ASF株式会社との資本業務提携のお知らせ

～「Orico Sustainability Fund」を活用したＥＶファブレスメーカーとの協業～

オリコ

2022年11月8日 10時00分

株式会社オリエントコーポレーション（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：飯盛徹夫、以下：「オリコ」）は、電気自動車（以下「EV」）の企画・開発を行うスタートアップ企業のASF株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：飯塚裕恭、以下「ASF」）と、カーボンニュートラル社会の実現につながる新たなビジネス創出を目的として資本業務提携に合意し、オリコがASFの実施する第三者割当増資に係る株式引受契約を締結したことをお知らせいたします。

なお、今般の株式引受は、ESGの観点でビジネスの拡大に資するシナジーが見込める企業との協業をスムーズに行うことを目的とした「Orico Sustainability Fund」を活用した初めての案件となります。

ASFは、モビリティを中心としたEVファブレスメーカー※1として、EVの水平分業型※2の独自の製造サプライチェーンを構築し、利用者のニーズに応じたコストパフォーマンスに優れたEV をお客さまに提供しています。

オリコは、今般の資本業務提携を機に、ASFが構築するサプライチェーンにファイナンス分野のパートナー企業として協業し、オリコの加盟店ネットワークなどを通じて全国のお客さまへASFのEVを提供してまいります。
今後も、ESGの観点でサステナビリティに取り組む企業への出資等を通じて、長期目線で社会価値と企業価値の両立をめざすサステナビリティ経営と、持続可能で豊かな社会の実現をめざしてまいります。

（※1）ファブレスメーカー：自社製品製造のための自社工場を持たないメーカーのこと。
（※2）水平分業型：技術開発や原料調達、組み立て工程などを、異なる企業が得意分野を生かして協力するビジ　　　ネスモデルのこと。

ＡＳＦ株式会社　代表取締役社長飯塚裕恭のコメント

ASFは、過去2年間の開発を終え、軽貨物EV車両を、市場投入する時期を迎えました。安全性能と使い勝手、価格競争力をご評価いただき、既に、複数の顧客から強い引き合いを頂戴しております。将来的には、軽貨物に加え、軽トラックや4人乗りなどのラインアップを揃える予定です。また顧客に対し、単に車体を販売するのではなく、リース、メンテナンス、保険、運行データ、エネルギ―・ソリューションを含めた各種サービスを提供いたします。
オリエントコーポレーションとの資本業務提携の締結により、多くのユーザーにサービスを提供することができると考えております。EV車、クリーンエネルギーの普及拡大を通じ、カーボンゼロ社会の実現に貢献いたします。

株式会社オリエントコーポレーション代表取締役社長飯盛徹夫のコメント

モビリティ業界において、EVの普及による脱炭素への取組みが加速する中で、この度、お客さまのニーズに即したコストパフォーマンスの高いEVを開発するASFと資本業務提携契約を締結することができ、大変うれしく思います。
オリコは、自社のネットワークを通じて全国の事業者に同社EVの導入促進を行い、事業者の脱炭素化を支援することで、オリコが2023 年 3 月期を初年度とする 3 ヵ年の新中期経営計画にて掲げるサステナビリティ経営に資する取組みを実践してまいります。