給する2輪車用EV駆動ユニット(e-Axle)がEmobi Manufactury Private Limited(本社:インド・バンガロール、以下Emobi社)向けの2輪EVに搭載され、インド・バンガロールにて上市しましたのでお知らせいたします。

世界最大の2輪車市場であるインドでは、政府が2030年までに二輪車の80%をEV化するという目標を掲げています。これを受けて、4輪車に先行して2輪車のEV化が急速に進展しています。ムサシはインドにおけるEモビリティ事業の推進の一環として、2024年6月には現地合弁会社Musashi Delta e-Axle India Pvt. Ltd.において2輪EV向けe-Axleの量産を開始し、Emobi社をはじめとする現地EVスタートアップ企業への供給体制を整えてまいりました。
Emobi社の2輪EVは、Honda Power Pack Energy India Private Limited(以下HEID)のBaaSサービスが利用できる車両です。本格的な市場投入に先立ち、約1年半にわたる実証実験(PoC)での検証走行を実施してまいりました。特に宅配系ドライバーをはじめとするBtoB向けドライバーへのヒアリングを行った結果、ムサシのe-Axleを搭載した車両について、従来との車両との比較で以下のような評価を得ることができました。
-
走り出しのスムーズさ
-
積載時の走行性能の高さ
-
加速性能の向上
これらの評価は、ムサシが自社開発した小型・軽量・静粛性を兼ね備えた高性能なe-Axle(EV駆動ユニット)の特長が、実際の使用環境において高く評価されたことを示すものです。
ムサシはEmobi社との連携をさらに深化させ、バンガロール以外の地域への展開も積極的に推進してまいります。カーボンニュートラルに向けた戦略の強化を図るとともに、インド市場における2輪EVの本格普及とEモビリティの普及促進を通じて、人と環境が調和した豊かな地球社会の実現に貢献してまいります。
【ムサシについて】
武蔵精密工業は四輪/二輪車用向けに、デファレンシャル/トランスミッションギヤ/プラネタリィ/ボールジョイント/カムシャフト等の開発/製造/販売を行っています。コア事業における電動、自動運転といった次世代モビリティ向け商品展開を進める一方、先端AI技術開発によるインダストリー4.0の推進、カーボンニュートラルへの貢献を目指したエネルギーソリューション事業、更にSDGsの幅広い領域での達成貢献に向けたオープンイノベーション展開等、広く新事業の創出・拡大にも注力しています。
Musashi Web Site: https://www.musashi.co.jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
