汎用可視化ソフトウェア「AVS/Express」の新バージョンVer.8.2 販売開始のお知らせ
気象・土木分野、分子・材料分野や情報の可視化など、対応データの拡張、可視化機能の強化により、適用領域がさらに拡大
サイバネットシステム株式会社(本社:東京都、代表取締役:田中 邦明、以下「サイバネット」)は、当社が開発・販売・サポートする汎用可視化ソフトウェア「AVS/Express(エーブイエス・エクスプレス)」の新バージョンVer.8.2 の販売を開始することをお知らせいたします。なお、出荷開始は7 月25 日の予定です。
AVS/Express は、数値シミュレーションの結果や実験計測のデータを3 次元で可視化表示するソフトウェアです。
その最大の特長は様々な可視化ニーズに対応できる汎用性の高さと柔軟性であり、それを可能にしているのがモジュールプログラミングです。AVS/Express は、数百個のモジュール(ひとまとまりの機能をもった構成要素)を予め搭載しており、これらのモジュールを画面上でつなぎ合わせてデータの流れを設定することで、簡単に可視化を
行うことができます。
この汎用性の高さと柔軟性により、流体解析や構造解析をはじめとして、気象、土木、環境、建築、天文、宇宙、分子、材料、医療などの幅広い研究分野で活用されております。
近年、計算機環境や実験・観測環境の向上により、様々な分野で大量のデータが計算機上にアーカイブされ、その一部はオープンデータとして公開されています。これら大量のデータの分析に可視化は欠かせない技術となっており、3 次元可視化のニーズは拡大しています。
今回のバージョンアップでは、これまで行ってきたデータ読み込み機能の拡張・強化をさらに進めるとともに、可視化のバリエーションを広げることでプレゼンテーション効果を高める可視化機能強化を行いました。これらの機能強化により、さらに多くの研究分野での3 次元可視化ニーズに対応できるようになりました。
また、PC クラスタ・マルチコア環境での並列可視化対応版であるAVS/Express PCE も、同時に新バージョンをリリースいたします。AVS/Express の新機能に加え、これまで領域分割データを主な対象としていた並列可視化機能を強化し、時系列大量データの時系列方向の並列可視化、複数の可視化パラメータによる並列可視化処理が可能となりました。
AVS/Express(Dev 版)で作成したV ファイルをそのままAVS/Express PCE 上で利用してこれらの並列可視化処理を実行することができます。
AVS/Express の詳細については、下記Web サイトをご覧ください。
http://www.cybernet.co.jp/avs/
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Ver.8.2 の主な機能強化
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(1)データ読み込み機能の拡張・強化
GrADS データ読み込み機能の追加
今回のバージョンは、気象分野で利用されているグリッド分析・表示システム GrADS データの読み込み機能を新たに追加しました。これまで機能強化を行ってまいりましたVis5d データ、WRF データなどに加えGrADS で気象データの表示を行っているユーザにも3 次元可視化環境を提供いたします(図1)。
(2)可視化機能の強化
MD2 ファイルの読み込みとグリフ表示
マルチビュー・モジュール(MultiViewer3D)の改良
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標準価格(税別)
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• AVS/Express Viz (PC 版、ロックライセンス) 458,000 円
• AVS/Express Viz (PC 版、フローティングライセンス) 572,000 円
• AVS/Express Dev (PC 版、ロックライセンス) 550,000 円
• AVS/Express Dev (PC 版、フローティングライセンス) 686,000 円
※上記価格には保守費用は含まれておりません。
• AVS/Express PCE (32 並列版、フローティングライセンス) 1,800,000 円
• AVS/Express PCE (無制限版、フローティングライセンス) 3,000,000 円
※上記価格には初年度保守費用が含まれています。
※記載されている会社名および製品名は、各社の商標および登録商標です。
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サイバネットについて
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サイバネットシステム株式会社は、科学技術計算分野、特にCAE(※)関連の多岐にわたる先端的なソフトウェアソリューションサービスを展開しており、電気機器、輸送用機器、機械、精密機器、医療、教育・研究機関など様々な業種及び適用分野におけるソフトウェア、教育サービス、技術サポート、コンサルティング等を提供しております。具体的には、構造解析、射出成形解析、音響解析、機構解析、制御系解析、通信システム解析、信号処理、光学設計、照明解析、電子回路設計、汎用可視化処理、医用画像処理など多様かつ世界的レベルのソフトウェアを取扱い、様々な顧客ニーズに対応しております。
また、企業が所有するPC/スマートデバイス管理の効率化を実現するIT 資産管理ツールをはじめ、個人情報や機密情報などの漏洩・不正アクセスを防止し、企業のセキュリティレベルを向上させるIT ソリューションをパッケージやサイバネットクラウドで提供しております。
サイバネットシステム株式会社に関する詳しい情報については、下記Web サイトをご覧ください。
http://www.cybernet.co.jp/
※CAE(Computer Aided Engineering)とは、「ものづくり」における研究・開発時に、従来行われていた試作品によるテストや実験をコンピュータ上の試作品でシミュレーションし分析する技術です。試作や実験の回数を劇的に減らすと共に、様々な問題をもれなく多方面に亘って予想・解決し、試作実験による廃材を激減させる環境に配慮した「ものづくり」の実現に貢献しております。
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本件に関するお問い合わせ サイバネットシステム株式会社
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●内容について
ADS 第2 事業部 ビジュアリゼーション第1部/吉村
TEL:03-5297-3799 E-MAIL: avs-info@cybernet.co.jp
●報道の方は
広報室/関口
TEL:03-5297-3066 E-MAIL: irquery@cybernet.co.jp
AVS/Express は、数値シミュレーションの結果や実験計測のデータを3 次元で可視化表示するソフトウェアです。
その最大の特長は様々な可視化ニーズに対応できる汎用性の高さと柔軟性であり、それを可能にしているのがモジュールプログラミングです。AVS/Express は、数百個のモジュール(ひとまとまりの機能をもった構成要素)を予め搭載しており、これらのモジュールを画面上でつなぎ合わせてデータの流れを設定することで、簡単に可視化を
行うことができます。
この汎用性の高さと柔軟性により、流体解析や構造解析をはじめとして、気象、土木、環境、建築、天文、宇宙、分子、材料、医療などの幅広い研究分野で活用されております。
近年、計算機環境や実験・観測環境の向上により、様々な分野で大量のデータが計算機上にアーカイブされ、その一部はオープンデータとして公開されています。これら大量のデータの分析に可視化は欠かせない技術となっており、3 次元可視化のニーズは拡大しています。
今回のバージョンアップでは、これまで行ってきたデータ読み込み機能の拡張・強化をさらに進めるとともに、可視化のバリエーションを広げることでプレゼンテーション効果を高める可視化機能強化を行いました。これらの機能強化により、さらに多くの研究分野での3 次元可視化ニーズに対応できるようになりました。
また、PC クラスタ・マルチコア環境での並列可視化対応版であるAVS/Express PCE も、同時に新バージョンをリリースいたします。AVS/Express の新機能に加え、これまで領域分割データを主な対象としていた並列可視化機能を強化し、時系列大量データの時系列方向の並列可視化、複数の可視化パラメータによる並列可視化処理が可能となりました。
AVS/Express(Dev 版)で作成したV ファイルをそのままAVS/Express PCE 上で利用してこれらの並列可視化処理を実行することができます。
AVS/Express の詳細については、下記Web サイトをご覧ください。
http://www.cybernet.co.jp/avs/
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Ver.8.2 の主な機能強化
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(1)データ読み込み機能の拡張・強化
GrADS データ読み込み機能の追加
今回のバージョンは、気象分野で利用されているグリッド分析・表示システム GrADS データの読み込み機能を新たに追加しました。これまで機能強化を行ってまいりましたVis5d データ、WRF データなどに加えGrADS で気象データの表示を行っているユーザにも3 次元可視化環境を提供いたします(図1)。
LAMMPS データ読み込み機能の追加
分子・材料分野で使われる、分子動力学解析ソフトウェアLAMMPS のデータ読み込み機能を新たに追加しました(図2)。また、分子・材料分野向けの機能強化として、Gaussian データ読み込み機能の改良も行いました。
(2)可視化機能の強化
MD2 ファイルの読み込みとグリフ表示
3D 形状ファイルであるMD2 形式を読み込み、グリフ表示に利用することができるようになりました(図3)。MD2 ファイルは、3D形状にテクスチャーを貼ったり、アニメーション情報を付加することができるので、観測データ・計測データの可視化や情報の可視化の表現にバリエーションが増え、プレゼンテーション効果を高めることが期待できます。
マルチビュー・モジュール(MultiViewer3D)の改良
これまで横2 画面、固定分割の表示しかできなかったマルチビューモジュールを改良し、縦分割および3 画面表示に切り替えることができるようになりました。さらに画面分割の割合の変更もできますので、異なるデータの同期表示や、同じデータの異なる可視化手法による同期表示をする場合の自由度が広がります(図4)。
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標準価格(税別)
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• AVS/Express Viz (PC 版、ロックライセンス) 458,000 円
• AVS/Express Viz (PC 版、フローティングライセンス) 572,000 円
• AVS/Express Dev (PC 版、ロックライセンス) 550,000 円
• AVS/Express Dev (PC 版、フローティングライセンス) 686,000 円
※上記価格には保守費用は含まれておりません。
• AVS/Express PCE (32 並列版、フローティングライセンス) 1,800,000 円
• AVS/Express PCE (無制限版、フローティングライセンス) 3,000,000 円
※上記価格には初年度保守費用が含まれています。
※記載されている会社名および製品名は、各社の商標および登録商標です。
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サイバネットについて
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サイバネットシステム株式会社は、科学技術計算分野、特にCAE(※)関連の多岐にわたる先端的なソフトウェアソリューションサービスを展開しており、電気機器、輸送用機器、機械、精密機器、医療、教育・研究機関など様々な業種及び適用分野におけるソフトウェア、教育サービス、技術サポート、コンサルティング等を提供しております。具体的には、構造解析、射出成形解析、音響解析、機構解析、制御系解析、通信システム解析、信号処理、光学設計、照明解析、電子回路設計、汎用可視化処理、医用画像処理など多様かつ世界的レベルのソフトウェアを取扱い、様々な顧客ニーズに対応しております。
また、企業が所有するPC/スマートデバイス管理の効率化を実現するIT 資産管理ツールをはじめ、個人情報や機密情報などの漏洩・不正アクセスを防止し、企業のセキュリティレベルを向上させるIT ソリューションをパッケージやサイバネットクラウドで提供しております。
サイバネットシステム株式会社に関する詳しい情報については、下記Web サイトをご覧ください。
http://www.cybernet.co.jp/
※CAE(Computer Aided Engineering)とは、「ものづくり」における研究・開発時に、従来行われていた試作品によるテストや実験をコンピュータ上の試作品でシミュレーションし分析する技術です。試作や実験の回数を劇的に減らすと共に、様々な問題をもれなく多方面に亘って予想・解決し、試作実験による廃材を激減させる環境に配慮した「ものづくり」の実現に貢献しております。
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本件に関するお問い合わせ サイバネットシステム株式会社
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●内容について
ADS 第2 事業部 ビジュアリゼーション第1部/吉村
TEL:03-5297-3799 E-MAIL: avs-info@cybernet.co.jp
●報道の方は
広報室/関口
TEL:03-5297-3066 E-MAIL: irquery@cybernet.co.jp
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