【北海道の伝統文化×手作り体験】札幌市の手作り指輪専門店『工房Smith札幌』ペアリング制作コースにアイヌ紋様彫オプションを新設！北海道ならではの特別な指輪づくり体験を

アイヌ工芸家・関根真紀様監修のもと、ペアリング制作コースに「アイヌ紋様彫オプション」を新設

株式会社一宝

2025年7月23日 10時00分

株式会社一宝（所在地：北海道札幌市）が運営する工房Smith札幌は、人気の「ペアリング制作コース」において、北海道の先住民族であるアイヌの伝統的な紋様彫りを新たなオプションとして開始いたしました。

◼︎導入の背景

想いを紡ぎ、記憶を紡ぐ。

私たちは、日々そんな想いで指輪づくりに向き合っています。

このたび、先人たちが守り伝えてきたアイヌ文化への敬意を込めて、

その象徴であるアイヌ紋様を指輪のデザインに取り入れることにいたしました。

一つひとつの模様に込められた祈りや願いを、

ジュエリーという形に乗せて次の時代へと紡いでいく。

私たちがその一端を担える存在になれたら、これほど嬉しいことはありません。

日常の装いの中に、さりげなく取り入れられるデザインを心がけ、

おしゃれに楽しみながら、アイヌ文化を身近に感じていただけるよう願っています。

また、大切な文化を未来へと守り繋いでいくことも、私たちの役割だと考えています。

このような想いから、アイヌ紋様を取り入れた指輪の制作を正式に導入することとなりました。

■監修体制・文化への配慮

本オプションの導入にあたっては、アイヌ工芸家である関根真紀様に監修をお願いし、伝統紋様の意味や意匠に最大限配慮しております。関根様のご指導のもと、文化的な尊重と正しい理解を大切にしながら、安心してご利用いただけるサービスを実現いたしました。

◼︎監修・関根真紀様コメント

ご縁をいただき

大切な人を想う気持ちを形にしたい──

そんな想いから、日々の暮らしにそっと寄り添う、アイヌ紋様のジュエリーをデザインいたしました。

アイヌ紋様には、自然や祖先への敬意、家族や仲間を守る祈りが込められており、

その意味ひとつひとつには、現代を生きる私たちの心にも響く、力強さとあたたかさが息づいています。

代々受け継がれてきたこの美しい文化を、より身近に感じていただけるよう、

「やさしさ」と「強さ」の両方を大切にしながら、ジュエリーとして表現しました。

日々の装いの中に、ふとしたぬくもりと想いが宿りますように。

手に取ってくださった皆さまの暮らしに、そっと彩りを添えることができれば幸いです。

◼︎選べるアイヌ紋様彫

モシリ

アイヌ語で「大地」「島」「国土」を意味します。

「アイヌモシリ」という言葉は「アイヌ（人）」＋「モシリ（大地）」で、「アイヌの大地」「アイヌの国」を指し、北海道や樺太、千島列島などアイヌ民族が暮らしてきた土地全体を表す言葉です。

アイヌのアイデンティティや世界観の根幹をなす重要な語であり、大地や自然と共に生きるという精神性を象徴しています。

エプイ

アイヌ語で「樹々の花や実」を意味します。

具体的には、春の訪れを告げる「キタコブシ（北辛夷）」の花をイメージすることが多く、北海道では桜よりも早く咲き、豊作の象徴ともされています。

「エプイ」は、自然の恵みや季節の巡り、美しい出会い、豊かさを象徴する言葉です。

アトゥイ

アイヌ語で「海」を意味します。

「アトゥイ」は、アイヌ民族の生活や文化において重要な存在であり、海の恵みや自然の力、生命の源を象徴しています。

なお、検索結果には「アトゥイ」の直接的な説明はありませんが、一般的なアイヌ語辞典や文献でも「アトゥイ＝海」とされており、アイヌ文化における自然崇拝・共生の精神を表す言葉です。

◼︎今後の展望

今後も工房Smith札幌は、北海道の豊かな歴史や文化を大切にしながら、地域文化の発信と体験型サービスのさらなる拡充を目指してまいります。今回のアイヌ紋様彫オプションのように、北海道ならではの伝統や自然、アートをテーマにした新たな体験企画を積極的に開発し、地元の方々はもちろん、道外や海外から訪れるお客様にも、ここでしか味わえない特別な思い出を提供していきます。

工房Smith札幌は、今後もお客様一人ひとりの思い出づくりをサポートするとともに、北海道の魅力を全国・世界に発信する拠点として、挑戦を続けてまいります。