中古PCは、実際どこに不具合が起きる?不具合対応861件を分析、最多は「バッテリー」168件

2026年1月1日から9月14日までに、不具合の確認・対応のため生産現場に送付されたリユースPC861件を分析。最多はバッテリーの168件で、上位4部位が不具合の記録の52.0%を占めました。

リングロー株式会社

リングロー株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役:碇 敏之)は、2026年1月1日から9月14日までに、不具合の確認・対応のため生産現場に送付されたリユースPC861件の記録を分析しました。

不具合部位として最も多く記録されたのはバッテリーの168件でした。また、バッテリー168件、マザーボード102件、液晶86件、キーボード79件の上位4部位を合わせると435件となり、不具合の記録837件の52.0%を占めました。

現在、中古PCについて「実際にどの部位に不具合が起きているのか」を知るための公開情報は限られています。リユースPCを検討する際に、起こり得る不具合を知ったうえで選べるよう、不具合部位の内訳を公開します。

 


不具合対応861件、最多は「バッテリー」168件

2026年1月1日から9月14日までに、不具合の確認・対応のためリングローの生産現場に送付された861件について、不具合部位を集計しました。

1位 バッテリー 168件
2位 マザーボード 102件
3位 液晶 86件

4位 キーボード 79件
5位 ストレージ 45件
5位 OS 45件
7位 本体の破損 43件
8位 ACアダプター 40件

このほか、部位を特定しない「その他」が75件、検証時に症状を再現できなかったものが57件、9位以下の部位が合計97件ありました。

受付861件に対し、不具合の記録は延べ837件です。

1件の受付に複数の不具合が記録される場合がある一方、検証時に症状を再現できなかったものなど、不具合部位が記録されない受付もあるためです。
861件を分母とすると、バッテリーの不具合が記録されたものは168件・19.5%、マザーボードは102件・11.8%、液晶は86件・10.0%、キーボードは79件・9.2%でした。

不具合記録の52.0%が、上位4部位に集中

バッテリー168件、マザーボード102件、液晶86件、キーボード79件を合わせると435件となり、不具合の記録837件の52.0%を占めました。
今回の集計で最も多く不具合部位として記録されたバッテリーは、使用に伴って劣化する消耗部品です。マザーボードなど本体内部の主要部品とは性質が異なり、状態によっては部品交換によって本体を継続して使用できる場合があります。

リングローでは、不具合が起きたことだけを見るのではなく、「どの部位に問題が起きたのか」「交換や修理によって使い続けられるのか」まで確認することが、PCを長く使ううえで重要だと考えています。

※今回の集計は、「中古PCだから壊れやすい/壊れにくい」と評価するものではありません。実際に不具合が発生した際、どの部位に問題が記録されているのかを可視化したものです。

なぜ、不具合の実態を公開するのか

当社が運営するパソコンの困りごと解決情報サイト「@ringlog(リングログ)」では、約11年間で最も読まれた記事の上位10件が、いずれも設定・操作・使い方に関するものでした。日常の困りごとの多くは設定の確認で解決できる一方、実際に不具合が起きたときに、どの部位に問題が生じているのかを知る手がかりは限られています。

関連リリース:「11年・延べ82万回読まれた『パソコンの困りごと』──上位10記事に、故障を扱う記事は1つもなかった」

リングローが2026年7月に実施した「法人PC調達実態調査」では、現在リユースPCを利用していない、または導入に不安を感じる回答者113名のうち、45.1%が「故障しやすさや保証条件に不安がある」と回答し、導入をためらう理由として最も多い結果となりました。

一方、当社が公開情報を確認した範囲では、新品PCと中古PCについて、同じ条件で故障率や不具合部位を比較できる国内の近年の実測データは確認できませんでした。

また、同調査では77.7%がPC価格の上昇を実感していると回答しています。

リユースPCも選択肢として検討されるなか、大切なのは、どのような問題が起こる可能性があり、その際にどのような対応ができるのかを知ったうえで判断することだとリングローは考えています。
今回の公開が、リユースPCを検討する際の判断材料の一つになればと考えています。

 「壊れるか」だけでなく、「起きたときにどう対応できるか」

リングローでは、販売前に個体ごとの検査を行い、再整備したリユースPCを販売しています。また、無期限の本体保証付きリユースPC「R∞PC(アールピーシー)」を展開し、購入後の不具合や困りごとにも対応しています。
今後は今回の部位別データに加え、「それぞれの不具合に対して実際にどのような対応を行ったのか」「時期によって不具合の傾向に違いがあるのか」についても分析し、リユースPCを検討する際の判断材料として整理していきます。


【不具合データ 集計概要】

集計期間:2026年1月1日~9月14日
対象:不具合確認・対応のためリングローの生産現場に送付されたリユースPC861件
集計方法:社内記録を集計
対象件数:861件
不具合の記録:延べ837件
集計主体:リングロー株式会社

※本集計は「修理を実施した件数」や「問い合わせ総数」ではありません。何らかの不具合があり、生産現場で確認・対応するために送付されたものを対象としています。
※1件の受付に複数の不具合が記録される場合があります。
※861件を分母とした割合は、その部位の不具合が記録された受付の割合です。複数の不具合が記録される場合があるため、各割合の合計は100%になりません。
※不具合の構成を見る場合は、延べ837件を分母としています。

【法人PC調達実態調査 概要】

調査名:法人PC調達実態調査
調査対象:勤務先の業務用PCの購入・調達に関与する25~65歳の正社員、経営者、役員
有効回答数:300名
調査方法:インターネット調査(Freeasy)
調査時期:2026年7月
調査主体:リングロー株式会社

※「リユースPCの導入をためらう理由」は、現在リユースPCを利用していない、または導入に不安を感じる回答者113名を対象とした複数回答の設問です。

リングロー株式会社

リングロー株式会社

2001年に有限会社リペアシステムサービスとして設立し、2026年7月をもって創立25周年を迎えた。創業以来、法人向けの卸販売を中心に事業を展開し、リユースPCの流通と品質管理の基盤を構築。
2018年に販売を開始した無期限保証付きリユースPC「R∞PC(アールピーシー)」は、2026年4月に8周年を迎えた。近年では、公式通販サイト「R∞PCダイレクト」を通じて個人向け販売を強化するとともに、大学の新入生向けパソコンとして教育機関での導入実績を有するなど、利用シーンの拡大が進んでいる。

【会社概要】
・名称   :リングロー株式会社
・代表取締役:碇敏之
・本社所在地:〒171-0022 東京都豊島区南池袋3-8-8 THE CORNER池袋4階
・事業内容 :リユースPCの販売・修理・買取
・URL   :https://www.ringrow.co.jp/(リングロー公式HP)

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会社概要

リングロー株式会社

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URL
https://www.ringrow.co.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都豊島区南池袋 THE CORNER池袋4階
電話番号
-
代表者名
碇敏之
上場
未上場
資本金
-
設立
2001年07月